第5章 決意、対峙、終着
ゴミ掃除を「兄弟」に任せ、「俺」は地下駐車場を後にした。
部屋の中に入り込んだままいつまでも潰せなかった害虫をようやく仕留められ、晴れ晴れとした気分だ。
靴音の奏でるリズムが新曲のインスピレーションをもたらしてくる。極彩色の世界の彩りの中で、「俺」の精神はこの上なく充足している。
さあ、すぐに皆の待つライブハウスへ帰ろう。
浮かぶように足を踏み出した。
「……?」
微かな、違和感。
腹の辺りだろうか。異物感に似た妙な感覚がこみ上げてくる。むかむかする。昨夜酒を飲み過ぎたせいだろうか?
「……チッ」
違和感は意識するほどに膨れ上がり、無視できないものになってきた。
面倒だが、一度吐いた方が早いかもしれない。
警察署の廊下を進み、トイレの個室へと入った。
「うっ……」
便器に溜まった水を見た瞬間、こみ上げた異物感は衝動になって噴出した。
「おえええええっ……!」
喉を焼く痛みと共に、胃液が逆流して溢れ出す。
ほとんど固形物を口にしていなかったため、出るのは胃液ばかりだ。
便器の中に溜まっていく液体の中に、溶けかけた錠剤が沈んでいた。
「ったく、何だってんだ……?」
呟いて、異変に気付く。
視界から色彩が失われ始めている。薬の効果が切れる前触れだ。
早すぎる。今さっき飲んだ薬を吐き出したとはいえ、まだしばらく効果は持続するはずだ。
だが考えている時間はない。
バッグから薬のケースを取り出し、一粒口に放り込んで噛み砕いた。
「……!?」
口の中に砂糖の味が広がる。薬に味などついていないはずだ。
これはただの砂糖菓子だ。すり替えられている!
「クッソガキがあっ……!」
体の主導権を譲っている間に何か仕込みやがったな。この異様に早い薬の効果切れもそのせいか。
こうしている今も視界は色を失っていく。バッグの中は札束で溢れていて本物の薬を探す余裕は無い。
体を奪われるのは避けられない。
「舐めるなよガキがあっ! 『俺』には『兄弟』がいる! 共に楽園を築き守る『兄弟』だ! こんな小細工で『俺』を止められると思うな!」
明滅する視界の中、スマートフォンを取り出し、この体の持ち主に一番効果的に干渉できる「兄弟」にメッセージを送った。
そこで「俺」の意識は途切れた。
「はあ……っ。けほっ、けほっ」
正常な視界と喉の奥を焼く痛みで、「僕」は帰ってきたのだと実感した。
バッグからスマホを取り出し、日付と時間、現在地を確認する。
日付は変わらず、時間は数時間経過している。GPSによるとここは警察署のようだ。
捕まって「兄弟」の根城と化しているここに連れてこられ、薬を飲まされて体を「俺」に乗っ取られたが、その後パトカーに捕まる直前に飲んだ貧血薬がうまく効いてくれて今に至るらしい。
貧血薬の多量摂取で血液の量を増やして血中の薬の濃度を下げると同時に、副作用の嘔吐で飲まされた薬を吐き出す作戦はうまくいったようだ。
ケースの中に入っていた薬はあらかじめ別の袋に移し替え、代わりに外見がよく似たラムネ菓子を入れておいた。
これで「兄弟」の前で薬を飲まざるを得ない状況になってもしばらくはやり過ごせるはずだ。
「そうだ、『彼女』は……」
体を奪われている間の記憶ははっきりしない。
「彼女」も「僕」と同様、ここに連れてこられているのだろうか。「兄弟」に何かされる前に助けないと。
この体が「僕」のものになっていることがバレないようにすれば、「兄弟」に言うことを聞かせることもできるだろう。
「僕」は口元の汚れを洗い流し、微かに記憶に残った「俺」の口調を思い出しながらトイレを出た。
「『兄さん』、お疲れ様です」
「……ああ」
「先ほど、『兄さん』が始末してくれた女の死体を処理し終えました。事件性のない事故死体として片づけたので、ここから『兄弟』に火の粉が降りかかることはありません」
「…………」
「『兄さん』? 何か問題でも?」
「いや、なんでもない。ご苦労だった」
「われわれ『兄弟』の楽園を守るためですから。このくらいなんてことありませんよ」
「……『お前たち』はよくやってくれている。労いも兼ねて、今夜ライブでも開くか」
