誓い
生まれてきた者は 生んでもらった有り難さなんて
わからない
さも 当たり前のように 生きているけれど
ここに来るまで どれだけの苦労と痛みが
つみ重なっているかなんて
わかってないんだ
それは 星のような奇跡のカタマリ
そんなスゴイモノがこの身体に詰まってる
知らずに生きてるなんて もったいない
この星に この街に 生まれ落ちて
家族と出会い 友と出会い 恋人と出会い
別れに涙する時 いつも一人じゃなかった
手のぬくもりを感じられる その距離にいられること
甘く見ちゃダメなんだ だから
何度だって 手をつなごう
あきれるくらいに くだらない会話 発し続けよう
いつか 必ず思い出す
いつもいつでも ぬくもりと共にあった日々を
この毎日が救う 未来の自分がきっといる
この生を この身体に 受けている間は
めいっぱいに 生きよう
いつか必ず 終りが来るのだから
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