第110話 ブリジット・セシリア・コードウェルの告白
耳に届くのは、降り続く雨の音。どんよりとした雨空の下、私たちは王城へ足を踏み入れた。
今日はブリジット嬢の裁判が開かれる日。王都は朝から熱気に包まれていた。
裁判という娯楽を、心待ちにしているらしい。罪人が公爵令嬢という点も、関心を買った要因だろう。
いつしか貴族の熱が民へ広がり、王都は異様な盛り上がりを見せている。
「はあ、どうしたものかしらね」
「うん? 何かあったかい?」
控室にて、鬱屈とした心情をこぼす。
拾ったのはルーファスだ。ティーカップを傾けながら、こちらへ視線を向けている。
「王都の空気よ。皆、裁判を楽しみにしている。人の人生がかかっているというのに、まるで娯楽ね」
「ああ、それか。残念ではあるが、現実なんてこんなものさ。
対岸の火事と思っているのか、娯楽に飢えているからか。褒められたことではないが、人の心は変えられない。割り切るしかないだろうね」
呆れた声で告げる彼に、首肯する。
彼の言うとおりだ。私が何を思おうと、他人の気持ちは変えられない。
身分制度がある以上、上の者へ苦々しい思いを抱える者は多い。それは、平民も貴族も同様だ。
ブリジット嬢は公爵令嬢という身分に加え、言動に大きな難があった。疎ましく思っていた者も多いだろう。この熱狂ぶりは、身から出た錆でもある。
とはいえ、貴族の中には同類の者も多い。明日は我が身だというのに、盛り上がれるとは結構なことだ。
「今回の事件は、被害が甚大だった。表向きは、大勢の観客が巻き込まれる重大事件だ」
「そうね。背後関係はもっと壮大だけれど、あの一件だけでも悲惨な事件だわ」
守り抜けたから良かったものの、一歩間違えれば多くの被害が出ただろう。
特に、イグニールの自爆は最悪だった。祈信術が間に合わなければ、間違いなく死人が出たといえる。
「だからこそ、上級裁判が開かれるわけだが……まさか学生の身で、こんな場所に立つとはね」
「そうね。自分から言い出したこととはいえ、さすがに荷が重い案件だわ」
重い息を吐き、思考を整理する。今回の裁判についてだ。
我が国の裁判は、大きく二種類に分けられる。重大な事件を扱う上級裁判と、軽微な事件を担当する下級裁判だ。今回は事件の性質上、上級裁判が開かれる。
裁判官は国王陛下と役人2名。形式上、三名による合議で判決が下されるが、実際は陛下の意向が強く反映するだろう。
何にせよ、私たちは真実が明らかになるよう尽力するのみだ。証人や証拠も準備している。気を抜くつもりはないが、不必要に心配することもない。
「そろそろ時間だな」
ルーファスはそう呟くと、私へ手を差し伸べる。何だか、エスコートされるのが当たり前になってきた。
前世の記憶は未だ強く残っているが、こちらの世界に大分慣れたらしい。すんなりと手を乗せられる程度には、違和感がなくなった。
「ようやく片がつくのね」
「ああ、いよいよだ。頑張ろうか」
そう告げるルーファスは、黒のスーツに身を包んでいる。ジェームズ殿下主催のお茶会で着ていたものだ。
平民出身という体ではあるが、最低限服装を整えねばならぬ場所。ラフな格好というわけにはいかない。
本来の身分を考えれば簡素に過ぎるが、平民と偽る以上これが妥当か。
この姿も、じきに見納めとなる。王妃殿下を失脚させられたなら、彼が身分を隠す必要はなくなるのだから。
だからだろうか。一度、きちんと伝えておこうと思った。
「ルーファス」
「なんだい?」
首を傾げるのと同時に、ミルクティーブラウンの髪が揺れる。眼鏡の奥、不思議そうに私を見る茶色の瞳。これらとも、もうお別れか。
「いつもありがとう。あなたには、本当に感謝しているわ」
「……驚いたな。いきなりどうしたんだい?」
ぱちぱちと目を瞬く彼に、私はくすりと笑みを浮かべる。
分からなくていい。ただの感傷だ。ルーファスという友との別離に、ほんの少し寂しさを覚えただけのこと。
彼が気にする必要もない、些細な話だ。
「何でもないわ。なんとなく言いたかっただけ」
「ふーん? そういうことならありがたく受け取っておこう。それから、」
彼は一度言葉を切り、改めて私を見やる。その瞳は驚くほど真剣で、とても口を挟める雰囲気ではなかった。
「俺からもありがとう。君と出会えたことは、何よりの幸運だった」
その言葉に息をのむ。美しい瞳が、真っ直ぐに私を射貫いていた。言葉が出ない私に、彼は優しく微笑む。
「君に心からの感謝と、勝利を捧げよう。さあ、勝ちに行こうか」
整った顔に、花開くような笑みが浮かぶ。それに目を細め、小さく息を吐いた。
感傷に浸るのは、これで終わりだ。最後の一戦は、もう目の前なのだから。