「それはいいですね。羽を伸ばしたかったところです」
「なら『お前』から他の『兄弟』に連絡を入れろ。今夜八時から、いつものライブハウスだ」
「わかりました。皆喜びます」
「『俺』はライブハウスに帰る。今夜の準備がいるからな」
「お疲れ様です。楽しみにしておきます」
制服を着た「兄弟」に見送られ、警察署を後にした。
乾いた日差しが照り付けている。
一人、見慣れた街を歩く。もう視線を気にする意味もない。
誰も彼もが、自分の休日を満喫している。
あの中の誰かも、「俺」から薬を買っているのか。あるいは、知人が薬に溺れているのを知りながら、見て見ぬふりをしているのか。
これが、「俺」の楽園。人も金も薬も法も命も、全てが「俺」の思うままだ。
「……ふざけるな」
「彼女」を、「俺」が、殺した。この手で。
この「僕」の手で、取り返しのつかない過ちを犯した「僕」を信じてくれた「彼女」の命を奪った。
吐き気がする。だが腹の中はとうに空っぽだ。頭痛がする。いっそこのまま割れて砕けてしまえ。けれど、それでは収まらない。
「俺」はいったい何なのか。「僕」の中に元々眠っていたのか、あるいは突然生まれたのか。わからない。
わからないが、「僕」は「俺」を許すわけにはいかない。
行為も、存在も、全てを否定する。「俺」が望んだ楽園を、完膚なきまでに破壊してやる。
一歩、踏み出すごとに悲しみと怒りで有り余る血が煮えたぎる。
一歩、踏みしめるごとに湧き上がる自己嫌悪と破壊衝動を噛み殺す。
けれど、感情に身を任せてはいけない。冷静に、確実に、徹底的に、この背徳の楽園を滅ぼしてやる。
「おお、『リーダー』お帰り! さっきのメッセージ読んだけど、今夜ライブってホントか?」
「ああ。みんなへの労いも兼ねてな」
「夜通し曲作ってた後なのに、大丈夫? 来週とかにした方がいいんじゃ……」
「心配いらない。『俺』にはこれがある」
バンドメンバーの前で、薬に見せかけたラムネ菓子を噛み砕く。
「『俺』はこれから新曲の練習をする。誰も控え室に入れるな」
「あ、ああ。わかった」
控え室で一人になると、思わず深い息が漏れた。
体から力が抜けそうになるのを押さえ、スマホを操作する。
自分だけが逃げるのではなく、この街に巣くった悪を全て打ち倒すには、「僕」だけの力では足りない。できる限り多くの人間を巻き込んで、「兄弟」の凶行を白日の下にさらけ出す。
SNSのアカウントを取得して、拡散支援ツールを設定する。これを使って「兄弟」が薬物を摂取している様子を動画で拡散すれば、全世界の人間にこの街の現状が知れ渡ることになる。
そうなればこの街の警察の腐敗も明るみに出る。後のことは外の警察に任せよう。「僕」は「僕」にできることをする。
「新曲……『Killer for us』」
「兄弟」にいきなりカメラの前で薬を飲めと言っても不審に思われる。
今の「僕」が「俺」でないことに気づかれないまま、「兄弟」に自分の意志で薬を飲むようにさせるには、ライブという非日常の空間は都合が良い。
幸い手元には新曲の楽譜がある。新曲で場の空気を盛り上げ、そのままなし崩し的に薬を飲ませる。
ただこれは、「僕」に観客を熱狂させる演奏の技術があることが前提の計画だ。
けれど、他に手段は無い。
結局のところ、「僕」には音楽しかないのだから。
「……いい曲だな」
譜面を目で追いながら、素直な感想が溢れる。
「僕」は音楽に全てを懸けてきた。音楽に関してだけは嘘はつけない。
だからこそ、こんな曲を書ける「俺」が邪悪な存在であることが我慢ならない。
これだけ人の心を動かせる力があるなら、どうしてそれを真っ当に使わないのか。
曲に乗せられた歌詞には、「兄弟」から理性を奪い、凶行に駆り立てるような言葉が綴られていた。
音楽で他人を操り、法を犯して得る快楽に、何の価値があるのか。問いただすすべは無い。
「僕」は湧き上がる怒りを叩きつけるようにギターをかき鳴らした。
「僕」の考え通りにことが進めばこの街の「兄弟」は壊滅する。今ライブハウスに集まっている「兄弟」の多くが逮捕されるだろう。
その後に何が残るのか、とふと思ってしまった。
