第39話

翌日。散歩はしっかりしてくれた。

そして守は…今日はいないのよ〜沖縄にいる。そんで、散歩は2日お願いしてあるというね。電話はくれなくて、メールで着いたとかはくれた。けど忙しそうだし、こちらからはしないでおいた。

その翌日は、家に帰らないで直で会社に現れた。疲れてないか心配。いろいろ沖縄で決めたらしくて、ちょっとワクワクした感じではあった。帰りの車で、柊くん弟について話すことにした。


「散歩、ちゃんとやってくれたよ」


「当たり前」


「守から連絡してあげて?無償で頼んでるんだし」


「もちろんするよ?でも、お金とかそういう話はあんまり持ち出したくない。…だけどお礼したいし…なにかあげようかな」


「ねぇ、うちに招いてお食事しましょーよ」


「は?大変でしょそんなの。無理しなくていい」


「何を言う。出前ですぞ」


「…いや、気を使うかも」


「大丈夫よ結構話したもん私!今日来てもらおうよ!暇そうだし」


「おい、余計なこと言ってないよな?」


「もちろーん」


家帰って、守はすぐ連絡してくれた。そんで、私は出前を注文。守が食べられるように、サンドイッチ、ピザ、スパゲティなどいろいろにしてみた。こんなの軽食じゃん、なんて言わなそうだもん、あの子は。

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