第5話 死に恋する少女①

茜は、特に家に帰る訳でもなく、夕暮れが迫る街をふらふらと彷徨い歩いていた。

秋も半ばを過ぎて、日が落ち始めると、風の冷たさが身に染みてくる。朝、登校する時に外套を着てこなかった事を茜は後悔した。

途中ですれ違った人々は皆、スマホを片手に熱心に何か打ち込んでいるか、連れの者と話し込んでいて、誰も、夕暮れの街をあてもなく彷徨う、地味な学生に目を向ける者などいなかった。時折、会話の断片が聞こえてきて、それは、昨日、今日と世間を騒がせている、例の二人の女優の、立て続けの自殺についての話題ばかりだった。

「可哀想だよね・・・、何も死ぬ事なかったのに・・・。事務所に相談とかしてなかったのかな」

「叶わない愛の末の自殺・・・、今時に、そんな事もあるんだね。可哀想とは思うけど、でもちょっとだけロマンもあるかも。悲恋の末に心中っていうのも」

他校の女子生徒二人組とすれ違った時、そんな会話が茜の耳に飛び込んできた。

ロマン・・・。そんな言葉で、あの二人の自殺は片付けられてしまうのか。二人が死を選んだ、その背景にどんな気持ちを抱えていたか。こんな社会であの二人が生きていくには、未来には絶望しかないという事実を訴えようとしていた、あの公開された遺書を読んでも、そんな薄い感傷しか世間の人は抱かないのか。学校の中も、外の社会も、変わりはしないと茜は思った。

確かに、「叶わぬ愛の末に命を絶った、二人の美しい女性」という構図は、上っ面だけを見れば、多感で影響されやすい、茜たちの年代の人間には美しく、儚い悲劇として映っておかしくはない。二人が抱いていた、未来への絶望も社会への憎しみも顧みられる事はないままに。その外見だけは美しい表層が、一人歩きして、こうして世間の繊細で、多感で、亡くなった人の気持ちに共感していると、自分の事を思い込んでいる人々には、おあつらえ向きな悲劇として世間に浸透していくのだろう。

歩道の傍のベンチに、そこに降りかかっていた落ち葉を払い除け、茜は腰を落とす。空は、自分の名前と同じ、薄い赤光に染められた色に変わっていた。いつもなら、帰宅部の彼女はとっくに家に帰っている時間帯であるが、茜の両親は、特段、帰る時間が多少遅くなったくらいでは何も言いはしない。一回くらいなら、母親が「今日は遅かったわね」とでもいうだけで、何をしていたのかそれ以上追及される事はないだろう。穂波家は、お互いに干渉し合わない、「無関心」が蔓延している家だから。だから、学校のみならず家でも、茜は、時折、「透明人間」のようだと自分を感じる。

スマホの画面を何気なくつけてみる。ニュースのページにアクセスしてみると、日本での血晶の販売を牛耳っている、宝石会社の代表取締役が、「昨日からの一連の女優の自殺に血晶が関連しているなどという情報がネット上に複数流れているが、コメントする気にもならないような、バカげたデマだ。我が社の製品である血晶は、日本でのみでしか産出されず、発見されてからの年月も浅い為、色々と怪しい情報が流行している事は承知しているが、何の根拠もない非科学的な都市伝説である。今後も安心して、顧客の皆さまには血晶を使い続けて頂きたい」とのコメントを出していた。

バカげたデマ?都市伝説?それならば・・・

「この胸に、昨日から現れてる、あの、血晶と同じ模様の刻印も、やっぱり何も関係のない単なる偶然?」

茜は制服の下の、胸元を摩った。昨日・・・霧島椛とすれ違った時に感じた、あの肌を火で炙られているような熱感はもうなかった。しかし、火傷の痕のように薄い赤い線になって、今も茜の持つ血晶と同じ、「樹枝六花」の模様を刻みつけている。

SNS上のトレンドを見てみると、一日にして、日本のトレンドはあの言葉で、埋め尽くされていた。


『この世界にサヨナラを』


死んだ二人の、真意は殆ど顧みられる事のないまま、センチメンタルな心中劇として、あの一連の自殺の報道が社会の隅々まで広がっている事を示していた。その事実を、死んだ二人の遺書の、どちらにもあった言葉である、この言葉を軽々しく引用しているネットの声は物語っていた。

特に、その声は、茜と同年代と思しき、中高生世代らしい子たちの書き込みが多かった。

「皆、悲劇のヒロインに、『可哀想な存在』になりたがってるんだ」

茜の口から、そんな呟きが漏れた。『恋に恋する少女』、などとは言い古された表現である。それをもじっていうなら、彼女らはさしずめ、『死に恋する少女』とでも呼ぶべきだろう。

茜も『死に恋する少女』になれば、空っぽどころか、透明人間のようになりつつある自分を脱して、悲劇のヒロインになれるのだろうか。このまま、何にもどうせなれないまま生きて、そして死んでいくよりは、家族の、学校の、ひいては社会の記憶の片隅にでも残れる存在に昇格できるのだろうか?

