どうすれば採用難を解決できるか

 自衛隊が今後採用難に直面することが判っている。ではどのようにしてその困難を克服すればよいのだろうか。いくつか案を出してみる。


案①情報発信を強化する

メリット

無難、確実

デメリット

時間がかかる、効果が見えにくい

意見

 現状テレビで特集もされていたりしているのでそれを継続する形になると思う。けれど個人的見解としてテレビの特集はエンタメに振り切っている感が否めなく、これを見て自衛隊を目指す人がいるか疑問はある。ただ継続する価値はある。


案②体験入隊を積極的に行う

メリット

自衛隊の平時がわかりやすい

デメリット

部隊へ負担がかかる

 災害派遣での活躍がイメージとして強いが年中従事しているわけではなく、平時は有事に備え訓練等を行っている。その姿を見せることは入隊後のギャップを埋める一助にもなり退職希望者を減らせるのではないだろうか。しかしながら受け入れ部隊への負担が大きくなると思われえる。現状予備自衛官の制度もあるのでこちらをよりPRを強化するほうが効率的か。


案③徴兵

メリット

採用難は関係なくなる

デメリット

無謀、意味がない

 一番突拍子もないが採用難には一番有効ではある。が、そもそも最新の軍隊は装備が高性能化しており2,3年訓練したところで防衛力になるかというと非常に怪しい。また、経済面でも率直に生産人口が減るので打撃がでかい。正直考慮にも値しない案だと思う。


案④任期制の見直し

メリット

任期満了での退職者が減る

デメリット

入隊希望者への影響が未知数

 任期制自衛官の制度を見直して非任期制に鞍替えしやすくする、もしくは非任期制自衛官のみにする。前者であれば任期制で入った自衛官でも鞍替えしやすくなるが非任期制との差別化が分かりにくくなる。後者はそもそも非任期制としてしか採用しないので良さそうに思えるが受験者が減りそうな気もする。


 その他にも有識者の方々であればいくつも案が思いつくだろうがとりあえずはここまでにしようと思う。案①と②が現状取りうる対策になるのではないだろうか。広報にもより力を入れて言ってもらえればと思うがそれで部隊へ負担をかけるなどあってはならないことなのでそこは気をつけてもらいたいと思う。ほんとまじ頼みますよ海幕さん。

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