第33話

みどりの裸を触らせてもらって、わかった。そうか…緒方さんは肉が横に多い!胸だけでなく、あちこちに肉が分散している。


「普通は、乳だけ肉がつく?」


「いやいや、女子は腹に肉がつきやすい。筋肉量の違いでね〜」


「みどりは腹が横に割れてないよ?」


「私はもともと痩せ型でしてね。あーでも、今から腹がどんどん出てくるよ?それはそれはお相撲さんになるでしょうなぁ」


「いや、ならないよ」


「なるって、横綱のように大きな腹にね」


「いや、乳は牛みたいにもっと大きくなるんでしょ?ならいい」


「えー?守は私の乳が気に入ってるのかしら?」


「違う」


もう服着てるみどりに抱きつかれた。


「守、いろんな女子の乳でも鑑賞する?そしたら、楽しくなるよ?個体差があるし」


「いいよそんなのしなくて」


「守好き〜あーもう、抱きたいよー守〜」


「だめだって」


「私の体型どんどん変わっちゃうから萎えちゃうかな?」


「萎える?なにそれ?」


「守が私にたててくれなくなるのかしらってね」


「…ないから」


「え?なに?」


「ど、どうせお前俺のこと触って、勝手にやるんだろ!」


だって今だって触ってるし!


「なーに?」


「う!」


耳、舐められた。いつもそうだ。俺ばっかりいい気分。まだ俺はみどりがどうしたら喜んでくれるか、研究途中なんだからな!


「かわいい」


みどりの甘い声にくらくらしている。緒方さんには全然全く反応しなかったのに。

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