第3話_浅葱湊、捜査本部内へ。

俺、浅葱湊はとある事件により捜査本部に行く事となった。何度か一緒に行ってる訳でも無い為迷うのは当たり前だと俺の中では思っている。が、刑事の感というのか知らんが捜査本部内の会議室は少しガヤガヤと騒がしい_。

桂木朧という警部が、この場を取り仕切っていた。

桂木「初めまして。我々刑事が探偵に頼るなど、落ちぶれたものかと思いますが……」

浅葱「出来れば俺も静かに暮らしたいがな、一連の事件がの相手なら君はどうする」

桂木「そう、ですね。僕は取り敢えず自ら単独行動をオススメしますよ」

浅葱「そうか。それもそうだが、何分方向音痴なもんでね」

桂木「そうでしたか。探偵が方向音痴って大丈夫何ですか?」

浅葱「家までなら帰れる。問題は無い」

桂木「そういう問題ではありません」


……。長々と話乍着いた捜査本部。


浅葱「……十年前と変わらぬ顔ぶれか」

桂木「え?どういう事ですか?」

浅葱「嘗て担当したであろう刑事達しかいない、即ちお前も巻き添えくらったって事だ。事件に携わった者としてな」

桂木「そんなァー」


ガヤガヤと騒々しい位に

あちこちから「又奴が現れたのか……」とか

「〈探偵〉の登場か?」と嘲笑う様な口調で言う者も居る。即ち、新米担当者は〈探偵〉の力でないと解決出来ない事に嘲笑い

古株の担当者は又かとため息混じりでやらざるを得ないのであった……


オマケ……?

題 〈米倉充よねくらみつる〉の幼少期から〈現代いま〉の時まで_

私は昔、親に暴力を受けて暮らし親戚のたらい回しにあいその子供らからも虐めを受け

善人には心を痛めた孤児に見えたのだろう。

然し、私は違った。〈時を超える力〉と

〈捏造〉というに持ってこいの力で私は幼少期を隠れて過ごし気づけば何も復讐等しないまま成人、つまり二十歳となってしまった。ボケーとしていたら社会人。

底からを実行する為にを用いて私は復讐を始めた。先ずはすっかり私の事等記憶から抜けている、新しい家族を手にした、私をこの世に産み落とした〈両親おや〉と呼ぶに足らぬ者達がターゲットとなり、底から

は始まって行くのだ。

然し、ある時に別の力を持った〈探偵〉と名乗る者が現れた……。捕まる訳にはいかない私は力を駆使して逃げおおせた。

底から十年後に舞台を始めるその日まで……

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