第2話

足助さんは、叔父さんの連絡先を知らないし、どこで働いてるかも知らない。最近会ってもいないのに、なぜか叔父さんに頼もうとした。そんな人がなってくれるはずないが、私はたまたま職場を知っていたので、私が直接会うことにした。


学生の足助くんを知っていたが、とても顔がよいためモテていた。かわいらしさもあることも私は知っていて、またそんな顔が見たいなとずっと思ってた。せっかく会えるから、たくさん話したい。そう思ってた。

実際会ってみると、アポなし訪問なのにすぐに会ってくれるし、身元保証人にもすぐになってくれるし。こんなに優しい足助くんと、ここでお別れなんて…


そんなのありえなくない!?


せっかく会えたんだし、この後お茶でも…なんて言えばいいのに、私どうかしてた。

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