何者かになるためには、諦めないで目指しているものを追い続ける必要があるのだと、この作品を通して学びました。ぜひ読んでもらいたい作品です。
『天才と凡人』──萌奈花と芽夢は、一言で表してしまうならそんな2人です。一番近くにいたくても、才能のある萌奈花のことを見ている人はたくさんいる……その中には、自分の代わりになる人もいるだろうと、芽夢は考えます。それでも、追いかけるしかない。そんな芽夢の想いが、彼女の言葉からダイレクトに伝わってきます。その言葉に対しての萌奈花の返事に、読者の私はとても心を打たれました。彼女の返事は、ぜひ読んでご確認ください……!