休日に街へ
「雑踏に美しさを見出すのか」
平日はあまり娯楽に触れず仕事のことを考えて過ごし、休日にはアニメを見たり映画を見たり、友人と遊んだり。
それが僕のここ数年のルーティンであり、あまりに平凡ではあるが、それで精神が正常に保たれていると感じる。
今回の休日では、友人と池袋に行った。別段僕にとって特別な街ではなく、何十回と行ったのだが、やはり人が多く行き交う都会には独特の臭さやどこかアンダーグラウンドな雰囲気がまとわりついて好きにはなれない。
もちろん、友人と行った居酒屋やいくつかの商業施設は楽しんだのだが、雑多な人々の服装や表情、笑い声には少しだけ消耗してしまう。
ただ、そういった盛り上がりを純粋に美しいものとして楽しめる日が来るのだろうと思う。
僕はまだ生き方を確立していなくて、自分の外に対して(それはたいていの場合社会全体に対して)多少なりとも面倒くささや関わりづらさを感じていて、自分から外界に対してのコミュニケーションエラーを感じているからこそ、雑踏のような情報過多に参ってしまうように思う。
今後、何か自分なりに妥協点を見つけていけば美しく見えるように思う。
そのためにどうするかというと、この日記で自分を見つめなおして、そして日常を生き生きと過ごし、皆さんの作品や好きな小説や映画に触れて、見ている世界を拡大させていく他ないかと思う。
もしくは大事故にあって、高望みを一切しなくなって、生きていることそれ自体に最高の幸福を感じるようになれば、色んなことが尊く感じられるのかもしれないが、今は一時的にそんなこともなく健康であることは幸運である。
とにかく池袋を振り返ると、というより都会を振り返った時、私の感想は何か素敵な建築があったなどなどではなく、「人が多かった」になってしまうのだ。
森に行けば数々の感想は出るけども笑
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