そんな事を考えていた後、茜は、すっとベンチから立ち上がっていた。何か、見えない力に引っ張り上げられるように。

茜の視界の片隅に、道路の反対側の歩道に繋がる、1本の、古びた陸橋が偶々見えた。

その方角へ引き寄せられるように、茜はふらふらと歩いていった。


椛は、暮れなずむ街を、茜の姿を探して歩いていた。椛の眉目秀麗な容姿に、振り返る人々の視線は無視しながら、今は一心に彼女の姿を探す。

思えば、外に比べればずっと狭い世界の筈の、校内でさえ、茜の存在など、椛も殆ど認識してはいなかった。つい、昨日・・・椛の血晶が謎の反応を起こし始めるまでは。

歩道のあちこちを埋める、イチョウの黄色い葉や、紅く染められた落葉を踏みしめつつ、街を練り歩く。学校を出たタイミングは殆ど同じだったから、そう遠くには彼女はまだ行っていない筈だ。

「あの子自身に別に興味が湧いた訳じゃない・・・。僕は、知りたいだけだ。穂波茜って子に、どうして、僕の血晶が反応するようになったのか。あの子がどんな人間か分かれば、その理由も少しは見えてくるようになるかもしれないから」

椛は、穂波茜という少女自体に興味が湧いたのではなく、あくまで、彼女に、自分の血晶が何故反応するのか、穂波茜と話をしてみれば、少しでも分かるかもしれないと思ったからに過ぎない。学校では、いつも沙耶や、二人にぶら下がるようにして取り巻いてくる女子生徒らと行動は共にしているが、沙耶は兎も角、他の取り巻きの生徒らに、個人的な関心など湧いた事は、正直、一度もないのだから。根は、人への関心は薄い方なのだろうと自分でも思う。今回も、あくまで、血晶の反応する理由、その手がかりを知る事が出来たら、と思って、茜を探しているに過ぎない。

そうして、街路樹の下を歩いていると、一本の、赤錆が外装に目立つ、古めかしい陸橋が目に付いた。あそこは確か、市内でも有名な飛び降り自殺の名所で、夜中には飛び降りた人の幽霊が出ると噂の、心霊スポットとして有名な場所だった筈だ。

‐そんな事を思っていた矢先だった。またしても、椛の胸元を彩る、ネックレスの先の「角板付樹枝」型血晶が熱を帯び始めた。それに合わせて、胸元の肌に刻まれた、血晶をそのまま写し取ったかのような、あの紋様にも熱感が走る。

「熱っ・・・!!」

椛は街路のイチョウの木の幹に、咄嗟に右手を突き、左手で胸を押さえる。

通行人がびっくりした様子で、「大丈夫ですか?」と声をかけてきたが、丁寧に礼を述べて、「少し休んだら治る発作なので」と誤魔化してやり過ごす。

この、胸の刻印が疼き、熱を発する感覚は、穂波茜がすぐ近くにいる証拠だ。逃す訳にはいかない。

木に手を突いたままで、胸の熱さをやり過ごし、どうにか熱が引いてきたところで、椛は再び顔を上げる。気付けば、自殺の名所と呼ばれている陸橋の階段のすぐ近くまで歩いてきていた。その階段を、椛と同じ学校の制服で、背を少し丸めて、縮こまったような姿勢でとぼとぼと登っていく後ろ姿が見えた。あの、印象に残っていた、子供っぽい左右のおさげを揺らしながら。

「あれは・・・!」


通学鞄を足元に置き、陸橋の手すりに両手を乗せて、茜は真下の道路を、そしてここからでも少し見渡せる、自分の暮らしているこの地方都市の街並みを見つめていた。

この陸橋は、昔から飛び降りが多く、「幽霊が出る」という噂もあるいわくつきの場所である事は茜もよく知っていた。それを証明するかのように、陸橋に上がった時、木製の立て看板が設置されていた。

『命を大切にしましょう。死にたくなったら、ご家族か、下の電話番号に電話してみましょう』

という手書きの文字の下に、何処かの電話番号が書かれていた。きっと、悩み相談の窓口か何かのダイアルだろう。

ここから街を見渡しても、社会は昨日までと、何一つとして変わってなどいないように見える。

手すりに乗せた両手に体重をかけ、少しだけ身を乗り出してみる。小柄な茜は、すぐに、鉄棒にぶらさがるように両足が宙に浮いた。僅かに、眼下に広がる、車が往来する道路や、その傍の歩道などの世界が広がって、より自分の顔に近づいて見える。

