第1話 登場人物紹介


女神エイル … 医術の女神。戦乙女ワルキューレの一人でもあるので、女神だけど結構荒い性格。

 ジークリットのモンペなので、他への見せしめも兼ねて巨大化してエルヴァスティ王国の教会本部を破壊した。




女神ウルズ … 運命の三女神の一柱。過去を司る女神。

 女神エイルに呼ばれ、暇してたから来た。非常にフットワークが軽い。

 当初は追求のゴングが鳴った所で終わるつもりだったのに、女神エイルの呼びかけに「おっけー」と軽く応えるゆるふわ系のウルズ様が脳内に現れてしまったので、書いていくうちに悪ノリしたウルズ様もゴジラ化しました。




聖女ジークリット … ジークリット・ノイエンドルフ。初代聖女の娘(初代王の娘でもあるので王女)が降嫁した事で定期的に聖女がほぼ代々誕生する家系として知られている侯爵令嬢。

次期筆頭聖女で第一王子エドヴァルドの婚約者だったが、心変わりしたエドヴァルドとその恋人アメリーによって追放の憂き目に遭うところだった。それに待ったをかけるように女神エイルが怒鳴り込んだので聖女の称号の剥奪や追放は無くなり、それをきっかけに腐敗していた教会が物理的に壊滅することになった。




第一王子エドヴァルド … エドヴァルド・エルヴァスティ。エルヴァスティ王国の第一王子。

 真面目で面白みのない性格のジークリットとは性格が合わなかった。女神乱入でそれどころじゃ無くなった人その1。

 女神の怒りを買った咎で廃嫡。

 ちなみに、エルヴァスティ王国は大国というわけでは無いので、女神エイルの加護を受けた次期筆頭聖女であるジークリットの方が世間一般で見ると地位は上で、国際感覚皆無なエドヴァルドは忙しくしていたジークリットのことを気遣えなかった。

 国際感覚がちょっと足りないエドヴァルドが次期王太子にならなかっただけでも、国としてはよかったのかもしれない。

 



アメリー・ベックマン … 王子の恋人。子爵令嬢。「恋は盲目」で暴走し、周りも巻き込んだ。自分が正当な聖女だと主張し、ジークリットを偽聖女として追放しようとするも、女神乱入でそれどころじゃ無くなった人その2。

 称号とかは見る目(鑑定スキル持ちとか)がある人が見ればすぐわかってしまうので、すぐバレてしまう嘘だとわかっていれば決行しなかったかもしれないものの、別の方法で何かしらやらかしていた可能性は高い。

 次期筆頭聖女を貶め、王子を誑かした悪女として名を残す。




トゥーサン・ジロー … アメリーの母方の叔父。教会の大司教でNo.2だった(こんなのがNo.2で大丈夫か?)。組織が巨大になれば腐敗もそれなりに生まれる、という事で賄賂は日常茶飯事。私服を肥やしていた。

 アメリーの母親が女子爵なのに家名が違う理由は、教会の司教になる時に遠縁の司教の家の養子になったから。コネやら賄賂やらでNo.2になった人でもある。

 ネームレス予定だったものの書いているうちに名前がついた。最初名前はジローさんだったけど、ジローさんはフランス系のお名前だと家名の方でいらっしゃるので、某人名録のサイトでピンと来た名前がトゥーサン(叔父さんだけど)でした。

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