思考を切り替え、口角を上げる。多くの支えがあって、掴めた決戦の舞台。この機を逃すことはできない。何としても、勝たなければ。
「ええ、行きましょう」
彼に微笑み返し、足を踏み出す。
目指すは決戦の地、多くの観衆が集まる裁判の場だ。
「――これより、ブリジット・セシリア・コードウェルの嫌疑につき、審判を始める」
王城の大広間。玉座に陛下が腰かけ、その両脇に2名の文官が控えている。
大広間中央から出入口までの空間が、観覧席だ。一列目は王族の特別席。二列目以降に貴族たちが腰掛けている。中には、学園に通う生徒の姿もあった。
私たちがいるのは、玉座と観覧席の間だ。ブリジット嬢とは、証言台を挟み、向かい合う形で座っている。この辺りは前世での裁判風景と同じだ。
前世と異なるのは二点。
一つは、いわゆる裁判所がないこと。上級裁判なら王城で、下級裁判なら各地の教会や広場などを使用するのが一般的だ。
もう一つは、重大事件でありながら、弁護人がついていないことだ。
大前提として、他者に弁護を頼むのは認められている。
しかし、我が国に弁護を生業とする者はいない。依頼するには、弁が立つ人間を探すことから始まる。
原告である私たちも、代理人を立てることは可能だ。
しかし、それは選ばなかった。情報漏洩を防ぐためだ。
私たちにとって何より大切なのは、王妃を失脚させること。ブリジット嬢の件は、はっきり言って二の次だ。
誰かに依頼するとなれば、全てを説明しなければならない。当然、情報漏洩の危険性が上がることになる。
その結果、王妃に逃げる隙を与えたとなれば、これまでの努力が無駄になる。
ゆえに、私たちは自身で裁判に立ったのだ。
一方、ブリジット嬢に弁護人がいないのは、コードウェル公爵の意向だろう。公爵家として、庇い立てるつもりはないという証だ。
ブリジット嬢にとっては恐ろしいことだろうが、甘んじて受け入れるしかない。公爵の決定が、反省を促す一助となれば良いが。
「始めに、原告の主張を聞こう。原告は証言台へ」
陛下の言葉に、私はゆっくりと立ち上がる。今回、主に喋るのは私だ。
我が国は身分制を採っている。平民より貴族の言葉が受け入れられる社会だ。
ルーファスの正体を民が知らない以上、こうする他なかった。
「名は?」
「シャーロット・ベハティ・アクランドと申します」
「よろしい。主張内容を述べよ」
「はい。此度訴えるのは、先日魔術学園で発生した魔獣襲撃事件についてです。被告が不正に持ち込んだ魔道具、それに起因するものと考えております。
公正な審判のもと、事件における一切の事実が明らかになり、適切な処罰が下されることを望みます」
私の言葉に、観覧席から歓声が上がる。相変わらず、興奮冷めやらぬようだ。
「静粛に!」
騒ぎを静めるため、文官が声を上げる。基本的な進行は陛下が行うが、こういった役目は文官が担うらしい。
制止の声を聞き、観覧席に静寂が戻ってきた。
「話を続ける。事件の経緯を聞かせてくれ」
「はい。被告は決闘時、ある魔道具を持ち込みました。決闘中、当該魔道具に異変が生じ、黒い光が放たれたのを視認しています。
その直後、まるで光に引き寄せられるように、魔獣の襲撃が発生しました」
「ふむ。それは余も見ていた。ゆえに、この流れは事実といえよう」
陛下はそう相槌を打つと、私へ問いを投げる。
「アクランド嬢、君の見解を聞こう。被告は自らの意思で魔獣騒ぎを起こしたと考えるか?」
「いいえ。彼女が自らの意思で行ったのは、魔道具の持ち込みのみでしょう。魔獣襲撃は彼女の意図しない事態だったと考えます」
私の言葉に、観覧席に動揺が広がる。
これは想定内だ。多くの者は、ハリス先生による犯行だと知らないのだから。
彼女は秘密裏に学園で拘束し、取り調べを行った。当然、それを外部へ明かしてはいない。
加えて、あの魔道具がハリス先生の物だと知る人は少ない。
ブリジット嬢がそう証言したのは、消火活動中のことだ。弱りきった声も相まって、観客席まで届くことはなかった。
だからこそ、魔獣襲撃もブリジット嬢の犯行と勘違いする者が多かった。その結果が、先日の処刑騒ぎである。
「ふむ。まずは魔道具の持ち込みについて確認するか。被告は証言台へ」
その言葉に、私は元の席へ戻る。入れ替わる形で、ブリジット嬢が証言台に立った。
「名は?」
「ブリジット・セシリア・コードウェルと申します」
「原告の主張につき、反論はあるか?」
「……ありません。私の意思で魔道具を持ち込みました」
彼女は一度声を詰まらせるも、淡々と言葉を続けた。
裁判までの間に、相当な心労があったのか。身体は痩せ細り、顔が青白くなっている。
