月里美ゆずる様のタブに痛い女の文字が無かったら、私は今ここにこんなことは書けなかったと思います。


箱入り娘で育った、蝶自己肯定感の高い女って感じがして、まさに痛い！という主人公が織りなす物語です。

これは、作品を書いている私も、新しい性格を学べるいいチャンスになっています。

数話読んだだけでもブルっとくるような作品です…。ホラー（？）というわけではありませんが人間の心をいい意味で抉ってくる環境が生んでしまった怪物のお話。
気づけば手が次の話、次の話へと止まりません！

こんな人いるか？！と思うのに、描写がリアルで設定もしっかりしているので、いつの間にか「この主人公アカン...」と思いながら読み進められました。
まだ途中ですが、最後に主人公がどうやってざまぁされるのか楽しみです。

言葉の至る所に主人公の自己中心的な考えが出てきていて凄くキャラの人物像が分かりやすかった！周りの人の疲弊具合も物凄くリアルさが出ていた。

いい意味でタイトル詐欺です。
恐怖の中にセンスを感じるワードチョイスもあって技法も溢れてます。
一見する価値ありです！

これは、やばいですね。

読めば読むほど心に膿が溜まっていくえげつない感じ。
サイコパスなんじゃないかっていうくらい、世界一可愛い私がすごいです。
現代ドラマなんですけど、間違いなく現代ドラマなんですけど。
個人的にはホラージャンルよりもメンタルにくる作品でした。

オススメ迷う作品ですが、この手のやつが好きな方ならどハマりするかも。
文章自体は読みやすいので、内容が好きそうならぜひ。
とりあえずよんで見て苦手そうなら……後は自己判断で。