第8話新生活スタート?

新作「電車事故から命をかけて守った女子高生が俺と結婚して幸せになるまでの話」

の方もよろしくお願いします!


では本編をどうぞ!

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まあ、そういう訳で俺たちの同棲が始まったのである。


先に言っておくが、俺は碧の母である凛花さんに電話で、碧を説得してもらおうとしたのだが、、、、、



「あおちゃんを説得?そんなことするわけないじゃない。だって、あの子は小学生の頃から悟くんと一緒に生活したいって言っていたんですもの。そういう訳で、悟くん、あおちゃんをよろしくねー。あ、それと孫が出来たら教えてねー。私たちは大歓迎よ。」


と、からかわれてしまう始末に、、、


ーーーーーーーーーー

そして、碧を説得することを諦めた俺は


「碧、生活する上でいくつかルールと役割を決めていこう」



「ルール?じゃあ、私が料理担当ね!それで悟くんはご飯を食べて感想を言う係ね!それと、私を甘やかす担当!ルールはね、毎日一緒に寝て、一緒にお風呂ってどうかな?」


「いやいや、ダメだろ。その場合俺はただのナマケモノ野郎になっちまうよ。俺は楽がしたいが、彼女に押し付けるクソ野郎にはなりたくない!それと、お風呂と寝ることだけど断固として別々でいくからな。」




「えー、それはひどいよー。私からそれを奪うってことは日々の楽しみを奪うことに等しいんだよ?」




「わかった。ならその代わり家でのおれとの会話はなしでいくからな。」



「やっぱり、お風呂と寝る時は別々でいこうか。うん、それがいいよ。だから、悟くん、私とおしゃべりなしはやめてーー」


ちょろい、、、

長年の付き合いであるうちの彼女の扱いは心得ているのだ!


「じゃあ、お風呂とかは別々で。ほかは曜日ごととかで交代でしようか。」



「わかったよ。あ、でもお料理は私に作らせて!悟くんの料理はなんて言うか美味しさを度外視にしたものだから、、、」



「そんなに俺の料理まずいの!?そこまで言うなら、お言葉に甘えて、料理は碧に任すよ。」




「じゃあ、さっそくちょっと遅めのお昼ご飯にしよっか。準備は終わってるからテーブルに並べていくね。」



そういうと、次から次へと料理が並べられていく……


主食である、白米にジューシーな鶏肉のソテー、出汁のいい香り漂うお味噌汁、おそらく碧特別製のドレッシングを使ったサラダ。



ちょっと待て。


俺はニワトリ野郎に絡まれたとはいえ、学校を出て家に帰るまで1時間も経っていない。

なのに、これほどの手間をかけて料理を作っているとは、、、、、



俺は改めて、碧の凄さを実感していた。




もちろん、全ての料理はとても美味しくて、贔屓目抜きでも一流料理店並のレベルだった




ーーーーーーーーーーー

食後、2人で、コーヒーを飲んでいると、、



「そういえば、悟くんに言い忘れてた。」


「なにか、まだあったのか?」



「うん、千和さんが近いうちに、雪希奈ちゃんがこっちに来るってのを伝えてって言ってたよ。」


「雪希奈だって!?あいつも来るのか?」



雪希奈こと、駒井雪希奈。

彼女は、元々三神家の分家である駒井家の長女で、資金繰りで苦労していたため、俺が中学の間、側仕え兼護衛として共に育ったのだ。黒髪が腰まで伸び、まさに日本人形を思わせる顔立ちだが、、、彼女は凄腕である。

格闘技術において、俺は世界の特殊部隊すら相手にならないほど強い。そんな俺と唯一と言っていいほど、互角程度には戦える女、それが駒井雪希奈である。



また、面倒なことが起こるのか、、、、と考えていると、、



マンションのインターホンが鳴り、、

出てみると、、、、



「お久しぶりです、悟様。駒井雪希奈ただいま到着しました。」



渦中の人物が登場したのである。



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今回は新たな駒井雪希奈が登場!

ようやく、名家っぽいことを出すことが出来ました笑。

今後、雪希奈がどうストーリーに関わってくるのか、お楽しみに!!!!!



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