第24話 京都観光と忍び寄る影『中』
新作「俺が電車事故から命をかけて守った女子高生と結婚して幸せになるまでの話」
の方もよろしくお願いします!!
さて、今回からやっと課外活動が始まります!
今日の話は序章的な感じでお送りします。
では本編をどうぞ!!
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遂に課外活動当日を迎えた。
俺たちは学校からバスに乗り、京都駅へと向かう。
そこから班活動開始という流れだ。
ーーー京都に着いて、俺たちはまず空腹を満たすことに、、、
京都は和菓子や抹茶が有名らしく、食べ歩きをしながら存分に楽しんだ。
目的地の清水寺に向かう最中、いろんな観光スポットをまわることにした俺たちは、
京都国立博物館に来ていた。
着くと、隣で歩いていた碧が
「おぉー、やっぱり雰囲気があるねー。」
と、まるで評論家のような口ぶりで言う
すると碧の隣でいた七瀬がなぜか俺の方に先程から視線を送ってくる。
何しているのかと思い、
「どうかしたのか、七瀬。」
すると不服そうに七瀬が、
「、、、、別に。」
そう言うと、何故か碧が俺に向かって、
「あー、悟くんやっちゃったね、、、、。」
と哀れみの視線と共にそう言う。
そうしていると、上村と話していた高村がこちらに向かってきて、俺の耳元で、
「環奈、今日三神くんに褒めてもらうために気合い入れて洋服選んできたの。そこんとこよろしくね。」
そう言われて、俺はやっと先程からの七瀬の視線に納得して、
「七瀬、今日の服とても似合ってると思うぞ。その、なんだ可愛いと思う。」
少し照れながら言うと、
七瀬は頬を赤く染めて、「言うのが遅いよ、バカ。」と言い、
それを聞いた碧は、茶化すように、
「へぇーー、悟くん、彼女の前で別の女の子を褒めるんだぁ〜。」
と言ってくる始末だ。
どうにか、俺は碧の機嫌を取りつつ博物館を楽しんだ。
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適当に見回った後、これまであまり話していなかった佐藤が
「そろそろ、清水寺に行かない?」
と遠慮がちに提案してくる。
その提案に俺たちは乗って再び、清水寺に向かうことにした。
ーーー今のところ、周りに異常はありません。やはり、相手の本命は清水寺かと。ー
護衛に付いているタスクフォースの隊員からメッセージが俺の携帯へと送られてきた。
それを見て、素早く返信する。
ーーーわかった。周囲の警戒をしつつ、清水寺に向かう。そちらもそのつもりで。
最悪の場合、碧の身の安全を取れるようにしておけーーーーー
ーーー了解。ーーー
と短いやり取りをした。
そして、清水寺に到着すると、
俺は違和感に気づいた。
予想通りと言うべきか、複数人の殺気がこちらに向けられている。
しかし、人が多すぎて、何人いるのかは俺でもわからない状態だった。
すると、上村と佐藤が
「清水の舞台行けそうだぞ!
行ってみようぜ!」
と言って、俺たちは絶好の展望ができる清水の舞台へと向かった。
まるで、そこだけ意図的に空けられているスペースに誘導されるかのように、、、、、。
清水の舞台に着き、
女子3人が「「「すごーい眺め!」」」
と喜んでいると、、、、
突如、清水の舞台を支える柱が爆発した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしたか?
なお、これは全て、作者のつくったフィクションですので、作品にでてきた場所をどうこうする意図は一切ありません。
さて、悟たちはどうなってしまうのか!?
そういうところも楽しんでくれると嬉しいです。
続きが気になる!面白い!と思われた方は☆☆☆をつけてくださると嬉しいです!
では次回、『勃発(1)』です。
お楽しみにしてください!
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