家でひたすら考える(15分くらい)

「将来どうすんの?」


休日に机を前にして、好きな音楽を聴き、


久々に発売された某H×Hという漫画を読みながら、


いや、意外と難しいテーマになっていて、いったん読むの今度にしよう、とあきらめながら、


僕はただただ天井をみつめて考えている。


将来どうしよう、と20代社会人の僕は考える。


子供(10歳)のころの将来って、20~30歳くらいをイメージしていて、

自分って今、そこに乗っちゃってるじゃん、と思った。


でも僕はまだ将来を見ていて、これからどのようにキャリアを歩んでいこうか、

大きく転換してまったく別の仕事や生き方をしようか、考えあぐねている段階にある。


やりたいことや将来の夢はわりかしある少年だったし、今でもやりたいことは多くある。


面白いことに子供のころの僕は、20歳にもなれば人間的にかなり完成され、成熟していて、1直線に目標に向け突き進んでいると考えていた。


ただ、実際にその年齢を超えると待っていたのは迷いであり、少し年齢が上がってくるとそこに責任などもふんわりと乗ってきて、30や40になるとまた違った表情を見せていくのだろう。


もちろん、悪いことばかりでもなかった。

年齢を重ねるごとに知識も増えていき、趣味の幅も広がり、給料をいただくようになってからは行動範囲もかなり広がった。


子供と大人、どっちが楽しい?


そんな問いを考えたことが皆さんもあるのではないだろうか。


僕はその問いは難しく、簡単にはい、いいえでは答えられないように思う。

子供のころとはものさしも変化して、何をもって楽しいか、何をもって苦しいかも変わっていっている。


ただそんなことより、今この瞬間を何とか高品質にするように日々足を進めていくしかないのだ。


そうやって日々を高品質にするように心がけていった矢先、見落としてしまうのも「将来」なわけで。


人間は過去を考えたり現在を考えたり未来を考えたり、実に小難しい生き物だ。


とりあえず最後に感じたのは、幸福マシマシ苦しみショウショウな将来が欲しい、ということ。


これまで生きてきて、悩みがゼロの時期はなかったけど、自分と世界のことをうまく知って調整していけば、幸福を限りなく増やしていくことは可能に思える。


運は、時に必要だけど。。。

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