「原告は、魔獣騒ぎは被告の意思と無関係だと述べた。この点について、何か補足することはあるか」
「ありません。魔獣の襲撃は、私の望むところではありませんでした」
その答えに陛下は一つ頷くと、続けて問いを投げる。
「では、なぜ魔道具を持ち込んだ?」
「決闘の場で、勝たなければならなかったからです。私の実力では、彼女たちに勝つのは難しい。
ゆえに、威力増加の魔道具を持ち込みました。魔獣を呼び寄せる効果があるなど、夢にも思わず……」
「効果を知らなかった、か。あの魔道具はどこで手に入れた?」
「ハリス先生とお茶をした際に、彼女が忘れていったものです。それを利用しました」
ブリジット嬢の発言に、観覧席にどよめきが走る。文官が静まるように伝えるも、ひそひそと話す声が続いた。
「なるほど。いくら公爵家の娘といえど、そう簡単に魔道具を手にすることはできない。
他方、学園の教師なら入手自体は可能だろう。教師の忘れ物を無断で使用したなら、入手経路には納得がいく。
しかし、不正に手を染めてまで、勝たねばならなかった理由はどこにある?」
陛下の言葉に、ブリジット嬢は息をのんだ。わずかに視線を彷徨わせつつ、ゆっくりと口を開く。
「今のままでは、ジェームズ殿下との婚約を解消せざるを得ないと言われたためです。婚約を維持するには、アクランド嬢より優れた評価が必要と言われました」
「誰の発言だ?」
「……王妃殿下です」
眉を顰めつつ、彼女は重い口を開いた。相手は一国の王妃だ。その名を裁判で出すのが恐ろしかったのだろう。
しかし、その後は早かった。彼女は堰を切ったように自身の思いを語る。何に苦しみ、何を選択したのかを。
「私は、アクランド嬢ほど優秀な結果を残せませんでした。
それを王妃殿下は危惧されたのでしょう。アクランド嬢に勝つようにと、命じられました」
その言葉に、ジェームズ殿下が愕然とした表情を浮かべる。
彼は、何も知らなかったのか。彼女へ圧力がかかることなど、予見できただろうに。予想すらしていなかったなら、あまりにもお粗末だ。
ジェームズ殿下の立場は、決して安泰ではない。それを思えば、王妃の動きは自然な流れだった。やり方に難はあるけれど。
「受け入れられるはずがなかった。アクランド嬢に劣るということも、婚約者から外されることも。
5歳より、妃教育を受けてきました。殿下に相応しくあるようにと努力を続けた。
それが全てが水の泡になるなど、到底受け入れられなかった」
そこには、彼女のやり切れない思いが込められていた。
これはきっと、彼女の本心だろう。他者との比較はともかく、彼女なりに努力はしたはずだ。
甘さはあった。前世の記憶もあり、慢心していた部分もあるだろう。その時点で失格と言われればそれまでだけれど。
しかし、殿下に相応しくありたいと願ったのは、本心のはずだ。幼少よりかけた時間も、確かにあった。
「リジー……」
ジェームズ殿下の声が、静まり返った室内に落ちる。
この二人は、互いを思い合っていた。
だが、致命的な欠陥がある。どちらともに、大きな問題を抱えているのだ。それを見ないまま、ここまで来てしまった。
その欠陥は、裁判を通して明かされていくだろう。
本来なら、互いに手を取り合い、欠陥を埋めることが望ましかったけれど。
その機会を逃し続け、今日を迎えてしまった。
「王妃に出された条件を満たそうと、不正に手を染めたのか。
一つ、聞かせてもらおう。君にしてみれば、あの魔道具は
そもそも君は、どうやってアクランド嬢に勝つつもりだった?」
陛下の問いに、ブリジット嬢は力無く笑う。
この問いは、本事件に直接の関係はない。本来なら、別で訴えを起こすべき内容だ。ゆえにこそ、彼女が沈黙を選んでも可笑しくなかった。
しかし、彼女は口を開いた。もう既に、足掻くことを諦めたのかもしれない。
「始末しようと考えていました」
静まり返った室内に、ぽつりと彼女の声が落ちる。
まるで、水面に雫が落とされたようだ。じわり、じわりと観覧席に動揺が広がっていく。
「私では、彼女に敵いません。それでも、婚約者の座は渡したくなかった。だから……」
ブリジット嬢はそこで言葉を区切ると、顔をこちらへ向けた。どこまでも空虚な瞳が、私をじっと見つめている。
「彼女を、アクランド嬢を始末しようと考えました。きっと、あなたは気づいていたのでしょうね」
「……ええ。今学期中、ずっと私を殺そうとしていましたね」
私の答えに、周囲が騒めき出す。それを遮ったのは、文官でも陛下でも無かった。
悲痛な声で私を詰る、ブリジット嬢だ。
「あなたはいつもそうだった! 私が何をしようとも、微笑みを浮かべたまま動じることはない! 悲しむこともなければ、嘆きもしない!
