漫画について
「この漫画、ふわふわしてるけどなかなか雨の中っぽくて、
日本庭園でもあるんだけど…うん、そんくらい」
漫画喫茶に訪問。
気になっていた漫画を数巻読んだ。
自分とは違う人生に入り込み、
主人公になりきってページをめくっていく。
漫画などに限らずだが、
やはり物語はとても心地よい。
僕が好きな物語は、大きく分けて3つあるように思う。
一つは、人生に迷いに迷った僕に新しい価値観を与えてくれそうな物語。
小難しい映画や人間ドラマの要素に全振りしたドラマや漫画がこれだ。
2つ目は、グロ過ぎないハラハラドキドキアクション。
家族を皆殺しなどのえぐい表現が出てこないレベルで、
戦闘が巻き起こって世界救うとか危機的状況で生き延びるなどなど。
3つ目は、ノスタルジー系。
昔見た作品をあらためて見るとか、
昔見た景色や好きな作品に類似したもの、のイメージ。
ファンタジーや若干の恍惚を感じるのがだいたいこのタイプ。
この3つ以外はだいたい得意ではなくて、
ホラーやスプラッタ、時代劇系統、ミステリー系統が全然たしなまない。
そんなこんなで漫画喫茶でも
好きそうな系統ばかり読んでいた。
時々、文字を目でなぞっているだけで、
没入しているだけで、
自分の意見が何も出ないことに嫌気がさす。
何かの物語を読み終えたあとで、
即いろんな考えを話せて読書感想文もすらすら書ける人を尊敬している。
きっとそういった人は、文字や絵をなぞりつつも、
自分だったらこの主人公みたいなことはしないなとか、
この脇役は今後主人公を倒す存在になりそうだから伏線ないか注意しとこうとか、
そういうのを自然とできて記憶しておいて、
感想を言えるのは、私から見たらすごい。
私はいつも、なんかいい映画だったな、
という感覚で終わらせてしまうことが多いから。
そして、考察動画やレビューを読んで、
たしかにたしかにと後付けでなぜ良い作品だったか、
借り物の言葉で把握していくことが多い。
これはあまり良いことではないだろう。
でも、実は
無意識下で私も感想はもっているんじゃないかと最近は思う。
ただ、それを言葉としてアウトプットできないだけで。
うずうずと頭の中でぐちゃぐちゃになりながらも感想くんは
渦巻いているのだろう。
まあ、その辺をまとめたりできるかどうかは、
才能とか慣れもあるんだろうな。
とりあえず、最近読んだ漫画がすごく良くて、
その時私は思いました。
「この漫画、ふわふわしてるけどなかなか雨の中っぽくて、
日本庭園でもあるんだけど…うん、そんくらい」
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