「はぁ、負けた」

フォーカスはしゃがみ込む。

「どう？これでも類清に勝てると思う？」

「もういいや。僕、疲れちゃったよ」

「私は類清達のところに行くからね」

瞳彩（アイリス）の用意したモンスターに飛び乗る。

「よろしく」

モンスターは空へと飛び立った。

「僕は負けたけど、瞳彩（アイリス）様は負けないからなー！」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＜エントランス＞

モンスターの力を借りても、広大なパーク内の移動には時間がかかる。

エントランスに到着した頃には夕方になっていた。

「よぉ、勇敢な戦士達よ！」

瞳彩（アイリス）はローブを纏った人の形をしていた。

「こいつが瞳彩（アイリス）…」

「さて、最後の戦いを始めますか…」

続く…

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

「遂に瞳彩（アイリス）との決着か」

「ここまで来たんだ。

何があっても勝つぞ、類清」

次回　PARSKR II（パースクル・ツー）

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