ちっちゃな女の子みたいな可愛くえっちなボクの恋

第4話

ボクはピンク色好きなので、小学校にもピンクのカバンで行ってる。

みんなも、好きな色のカバンで小学校に通ってる。

イレーヌちゃんの好きな色はイエローなので、イレーヌちゃんはイエローのカバンで学校に来ている。

夏休みに、イレーヌちゃんとボクの家族で、ニースに遊びに行った。

パリから飛行機に乗ってニースまで。

海のそばにある可愛いちっちゃなホテルだったけど、ホテルに入ると、壁に色んな絵、飾られてて、でも、なんとなく、絵にも、パリとはまた違った南仏の光りを感じて、南仏の暖かな絵に思えた。

イレーヌちゃんも

｢ニースの絵も可愛くて良いね～｣

って嬉しそうに見ている。

ホテルの部屋も、可愛かった。

出窓もあって、窓から海も見渡せる。

お風呂も大きかったから、イレーヌちゃんといっしょに入れた。

次の日、イレーヌちゃんと空里と3人でシャガール美術館に行ってみた。

3人で美術館に入って行ったら、美術館の学芸員の可愛いお姉さんも笑って

｢ボンジュ～ル｣

って言ってくれたから、3人で

｢ボンジュ～ル｣

って返したら、お姉さんも嬉しそうだった。

シャガールの絵も面白かった。

ピアノにまで、シャガールの絵を施してあった。

美術館からホテルに戻って、家族みんなで食事した。

それから、ちょっと小高い丘に登ったら、きれいな海を目の前に見れたから、しばらくずっと丘の上からニースの街並を眺めていた。

イレーヌちゃんと空里とボクの3人で、ニースの街並の絵を描いた。

他にも絵を描いてる人まわりにたくさんいた。

翌日、セザンヌのアトリエに行って、アルルの街を見て、アヴィニョンに行って、TGVに乗ってパリに戻った。