第6話俺の能力の一端
新作「俺が電車事故から命をかけて守った女子高生と結婚して幸せになるまでの話」
の方もよろしくお願いします!!
今回の話で、悟の力がちょっとだけ分かります。
では本編をどうぞ!!
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なんちゃって陽キャの3人に連れられ、人通りの少ない場所に来た。
名前も知らないので、リーダーっぽいやつをニワトリ野郎と呼ぶことにする。
なぜなら、髪型がまさにニワトリだからだ。
ニワトリ野郎が俺に向かって、
「てめぇ、花澤碧と付き合ってるってまじなのか?まあ、てめぇみたいな陰キャゴミ野郎が付き合えるわけねぇか」
とそれはそれはたいそうバカにしている。
普通なら怒ったり、イラッとする場面だろう
だが、この時の俺は心の底からほっとした。
だって、碧の発言で俺の陰キャ生活の希望は木っ端微塵になっていると思っていたからだ。
こいつらの話を聞いていて、まだ希望があると思ったんだよね。
だが、そんな楽観はすぐに消え去った。
取り巻きの1人が、
「まあ、万が一その話が本当なら花澤碧はゴミみてえなレベルで男を見る目ねえよな」
と高らかに言うとほかの2人と一緒に笑っている。
ここで1つ説明しておくことがある。
俺は、ほかの何者にも譲れないものがある。
それは、、、、
彼女の碧だ。
彼女に対するあらゆる全ての悪意を俺は許さない。たとえ、悪口であろうとも。
彼女を明確に貶す者は何人たりとも許さないと決めている。
なぜなら、、、、、
彼女は、『俺の心臓』だから。
だからこそ俺がブチギレるには十分だった。
笑っている3人から、俺は気配を消し、
さっき碧のことをバカにした取り巻きに素早く近づいて、手刀をやつの首に正確に振り下ろして、確実に意識を刈りとる。
いきなり倒れたのを見て、
ニワトリ野郎達は呆然としていた。
正直、ここで全員ぶち殺してもいいのだが、
俺は優しいから、最後の慈悲として、
「忠告だ。俺の大事なもんを悪く言うなら命をかけてから言えよ。
今回は大目に見てやる。
次はお前たちの存在をこの世から消すぞ」
と、ニワトリ野郎に向かい殺気をとばしながら言い放つ。
2人は怯えながら気絶した取り巻きを抱え必死に逃げて行った。
これでようやく家に帰ることができた。
だがこの時、俺は油断していたのだ。
いつもなら周囲の警戒を完璧にしていた。
しかし、ブチギレていた俺はそれを怠っていたのだ…
一部始終を見ていた女子高生、七瀬環奈のことを、、、、、、
そして、ようやくマンションに着き、鍵を開けようとして気づいた。
鍵があいていることに…
朝は急いでいたが絶対にかけていったのだ。
恐る恐るドアを開けようとすると、急にドアが開いて、
「やっと帰ってきたー、おかえりー!」
とエプロン姿の碧が出迎えてくれた。
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主人公 悟は彼女のことは面倒くさいと言い
ながら全てのことより優先して考えるような感じです!
悟の本気はどれほどつよいのか、、、。
そういうところも想像しながら読んでみてくださいね。
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さて、次回は悟と碧のお部屋内でのお話です。
お楽しみにしてくださいね!
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