第79話 東武電車で行く足利の旅
カクヨムコン盛り上がっているようだ。平常心の僕はいたっていつも通り。他人事の感覚で参加だ。ただクリスマスまでに、と考えていたマリン嬢と暦人は間に合わなそうだ。神明社シリーズを時間をかけて丁寧にやり過ぎた。きっと季節感のない時期にマリン嬢がアップされるだろう・笑。
さて本題。足利へ行ってきた。それも東武電車で。いつもは小山経由で両毛線で行くのだが、今回は久しぶりに北千住から通しで足利市駅まで行った。浅草はいまの住居からだと出づらいので北千住で乗り換えだ。
東武電車は昔とダイヤパターンが変わっていて、僕の知るダイヤで無くて驚いた。全ての区間急行っていうのが館林止まりになっていた。今や浅草から足利は優等列車に乗らないと直通できないようだ。
館林で二、三十分佇んでいた。そこから先は見覚えのある中学高校時代に佐野線でよく乗っていた車両が来た。当時は最新だった。ヘッドライトだけ今風になっていたが結構古い電車だ。あの頃はクリーム色だった車両だ。
館林から足利は十数分なので、それ程苦ではない。思ったのは結構な利用者数だ。久喜までは朝の下り電車なのに満員御礼だった。途中の動物公園まではほぼ満席。久喜で皆が降りるが、結局館林までそこそこの乗車人数だった。上り下り混んでるこの路線はドル箱路線に思う。そんなわけで帰りは特急で帰ろうと思った。
今回は伊勢神宮の内宮から下賜されたご本殿を持つ緑町の八雲神社で御朱印を頂く。通算二度目のお参りだ。神明社では無いが伊勢神宮との結びつきが深い面で御朱印をほしいと思った。そして帰り間際の足利伊勢宮である伊勢神社では、月読宮の御朱印を頂いてきた。
折角来たので『渡良瀬橋』というヒットソングに出てくる公衆電話や橋の全景も途中にあったので画像に納めてきた。もう僕が神奈川に住んでいた頃にヒットした曲なのでこの曲に共感や思い出は無い。けれど、いまやこの地も観光地化しているゆえにこれもまたいいかな? と思ってツーリスト気分で画像を納め回ってきた。
定番でお約束のイモ串フライと古印最中はしっかり食してきた。ちなみに芋串フライ、僕の小説の中では栃木市名物のように書いているが、足利、佐野、栃木の県南の三市なら僕が栃木にいた頃は、ほぼどの町でも普通に売っていた。お肉屋さん、一部キッチンのある駄菓子屋さん、万屋さん、行楽名所の売店などだ。学校で遅くなったときは揚げたてのイモ串フライを囓って家までの空腹をしのいだ。店によってはタマネギが一緒に揚げてあったりもした。
今回はスーパーで見つけたのでそれを入手して往時を偲んだ。
時間が許せば佐野にも回ろうと思ったが今回は難しかった。佐野ラーメンは結構今は県内のどこでも食べられるので、本場と遜色のないものが味わえる。またご当地の味は春まで持ち越しかな? 今回の目的は小説のための現地確認と故郷両毛地区の祖父母との思い出訪問、そして御朱印集めが最大の目的である。達成したら帰路に就く。特急りょうもう号の切符を買って北千住へゴーである。なんと早いこと。ほぼ一時間で着いてしまう(笑)。
関東在住で特に行くところも決まらない、近場でお財布に優しい場所という時には足利、佐野はオススメである。今回は週末にアップできた。こうだとほっとする。ではまた。
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