第10話友達ができた?
新作「俺が電車事故から命をかけて守った女子高生と結婚して幸せになるまでの話」
の方もよろしくお願いします!
いつの間にか、1000PV達成していました…
いつも、この物語を読んでくださる方に本当に感謝です!
これからも自分のペースで頑張るので応援のほどよろしくお願いします!
感謝はこれくらいにして
では本編をどうぞご覧下さい!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝、ベッドの上でふと腕を横に広げると、柔らかい感触が手を包んだ。
なんだろうと思い、目を開け横を向くと……
そこには、下着姿で寝る愛しい彼女こと花澤碧が気持ちよく寝息をたてて寝ていた。
俺は夢を見ているに違いない。
そう考えて、二度寝をしようとしていると…
「起きたの、、、?さとるくん、、、
おはよぉ、、、。」
先程まで寝ていた彼女が起きて、俺にそう言った。
あ、現実なのね。
これが、紛れもなく、最初に思った感想である。
俺たちは付き合って、早4年になる。
俺たちは、カップルとしてそれなりに進んでいる。
だからといって、下着姿の彼女に慣れているわけではない。
ただ平然を装うことは造作もないのだ。
「おはよう、、、という前に碧はなんで俺のベッドにいるの?てかなんで下着姿?」
「えへへっ 、それはねー私が珍しく早起きしたから、悟くんを起こそうと思い、ベッドに忍び込んだらいつの間にか私も寝ていたのです。服はね、寝る時は着ない主義なのです!」
そう言うと、彼女はベッドの上でこれでもかと言うほどドヤ顔であった。
どうしたものかと思っていると、部屋のドアが開き、エプロン姿の雪希奈が入ってきた。
「碧さん、悟さんを起こしに行ってくると言って全然戻らないじゃないですか。もう朝ごはんの準備ができていますので、早くリビングに来てくださいね。それと、碧さん、服は来てください。たとえカップルだとしても、節度というものがあります!」
「「わかりました…」」
まるで、母が子に言うかのごとく、俺たち2人は雪希奈に頭が上がらないことを悟ったのである。
着替えて、リビングに行くとそこには朝ごはんとは思えない程の料理が並べられていた。
「「 いただきます! 」」
碧の料理は高級料理店のように美味しいが、雪希奈の料理は家庭の味のようで、これもまた絶品だった。
「「 おいしい! 」」
「そう言って頂けると、私も嬉しいです。」
碧はどこか、負けたかのような顔をして、
「雪希奈ちゃん!私に家庭の味を教えてください!」
「えーと、、、碧さんの料理も大変おいしいと思うのですが、、、、」
「確かに、美味しく作れるけど、私のはお店のような味にはなっても悟くんの好きな家庭の味じゃないの!」
「そこまで、悟さんのことを、、、、
わかりました!この雪希奈、精一杯家庭の味というものを碧さんに教えさせていただきます!」
こうして、2人の料理練習が幕を開けるのであった……
そこまで俺は、こえた舌を持っていないんだけどね、、、、と思ったのは内緒である。
そういうことがあり、、、、、
現在、俺たち3人はというと、、、、、
全力で走っている!!
昨日と同じ?と言うやつがいるかもしれないが、ひとつ言わせてくれ!
俺は出ようとしていた。
彼女ら2人による度重なる質問攻め、もう少し待ってくれというお願いを聞いていたら、気づけば、時刻8:15だったのだ。
昨日を軽く超える程の大遅刻である。
幸い、俺たち3人は常人を遥かに上回る身体能力を使い、これでもかと言うほどのスピードで学校に向かっている。
そうして、、、
予鈴5分前に学校に着いた俺たちが最初に思ったのは、
「「「間に合ったーー!」」」
という心の底からの言葉であった。
俺と碧は教室へ、雪希奈は一応転校扱いになるそうで、一旦職員室に向かった。
教室に着いた俺は、自分の席に着こうと思っていると、誰かが俺の席にすわっていた。
「よっ!遅かったなー!オレ、お前と話してみたかったんだよー!よろしくな、友よ!」
荒川遼が高らかに笑いながら俺に挨拶してきた。
これが、後に俺、三神悟の右腕として世界中で名を馳せる荒川遼との出会いであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いかがでしたか?
今回は荒川遼が登場!
これからの展開に関わる所要人物です!
荒川遼は、友達思いで、運動神経抜群!
スポーツ系イケメンであり、悟に興味深々みたいな感じの人物です!
設定裏話ですが、、、
最初、この荒川遼くんを主人公として使おうとして、色々悩んだ結果、サブポジションとして起用することにしたのはここだけのお話です笑
続きが気になる!面白い!と思っていただけたら、応援、星をつけてくださると嬉しいです!
これからもどうぞよろしくお願いします!
さて、次回は少し前の伏線を回収していこうかなって思ってます。
どうぞ、お楽しみに!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます