　時事系の話題で正直投稿するか迷ったが自分の頭の整理も兼ねているので投稿することにしました。

　さて、もはや定型文の様に語られていることだが日本を取り巻く情勢は近年一層厳しくなっている。ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮による弾道ミサイル発射や核ミサイルの開発、中国による領海侵入、さらには友好国であるはずの韓国による竹島不法占拠やレーダー照射事件などその理由は枚挙にいとまがない。

　この状況を踏まえて日本政府・岸田政権は防衛費の増額を検討指示しているようだが果たしてどこまで実行できるのか、有効活用できるのか心配なところではある。なお、私の立場としては防衛費増額は賛成であるが、自衛隊って予算の使い方がアホというか考え方がおかしいのではないかなと感じる部分が大いにあったので心配に感じている。

　そもそも論、現在の防衛費に関する議論はGDP比２％を目標とするとされている。当初は必要な分積み上げを行っていくとしていたがそれはどうなったのだろうか。積み上げを行った結果２％に達しても超えても個人的には必要であればそうするべきと考えている。が、現状の議論では正直数字ありきの面が否めない。私としては防衛力整備の加速も急務だが自衛官に対する待遇も改善してほしい。きちんとそれも含めて検討しているのだろうか。本当に頼むぞ。

　というかですよ、近年毎年のように防衛費が過去最高だとニュースになったりします。しかしジワリ人件費や物価が上昇していて防衛費がそのまま据え置きのほうがおかしいでしょう。正直在籍中は気づかなかったですが今考えると絶対おかしいです。そこについてどなたか国会議員は突っ込んでなかったのでしょうか。そこが不思議でなりません。

　令和に入ってここ数年、自衛官の定数が大きく変動もしていなかったので各階級でもそこまで変動はなかったでしょう。なのに人件費と糧食費を合わせた金額が前年比で減っている年があるってどういうことでしょう?内訳を見てみたい気持ちもありますがここでは諦めます。