【JOHNGARA】
凍てついた津軽の海の岩礁に腰掛けて
足枷をされた盲目の三味線弾きが
その激しく暗い津軽三味線の音色と共に満潮を迎えます
じょんがら、じょんがら、
じょんがら、じょんがら、
じょんがら
じょんがら、じょんがら、
じょんがら、じょんがら、
じょんがら
盲目の三味線弾きの姿が波に消え
真っ二つに折れた三味線がゆらゆらと波間を漂っても
その激しく暗い津軽三味線の音色はやみません
じょんがら、
じょんがら、
じょんがら、
じょんがら、
じょんがら
じょん
がら、じょん
がら、じょんが
ら、じょ
んがら、じ
ょんが
ら
津軽の海は荒ぶるばかりです
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます