第5話自己紹介2

新作「俺が電車事故から命をかけて守った女子高生と結婚して幸せになるまでの話」

の方もよろしくお願いします!!


さて、今回でようやくヒロインが本格的に参戦します!


いきなり修羅場が、、、、


では本編をどうぞ!


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誰もが見惚れるような笑顔で立つ美少女で、今日本で超人気の女優の花澤碧は自分の席を立ち、


「皆さん、私は花澤碧と申します。

ありがたいことに女優をさせていただいています。ですが高校の間は仕事をするつもりはないので、できれば1人の高校生として、接してくださるとありがたいです!

それとこれが一番重要なことです。

私は後ろの席の三神悟くんとお付き合いしています。なので私と彼に対しての告白等は控えていただけるとありがたいです。これから、よろしくお願いしますね」


と言い終わると、やってやったりという顔で俺の顔を見る彼女。



俺を含めこの教室にいる全員が彼女が言ったことを理解するのに少し時間を有した。



数秒後、静まり返った教室が動物園かと思えるほどに騒音に見舞われた。


男子生徒は殺意の籠った視線と驚きの声を上げ、女子生徒は面白いものを見る視線と歓喜の声を上げる。



そんな状態で俺の自己紹介の番が来た。

今まで何度も困難を超えてきた。

ある時はヤクザに囲まれ、1人で制圧したこともある。ある時は轢かれかけていたおばあさんを間一髪のとこで助けたこともある。


そんな俺だが、今だけはここからすぐに去りたいと人生で初めて本気で逃げたいと考えている。

しがない陰キャみたいな奴があろうことか人気トップの女優と付き合ってると言われているのだ。まあそうなるよなって感じ。



前で笑いをこらえている彼女に心の中でやじりつつ席を立つ


「えーと、三神悟です。よろしくお願いします。」


これでもかと言う程短く簡潔に言う


だってそうだろ?

この状況で何を言っても逆効果でしかない。


まあ、今でも男子生徒のほとんどが親の仇を見るような目でこっちを睨んでいるんだが、



それ以降は特に問題もなく自己紹介が終わり、必要書類を配られて、解散となった。


そして、俺はいち早く帰ろうと教室を出ようとしたら、前に座る彼女、花澤碧に小声で

「また、あとでねー」と言われ、

疑問を持ちつつ教室を出て外へと向かう。



そのまま校門を出ようと急いでいると、、、



「おい、待てよ!そこの陰キャ!」


すごい剣幕でこちらに向かって、3人の学生が走ってくる。


確か、同じクラスで荒川とはタイプが全く違


う、なんちゃって陽キャ3人が怒号を飛ばし、


俺の肩を無理やり掴んできた、、、、、、



俺はため息を隠すことが出来ず、心の中でこう叫んだ。



どうしてこうなるんだよ!

俺はただ平穏な毎日を送りたいだけなのに!





と、ここにはいない元凶の彼女のことを考えながら、、、、、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

稚拙な文に付き合って頂き感謝です


ヒロインの花澤碧は少し抜けている天然系です。

両方ともちゃんと好き同士なのでご心配なく!

気持ち的には熟年夫婦レベルかな笑




面白い!続きが気になる!って方は評価してくださると嬉しいです!




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