第57話 ランキングの話
久々にここの媒体でランクインのサインが挙がった。何ヶ月ぶりだろう? 僕はカクヨムさんでランクインすることは、それほど重きを置いていない。……というよりも、縁が薄い。それ程話題性にとんだ、共時性のある、裾野の広い作品を書いていない。どちらかと言えば好きなモノを書いてアップする作業を中心に考えている。不思議なことに、カウントを増やし、広めるのはいつも他のサイトだ。
ここから生まれたのは「神明社のある街角の風景-恋と御縁の浪漫物語-」シリーズだ。でもプレビューやランキングは反応の早い媒体さんに任せている。……とはいっても、誤解しないで頂きたいが、所詮僕のランキングであり、僕の作品のプレビューだ。たかが知れているし、たいしたことはない。児戯に等しい。巨大なファンと支持を持つ皆様とは、「月とすっぽん、ダイヤに石ころ」程の違いがあることは前提だ。あくまで僕の作品内での比較である。
実際、このシリーズもここの媒体では一年がたった。他の媒体では半周遅れのスタートで、この短期間(ほんの数ヶ月)にプレビュー七〇〇近い数値をはじき出してくれている。また話ごとに区切ってみても、同じ回の話でも数値に結構な差がついているのが面白い。きっと媒体によって集まる人の嗜好性が異なるのだろう。
逆に、「時神と暦人」のプレビューもコンスタントに古い回のエピソードが伸び続けているのがカクヨムさんだ。何でかは僕は分からない。他の媒体はアップ直後にすごく伸びるが、その後の旬を過ぎると留まる。でもカクヨムさんは少しずつ、いまだに増え続けているのだ。SF好きな人が多いのかな?
僕は自分の書きたいモノを書こうと決めてから、あまりそういった数値に左右されない安定した世界観を目指している。自分のモチベーションのためにもなのだけど。別に読んでくれる人が少数でもそれを愛してくれる人がいれば、それに合わせる。そう言った人が少しでも増えてくれれば、読み手が広がるし、僕も書きやすい。背伸びして自分の不得意なモノにまで手を出して、ドツボにはまって大好きな物書き趣味で悩み事を作りたくない。自分のリフレッシュは、僕の作品をコンスタントに読みたいと思ってくれている人たちに定期的に発信できるという利点を与えてくれる。だからムリしない、新しい分野は十分に知識と心の余裕が出来てから始動する、これを心がけている。
それと報告なのだがカクヨムさんのスペースをお借りして発信してこのエッセイを書いているが、また再び専用のブログサイトに移行しようか、と思案中である。かつての文芸や芸術の知人や学習仲間も集まりやすい。決定事項ではないが、八月以降に状況を見て判断するつもりだ。勿論カクヨムさんの作品アップはこれからも続けていくし、新作も考えていく。いずれにせよ、指針が決まればまたお伝えしたいし、なしづくしにお茶が濁されたらポシャったと思って頂きたい(笑)。媒体を引っ越すの大変だしね。
では皆さん、お体ご自愛の上、楽しい夏をお過ごし下さい(^^)/~
※本当はこの文章、月曜日深夜にアップする予定でした。諸事情により遅れてのアップになります。あいすみません。
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