実力があり、才能もあるあなたからすれば、私なんて脅威でも無かったのでしょう。
本当に、本当に……! 嫌な女だわ、あなたは!」
心からの叫びだった。私への憎しみが、如実に現れた声だった。強く睨みつける瞳には、確かな憎悪が浮かんでいる。
「どうせ、わざと今日まで引き延ばしたのでしょう!? あなたならいつでも私を止められたはず!
それでも、あなたは裁判を選んだ。こうして公衆の面前で裁く機会を望んだ!
――さぞ満足でしょうね! 私を衆目に晒すことができたのだから!」
ブリジット嬢へ、文官が落ち着くよう声をかける。
しかし、彼女は止まらなかった。血の滲む声で私を責め立てる。
たしかに、彼女を思うならもっと穏当なやり方はあった。
私がそれを選ばなかったのは、彼女より重要な問題があったからだ。言わずもがな、王妃のことだ。
王妃を失脚させるためならば、ブリジット嬢が衆目に晒されようとかまわない。そう考えたのは事実だ。
彼女からすれば、憎らしい話だろう。わざと大事にしたと思っても無理はない。
だが、それを私にぶつけるのはお門違いだ。
「あなたの言うとおり、より穏当な方法で裁くことはできました。
ですがそれは、あなたが望める立場ですか?」
私は、彼女に命を狙われた被害者だ。
そんな私がなぜ、加害者である彼女のために、穏当な手段を選ばねばならないのか。
自発的に望むならいざ知らず、彼女に責められる謂れはない。
「どれほど追い込まれていたとしても、超えてはならぬ一線がある。あなたは、自分の意思でそれを踏み越えたのでしょう。
命を狙うだけ狙って、私に助けを乞うなど……厚顔無恥も甚だしい」
私は聖女という肩書きではあるけれど。自分の命を狙う者にまで、施してやれるほどお綺麗な人間ではない。腹も立てるし、嘆きもする。
「仮に穏当な方法で裁いたとしても、あなたの罪は変わりません。殺人未遂という重罪が軽くなることはない。
今この場に立ち、辱めを受けたと思うのなら。なぜそうなったのかを、よく考えるように。
全ては、己の愚かさから生じたものと心得なさい」
視線を逸らすことなく言い放つ。彼女の瞳に、涙が滲んだのが見えた。
慰めるつもりはない。手心を加える気など欠片もない。犯した罪には罰がある。全ては、彼女の選択が招いたことだ。
軽く息を吐き、思考を切り替える。私が彼女に伝えることは、もう何もない。
「陛下、僭越ながら発言の許可をいただきたい」
私はすっと右手を上げ、許可を求める。陛下が口角を上げた。
「いいだろう、許可する」
「感謝致します」
私はゆっくりと立ち上がり、周囲を一瞥する。
少し寄り道をしてしまったが、軌道修正するとしよう。ここからが、本題だ。
「話を少し戻しましょう。
本来であれば手に入るはずのない魔道具。それが
そう告げる私に、観覧席が騒めき出す。指摘に納得がいったのか、周囲の人と言葉を交わす姿が見えた。
「もっともな意見だ。しかし、予想だけでは何の意味もない。偶然では無かったと、この場で証明することができるか?」
問いを投げる陛下に、私は微笑み返す。
「はい、可能です」
私の答えに、観覧席から驚愕の声が上がる。ブリジット嬢も驚きに目を見開いていた。
彼女自身、魔道具は偶然手に入ったと思っていたようだ。少々甘すぎるが、仕方あるまい。
疑えるくらいなら、これ幸いと魔道具を使うはずがない。都合の良すぎる展開に警戒したはずだ。
騒めきに満ちる場内に、文官の制止がかかる。静まり返るのを待つことなく、私は高らかに声を上げた。
「――ハリス男爵家息女、レーナ・ハリスへの証人尋問を求めます!」
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