乙女に届かぬ心中 ◆

 おひいさまと、小娘は私を呼ぶ。


「昨夜もいつも通り、何体も人狼を屠りました! おひいさまの敵を少なくできたことを、心より嬉しく思います!」

「……そう」


 返事をすれば、目を潤ませて小娘は笑みを見せてくる。

 どういう感情なのか。


 そんな報告よりも、昨夜はどんな星が夜空にあったか教えてくれよ。


◆◆◆


『殺戮系魔法少女の狂愛と失恋(仮)』より、星影乙女とヴィルゴ・シェフィールド。

ヴィルゴ=おひいさま(?)=乙女ちゃんの本命


年末くらいまで書いてたやつですが、没にして、また一から書きたいなーと思ってます。

没話が、乙女ちゃんが家族を半殺しにしてまう筋書きだったのですが、家族って大切だよねって、そんな話に書き直したく。

乙女ちゃんの婚約者の星影瓶継女装ボーイはカットしない方向です。


花江夏樹さんの動画で、魔法少女失神という単語を耳にして以来、

魔法少女もの書きたいなー、どうせならまどマギみたいなダークファンタジーがいいなー、あと吸血鬼絡ませたい、から三年。

完成はいつに。

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