第70話 茅ヶ崎の話
本日、茅ヶ崎に行ってきた。何年ぶりだろう。結構行っていなかった。最後に行ったのは駅ビルのルミネがラスカに替わってすぐくらいだから結構経つ。先に言っておくと目的はサザンのイベントではない。このところ数日間行われているらしい。僕の目的はスーパー銭湯とぶらり散歩である。
以前は辻堂に住んでいたので、その頃は茅ヶ崎には自転車で行けたのだが、今は倍以上離れ、距離的には少し遠くなったし、この夏の暑さに負けてしまっているので、素直に電車を使う。
その駅ビルラスカ、いつの間にか増床していた。工事で改札前が白い板で封鎖されていた頃のイメージしかないので、改札前に綺麗な駅ビルの入口が出来ていて驚いた。町の造りや雰囲気は一応、ほぼ知っているし、何処に何があるのかも知っている。十年ほど前までは、自動車で通院していた子どもの送り迎えと一緒にジャスコやサティで買い物するために、結構何かと訪れる町だった。大磯と平塚の境目辺りに住んでいた頃だ。その時は結構暮らしやすそうだな、と感じる町だった。それは今も変わらない。
独り者になって、藤沢に住んで、あまり下り方面の電車に乗らなくなった。ほぼ東海道線は上り方面にしか用事が無い。そう言えば数年前に山手で出会った可愛いあの女性も茅ヶ崎の人だった、などと市の文化会館横を通りながら思い出していた。おじさんは嬉しい類いの新しい出来事が頻繁にないので、昔の記憶がなかなか抜けていかない(笑)。
茅ヶ崎と言えば、浜田屋さんやえぼしさんのお弁当やお総菜も思い出すが、今は藤沢でも買うことが出来るので茅ヶ崎名物という感じは薄れた。好きだったダイクマの本店はヤマダ電機に変わり、町を簡単にぶらぶらしてから帰ってきた。昔のダイクマは楽しかった。まさにダイナミックだった。
サザンも良いけど、ワイルドワンズや加山雄三さんも茅ヶ崎なんだよね。『エレキの若大将』って映画、星由里子さんや田中邦衛さんの演技もいいよねえ。僕の生まれる前の映画なんだけど、格好良い青春映画だな。
最後に茅ヶ崎で簡単なお昼、ファストフードの食事をして戻ってきた。先週、出せなかったので、今週は二本立てでこのエッセイは借りを返しておこう。ではまた。
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