傭兵教育実習施設 (傭教施設)と傭兵

そもそもの発端は、クロヤ・フォード

率いる最年少傭兵団(苦楽の道)の

メンバー


バーン・ストレイク(帝国出身)

エイミア・ダーバニー(王国出身)

カナイ・サナダ(神国出身)


リーダーを除いたこの三人と、依頼人が、大型魔物によって殺されたため、新入りが、すぐには死なないようにするために作られたものである。


(依頼人の死は、傭兵としての死を意味する。)

これは、傭教施設の教訓である。

・いかにして依頼人を守り通せるようにするか。

・すぐには死なないように、先人たちの知恵を新入りに教えること。

・実力を上げるために、実習訓練をこなさせること。

この3つが、傭教施設で新入りたちに

対して、先生(隊長)がしなければならないことである。


さて、傭教施設については終わったが、

次に説明するのは

この世界での傭兵についてである。

傭兵はこの世界において、最も人気のある職業と言っても過言ではない。

理由としては、

依頼は、たいてい貴族や街、村からなどが主なため、報酬が豪華であり、かつ、遊撃士としてのライセンスも得られるので、暇な時に魔物を狩って、遊撃士協会で魔物の素材を換金することができるのだ。

これが、理由として大きく挙げられる。

(ただ単純にカッコいいからもあるが。)


確かに傭兵は人気だ、だが、その数が多すぎて、管理が行き届いてない所もある。そのため、国ごとに傭兵を管理する、傭兵ギルドがつくられ、傭兵ギルドに登録しなければ、違法傭兵と見なされ、すぐさま傭兵ギルドから派遣された傭兵によって、取り締まられ、

牢屋にさよならバイバイとなる。


傭兵ギルドに登録した傭兵団は、普通その国一つでしか活動できない、が、クロヤが属している傭兵団は唯一、世界中を回っているため、傭兵ギルドも全て登録することができる。


(クロヤが団長を務める傭兵団は、傭兵ギルドの中でも一番と言われている。)


傭兵ギルドにはマスターがおり、いずれも最強格の強さを誇っている。


帝国の傭兵ギルドマスターは、クロヤなどが属している傭兵団(傭兵団にも種類があり、一つだけという傭兵団と、クロヤのように、いくつもの傭兵団を一つにまとめる傭兵団)を取りしきる、大頭としての役割を果たす。


大頭はクロヤを親代わりとして育て、

今では、名を轟かせるほど子まで成長させた。


元々、傭兵団(苦楽の道)は、大頭がつくったものであり、その傭兵団の名を最年少傭兵団に引き継がせた。


大頭がまとめている今の傭兵団の名は、


    「天を穿つ神狼」


クロヤが率いる傭兵団の名は


    「叛逆への杯」


☆大頭は少年期のクロヤの団長です。






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