末路の詩

霧這

アタシ、気づいちゃった

教卓に立つ三脚はフラッシュをめない

否定はある種の願いだと知った

そうであって欲しいという押し付けで

のぞみ“の”(の)は

呪いの(の)だと暴いた

ガラスへんは言葉の破片よりは

冷たいけど言葉よりは痛くは無い


角膜がナパージュなら人生楽しいのかもね

でも舐められちゃうから不安

浴室に苺ジャムで「愛」って書いて

洗い流すとベトベトのモノこそ

残ったアタシなんだろ

そう、フィルムに着いた

ホイップクリームの事だよ

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末路の詩 霧這 @Sachi8hyA9sya7

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