第83話 令和六年の僕の抱負
謹賀新年。旧年のご愛読への感謝と新年のご挨拶。新年の初記事はそんな思いも載せている。本年もよろしく。
さて唐突だが、南瀬は最近弱気だな、なんて思われていないか心配だ。むろん
年末から年始にかけてのたまった疲れで本日三日は寝正月。また今年も大学生は一路箱根の山から東京へと東海道を走っているのが外の様子で分かる。我が家の近所で、駅伝の選手が通過する度に声援が聞こえてくるからだ。上空にヘリの音も聞こえる。
そう、数年前までは結構応援にも行って旗など振っていたのだが、体力の衰えというのは本当に凄い。五十歳を過ぎてからそんな元気もなくなった(笑)。今は気持ちだけ応援。
そう、このように、今現在の話題をするとなんとなくネガティブ風なのだ。普通は昔の話をする方がネガティブに感じるのに、僕の記事は今の方が面白くない。要は体力の衰え、記憶の消滅、身体の部分的小さな故障という老化に抵抗して、耐えることが出来ない年齢に来たのかなあ、と自己分析。全てがそこに通じてしまいなんとなくネガティブ風に感じる内容。なるべく明るい話題というと若いときの完全元気だった昔話になってしまう。所詮、僕の今は文学と小説だ、っと格好つけてみる(笑)。
では本題。ここからは五日に書いている。令和六年、今回は大祓も初詣も横浜である。今までも無かったわけでは無い。記憶が正しいか不安だが、2014年(いや2015年かな?)以来だと思う。あの歳は初日の出を見るためにランドマークタワーにまで登って、その帰りに初詣に行っている。まだ四十代中頃、元気だった。
このあたりの近年の僕は横浜の他に鶴岡八幡宮や東京大神宮へも足を伸ばした初詣をしているが、両社とも凄い列になったのを覚えている。東京大神宮は、飯田橋駅前の教会の前の広場まで列が伸びていた。早朝に行って午後一時過ぎに参拝を済ませた。でも諦めなかった。若かった。足が棒のようになりながらも満足して帰路に就いた。
伊勢山さんもそこそこの列にはなるのだが、今回は行った時間が良かったようで三十分ほどでお参りできた。帰り際に、大幅に増えていたこれからお参りの人の列を横目で見て、「ラッキーだ」と、新年早々ついている行動に安堵して帰ってきた。この時の僕の参拝の待ち時間は、ほぼ地元の神社と同じ時間で済んだ。
今年の抱負? ムリせず老化と仲良くすること(笑)。そんなわけで半官半民の外郭団体、生涯学習の団体も今年で自主卒業するつもりだ。昨年は自分の活動実績もなく、紙面には存じ上げない先生や知らないお名前が増えて来た会報。ちょうど今年が会報の更新年なので継続をしない方向で検討している。そろそろ潮時かな。毎年東京で行われる夏の全国大会会合にも出なくなって久しいし(五年以上、いや七、八年かな?)、僕らの世代が中心ではなくなった。活動報告記事も結構若い人や地方の人が多い。都市部では難しいのだろうか? まあ、大都市圏の東京近郊なら受講者も多く、カルチャースクールなどの民間講座に託せば必然的にビジネスになるしね。よほどの特殊分野でもなければ、都市部では公民館などを使ってまで開講する意味は薄れる。なにより僕より優秀な人だらけの都市部に僕などお呼びでない(笑)。
平成14年、2002年から続けてきたこの生涯学習活動だが、二十二年目の今年で幕引きの予定である。よほどのことがなければ卒業するつもりだ。資格を取っているので、その資格は残るが、現況、この先実践や活動の部分で僕に用事があるとは思えない(笑)。その時はまた考える。
あとはお伊勢さんと文学・小説・音楽だけが僕の生きがいかな? 生計の方は民間で立てていけるだろう。受験関連業界やらサービス業などの隅っこで細々と出来る範囲で頑張っていこう。
さて僕の本当の今年の抱負は、❶文学創作活動をがんばること、❷満足できる生活環境の構築、❸そして可能な限りの音楽や文学、芸術とのふれあい、文化的な事柄の交流の機会を作る、である。
お伊勢さまや神明社とのご縁なども勿論ある。これは今年の抱負ではなく、ずっと恒久に好きな場所であるから抱負とは言わず永遠の理念である。格好良く言っているが、ただの神社好きなだけである(笑)。
簡単そうに思えて、なかなか実現は難しそうな抱負だ。さてさてどのあたりまで僕の願いは天に届くのだろう。神のみぞ知る、って感じかな。年頭にあたっての、正月ならではの内容となった今回の記事。次回は音楽の話、かな?
何にせよ、本年もよろしく。ではまた。
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