数多の人の命を飲み込んできたであろう、陸橋のすぐ真下の、道路のアスファルトの路面が、自分も引き寄せているように感じる。

「ここから見える景色は、昨日までと何にも変わってはしないのに、社会の皆の心の中には変化も起き始めてる・・・。死んだ二人の女優さんの気持ち、正しく理解は出来ないままに、皆、悲劇的な死っていうものに、漠然と憧れ始めている・・・。死に恋してるように」

『この世界にサヨナラを』というハッシュタグと共に見た、いくつもの、『死に恋している』人々のコメントを思い出す。皆、時間が経つにつれ、二人の女優の自殺を単に憐れむ内容から、悲劇の恋の末の自殺という点に注目が移り、彼女らに影響されてか、悲恋の主人公になりたがっているような内容のコメントが目立ち始めた。

「空虚さを抱いたまま生きてる人は、皆、何かの主人公になりたいんだ・・・。そんな中、あの事件が起きた。皆、あの二人に自己投影して、悲恋の、悲劇のヒロインになれると思い始めてる。この社会で、何かになりたくて」

手すりから身を乗り出すのに疲れると、また橋の上に座り込み、茜はそんな事を考える。

学校で今まで仲良くしていたあのグループとも、もう関わるのはやめよう。彼女らは少なくとも、茜や、ネット上の、社会の人々の抱いているような世を厭う気持ちなど、欠片も理解はしていないと、今日の反応で分かったから。茜の気持ちに共感してくれる人は他に、きっといる筈だ。彼女らも、茜が自分から距離をとったら、最初から茜など存在していなかったように、これからも学校で振る舞っていく事だろう。

『この世界にサヨナラを』・・・。その言葉をそっと、茜は口に出してみる。今頃、茜の他にも、何人もの人が、自分の部屋で、学校で、職場で、呟いている事だろう。

その茜の囁きは、橋の下を通る車の鳴らすエンジン音に、すぐかき消された。

しかし、この言葉はきっと、今は一人一人の、吹けば飛ぶような小さな囁きでも、やがて社会全体を動かしていく声になるだろうという確信が、茜の中にはあった。

『この・・・私と、死の世界を隔ててる、薄い柵を乗り越えてしまえば・・・、それで、遺書には、流行りの言葉になった、『この世界にサヨナラを』って書き残せば、私も一瞬の間でも悲劇の主人公になれる?何にもなれない私でも、皆の記憶に残れる?』

柵に背中を預けたままで、そんな事を思っている時だった。茜の胸を「あの違和感」が再び、襲ってきたのは。

学校を出た後だったので、密かに首に着けていたネックレスの、その先の血晶が、制服のリボンの下で急に熱を帯び始めた。昨日、初めて見た、自分の胸の肌に薄っすら焼き付けられていた、血晶と同じ紋様の薄い火傷の痕。そこが、再びヒリヒリと、焦がされるように痛み始めた。

「うっ・・・!!」

その熱さに堪りかねて、茜は胸を押さえたままで、橋の錆びついた柵に寄りかかって、苦しみ出す。この熱さを学校で感じた時は、確か・・・。

記憶を辿っていると、カンカンと、階段を誰か上がって来る音が聞こえてきた。自殺の名所という、いわくつきのこの場所で、こんな時間に学生が一人、思い悩んだ様子で座り込んでいるのを見られたら、まずい事になる。そう思って、茜は何とか、胸の肌を焼かれるような熱さに耐えながら、必死に手すりを掴んで立ち上がろうとした。


そこで、夕闇の中、聞こえてきたのは、思わぬ人の声だった。

「穂波さん・・・?何してるの、そこで?」


明らかに自分と同世代の、少女の声だった。

少なくとも、パトロール中のお巡りさんなどではなかった事には安堵する。見つかったら、どう説明するか困るところだったから。

茜のフルネームを知っている人は、同じクラスでも殆どいない。今まで一緒にいたグループでさえ、いつも「穂波さん」呼びだった為、茜の下の名前を忘れている事もあった程だ。よくこれで、彼女らと、友達としてうわべだけでも付き合っていたものだと思う。

ようやく、胸の熱さが治まってきた為、茜は、その声の主を見定める。ショートヘアがよく似合う、涼やかな眼差しに、中性的な、しかし女性らしい、大人びた仄かな色気も感じさせる声。茜と同じ高校の制服。それを見れば、一目で茜にも相手が誰か分かった。

「き、霧島・・・さん・・・?」

何してるのは、こっちの台詞だった。霧島椛といえば、いつも、茜の高校では、王子様系女子の扱いで、学校のアイドル的扱いをされている柊木沙耶と二人、取り巻きの女子を引き連れて、賑やかにやっている人間であり、こんな、薄暗い陸橋の上で一人、茜のような人間に声をかけてきているという状況がまず理解出来なかった。

そもそも彼女とは下校する方角も違った筈だ。茜を意図して、追いかけてでも来ない限り、椛がここに来る事はあり得ない。本当に、何をしにきたのだろう?

