第18話 短編「神明社とガールズネーム(仮)」シリーズの話Ⅱ
今日から年末年始の休暇。掃除を始める前のウォーミング・アップでエッセイを一話の更新。
何とか十二月中に予定通りにこのシリーズの十作品を仕上げられた。快挙。自分にお疲れ様と言っている僕(笑)。最後、阿佐ヶ谷の物語に関しては、街の記憶が曖昧なため、ちょっと用事があって東京方面に出たので、ブラブラして、ちゃんと神明宮もお参りしてきた。御朱印も頂いて来た。あの垣内のご本殿は、横浜の伊勢山さんもそうだが同じように、神宮の御正宮のような雰囲気を醸す。
さて、作品たちをざっと振り返ってみると、総括では書いている間、構想の時間も含めて、楽しかったという感想だ。なんだか分からないけど、こんな気分は久しぶりである。昔、ショートショートの「難破船」や「DNA分析を越える制御」を書いていたときぐらい楽しかった。オチのすっきりした作品っだった。そんな例え僕自身しか分からないか。要はすごく楽しかった。プロットの流れと落とし所の潔さ。僕の物書きの気概や目的はそういう風にあればいいみたいだ(笑)。
書いていた時の感想としては、人間が幸せになる瞬間をお手伝いしたような気分でいられる。小説もバンドもハッピーエンドがいいですな(これ昔あった「はっぴいえんど」ってバンド名にかけてます・念のため説明)。
今回登場させていただいた街は、横浜・桜木町、東京・飯田橋、東京・浜松町、東京・阿佐ヶ谷、藤沢市、鎌倉市、茅ヶ崎市・寒川町、さいたま市・大宮、足利市、栃木市の十地区である。
登場人物の職業は、受験生、出版編集者、ピアニスト、キャバ嬢、自宅のお好み焼き屋手伝い、お弁当屋店主、果樹園農家、新聞記者、受付嬢、会計事務所助手である。
一方の一人称の男性のほうは、受験生、もと出版編集のおじさん、百貨店外商部勤務、オフィス機器リース会社、もと画廊勤務で模型屋店主、PCプログラマー、一流会社の会社員、音楽出版社勤務、CD・楽器店店長、居酒屋のオーナー店長である。
反応を複数いただけたのは、栃木市が舞台の亜佐美かな。方言のある姉御肌の怖いお姉さん。あと僕が印象に残っているのは、沙織と加佐子である。足利の話、沙織は田舎育ちの穏やかな上京組のお嬢さん。僕の人生の中にも一人や二人はきっといたと思う。一方、阿佐ヶ谷の加佐子はそろそろ水商売が慣れてき始めたお姉さん。涙もろい過去に悔いる正直者の女性。ちなみに僕はキャバクラとか行ったことないので、勝手な空想やメディアの情報などから想像して書いています。細部至らなければ、お許しを。大体、夜は八時以降外出するのは本当に稀なので、三十代の頃から夜遊びはしない。十時すぎると眠くなってくる人だ。前にも書いたが、三十代から四十代のはじめは、子供の世話で大変だったしね。逆に朝は早い。五時台には目が覚めている。おじいさんになるのはもう少しかな(笑)。
そんなわけでなんとか予定の十話完了である。あと五話ほど書きたいものがあるのだが、温存してちょっともったいぶってみよう。これ、誰も喜ばないパターン(笑)。でも時間かけないと書けないと思う。だじゃれで、最後はかけてみました。お後がよろしいようで。ではまた。
追記 玄関掃除、キッチンレンジ、廊下のモップがけを終えて、お飾りを玄関に。年神様をお迎えする用意が着々と進んでいる。うさぎと一緒にやってくる年神様、皆に幸運をくださるといいな。僕は結構うさぎと相性がいいので、来年は飛躍できるかな? 準志望校に合格したのがうさぎ年。自由を手にしたのもうさぎ年だった。
年内、今年はあと少し更新するつもり。お付き合いの程を。
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