変わった僕のルーティン

 葬儀から帰った僕が家に着いて、初めにやる事はニュースのチェック。

 それから、『分からない用語』があったら、調べて意味を知る。


 これだけだと不十分だ。


 メディアは、分からなくしているから、具体的に調べる必要があった。


 例えば、日本の国の借金に関しては、『』借りているので、海外からお金を借りているわけではない。なので、むしろ国民がもらわないといけないのだが、なぜかメディアや政府は、様な口ぶりをしている。


 例えば、一昔前の日本は、アメリカを丸ごと買えるくらいに金を持っていた、という話まであるくらいだ。


 そうならないのは、アメリカに世界で一番だか、二番だか、お金をあげているため、どんどんお金が減っていくということ。


 これを断れないのが、『アメリカに弱みを握られている』からである。


 では、リークしたら、どうか?


 それは無駄な話だった。

 少し前の僕を含め、『国民が薬の付けようがないくらいにバカ』であるからだ。


 SNSやメディア、政界など、あらゆる所に不審な動きをする者がいたり、知識のある者からすればおかしな言動の目立つ者がいる。


 そいつらの痛い所をつつくと、『陰謀論』呼びされるのだ。

 この陰謀論という言葉自体、CIAが火消しのために作った言葉であるという事さえ知らない。


 こんな感じで、日本が独立できない理由は、たくさんある。


 その中でも致命的なのは、アメリカの『インフラ破壊ウイルス』である。


 日本が敵対すれば、即刻インフラを破壊し、止める。


 電気が止まるだけだと思ったら、大間違いだ。


 水は飲めなくなるし、油は止まる。

 ガスは使えない。

 携帯機器は使えない。


 一気に中世時代に逆戻りだ。


 しかも、、だ。


 昔は助け合うのが普通だったが、今では食い物にするのが当たり前になっている。


 大人は、大人とは思えない行動に出てくる。

 子供は食い物にされるか、大人と同じ行動をする。


 ウイルスのパンデミックがあった時期を調べたり、大地震の時を調べれば、その時の人々の行動がすぐに分かる。


 一言で、どれくらいヤバいかを表すなら、これが一番分かりやすい。


 小学生が犯されるのが普通。


 なお、この話自体が多方面からのパッシングでなかったことにされているが、マスクの取り合いで人を平然と殴っていた映像まで残っているのだから、あり得ない話ではない。


 そこを防止したのが、モリコである。


 とはいえ、何も知らないまま、皆が過ごしていれば、二度、三度と同じことは起こるだろう。


 パソコンで世界中の情報を調べて、勉強している内に、僕はロボット工学に興味が出てきた。


 世界情勢とは別に、夢ができたのだ。


「モリコの体。作りたいな」


 大学には、技術と知識を学びに行きたい。

 たぶん、今のまま研究したとして、優れた物を作れば作るほど、表に出すのは難しいだろう。


 なんて、ことを延々と考えていた時だった。


「ん?」


 カラカラ、と一階から扉の開く音が聞こえた。

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