茜の脳内は疑問符が飛び交っているが、椛は、橋を駆け抜ける秋風に髪を揺らしつつ、こちらに歩いて来る。その真剣な眼差しに射すくめられて、茜は逃げ出す事もままならない。

「霧島さん、こそ・・・こんなところで何、してるの?帰り道、確かこっちじゃ、なかったよね?柊木さんとかとは、一緒じゃないの?」

「・・・今日は、穂波さんと話がしたくて来た。後を追ってくるみたいな形になったのはごめん。でも、ちょっと、時間いいかな?」

茜を決して逃がさないと言わんばかりに、椛は、ばしばしと自分の要件を伝えてくる。有無を言わさぬ気配があった。

その圧力に押されながらも、何とか、立ち上がった茜は、真っ直ぐに椛の方を見る。自分とは比較にならないような、整った顔の造形だとつくづく思う。茜も、椛や沙耶ほどの美人に生まれていたら、人生はまた違ったのだろうか。

「話って、何・・・?というか、私と霧島さんって、が、学校で殆ど接点ないよね・・・?ごめん、私の方は、話す事とか何にも思い浮かばないんだけど・・・」

取り繕いのような、情けのない笑いを浮かべる。要件も分からないまま、ぐいぐいと一方的に迫って来る、今の椛には、少し威圧感さえあった。

ビリっと、血晶に焼かれた後の胸の肌に痛みが走り、茜はまた、思わず胸元を手で押さえた。それを見逃さなかったように、椛は言う。

「さっきもそうやって、胸、押さえてたでしょう?もしかして、血晶が熱くなって、胸を焼かれてるような感触がなかった?僕は、穂波さんが血晶を持ってるかも、そもそも知らないけれど・・・」

「え・・・⁉」

どうして、その事を知っているのかと問いかける。椛は、茜の返事を聞くと、「やっぱり、霧島さんも持っていたんだ、血晶・・・。そして、肌が熱くなるのも同じ・・・」

と何やらブツブツ、呟いていたが、また、椛に鋭い視線を戻す。

その視線は茜を捉えたまま離さない。

「今日、穂波さんに話に来たのは、他でもない、その血晶の事でなんだ。穂波さんにも、僕と同じ現象が、あの都市伝説の通りに起こってるのなら、もしかして…、血晶と同じ模様の刻印が現れているんじゃない?それを確かめたくて」

椛の言葉に、茜は二の句が継げなかった。

どうして彼女が、学校でも殆ど接点がなく、会話もした事のない椛が、茜の刻印の存在に気付いたのか。あの刻印の事は、両親にすら話していないのに。

「な・・・、なんで、霧島さんが、私の刻印の事、知ってるの・・・?」

「…血晶と同じ模様の、紅い刻印が、僕の体にも現れたから。だから、もし血晶のあの都市伝説が本当なら、穂波さんの体にも…と思ってね。でもまさか、本当に穂波さんにも現れていたなんて」

自分と同じく、椛の体にも血晶の紋様の刻印が出現していた事に、茜は衝撃から、しばらく言葉を発せなかった。もう、あの刻印の事を、気のせいや偶然などでは片づけられない。血晶の、あの都市伝説が、現実の物として起き始めたとしか思われなかった。

『血晶を持つ者同士で、運命の相手と出会った時、お互いの体に、血晶を模した紋様の刻印が出現する』

何度もネットで見た、「運命の相手」についての、血晶の都市伝説の一文が頭を過ぎる。

「いい?穂波さん。僕と君との間で、血晶の都市伝説の通りの現象が起き始めている。だけど、何故、僕の血晶が君を選んだのかも、その反対に穂波さんの血晶が僕に反応したのかも、まだ何も分かってない。それを知るには、穂波さんがどんな人間なのか、一度話してみないと分からないって思って、今日はここまで来たんだ。穂波さんの都合が良かったら、ちょっと話していかない?」

茜は心の準備など何も出来ていないが、椛の、血晶の都市伝説が現実の物になりつつある、この不思議を解明したいという勢いに押されて、首を縦に振るしかなかった。

椛に連れていかれる形で、茜も陸橋の階段を下っていった。


血晶の反応と、霧島椛の予期せぬ出現のおかげで、少なくとも今日、この陸橋で茜が、自分の命を放り出す事はなくなった。

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