この事件の後、街の人はこのライブハウスを忌まわしい場所として記憶することになるだろう。
それはこの街が元の姿に戻ることを願っていた「彼女」を裏切ることになりはしないかと思うと、手が止まった。
それでも、これは「僕」が幕を引かなくてはならない。
なら、後のことは誰かに託すしかない。
誰かに受け取ってもらえるように、願いと祈りを込めて、言葉を綴る。
「俺」の書いた曲に乗せるのは複雑な気分だったが、使えるものはなんだって使ってやる。
そして、「僕」は本当に久しぶりに歌詞を書き上げた。
「カウント! ワン! ツー! ワンツースリーフォー!」
会場に疾走感のあるメロディと期待に満ちた歓声が響く。
かつての「僕」が焦がれた熱を前に、心はどこか静かに、淡々と指で譜面をなぞっていく。
前奏が終わり、歌をマイクにぶつける直前のひと呼吸。
ちりっ、と胸がひりつくような緊張感をねじ伏せて、「僕」の言葉を吐き出した。
空気が、揺れる。いつもと違う歌に観客が違和感をあらわにする。
「俺」の作ってきた曲はどれも英語の歌詞だった。そこに突然日本語の歌が入ってくれば異物感は拭えない。
没入が削がれ、会場のボルテージが下がる。後ろのバンドメンバーも動揺しているのを感じる。
そんなノイズを吹き飛ばすように、「僕」はギターをかき鳴らし、叫ぶ。
どれだけ現実にへし折られても、死に物狂いで足掻き続ける人間の歌を。
何度誤った道に踏み込んでも、光を求めて彷徨い続ける人間の歌を。
どんな絶望をも乗り越えて、最後には勝利する人間の歌を。
残響が波のように消えていく。
一瞬の静寂の後、ライブハウスが喝采と歓声に包まれる。
緊張が緩み、息がこぼれる。「僕」の歌がこの会場の誰かに届いて、その人の未来がよりよいものになればいい。そう思いながら、「僕」はライブを締めくくる。
「聴いてくれてありがとう。あとは自由にしてくれ。『俺』も一休みする」
マイクに向かって話しながら、ポケットから取り出した薬のケースに入ったラムネ菓子を、「兄弟」に見えるように噛み砕いた。
会場にいる「兄弟」も、それにならって薬を取り出して飲み始める。
会場が乱痴気騒ぎに包まれるまで、十分とかからなかった。
「僕」はステージの機材の隙間に忍び込ませていたスマホを回収し、ここまでの一連の様子が撮影できていることを確認した。
「兄弟」に気づかれないよう会場を抜け出し、新しく作ったSNSのアカウントからこの街の現状を拡散させる。
自作自演を重ね、やがていくつかのインフルエンサーの手によって投稿された動画が炎上していくのを確認して、「僕」はスマホを閉じた。
非常口からビルを出て、鉄骨の階段を上がっていく。
カン、カン、と一歩ごとに響く靴音がどこか遠く感じられる。
できることは全てやった。本当に?
この街がどうなるかは、「兄弟」になってしまった人たち次第だ。本当に?
大丈夫、きっとうまくいく。本当に?
あとは「俺」がこれ以上何もできないようにすれば、全て解決する。本当に?
湧き上がる不安を噛み殺しながら、鉄骨を上っていく。
この選択が最善だったのかと、何度も自問自答する。
踏み締める足から力が抜けそうになるのを、変わらない事実で押しとどめる。
結局のところ、あの日「僕」が薬を飲まなければ、こんなことにはならなかった。なら「僕」はその間違いのけじめをつけなければならない。
気づけば屋上まで辿り着いていた。
強い風が吹き、体の熱を奪っていく。
すでに日は落ち、街の明かりが暗い空を照らしている。
見かけだけは、美しい夜景。
もし、この街が狂っていなければ。もし、「僕」の隣に「彼女」がいてくれたら。この景色は何千倍美しく感じられただろう。
そんな益体もない想像を切り上げ、「僕」はポケットからカッターナイフを取り出した。
「ふぅ……」
ひとつ、大きく息を吐く。
わかっていたこととはいえ、自殺というのは恐ろしい。覚悟はできていたはずなのに、いざその時になると手が震える。それは覚悟が足りないからだと、誰かなら言うだろうか。
冗談じゃない。自分を殺す覚悟なんて、ある方が異常なんだ。
それでも、これは自分にしかできない、自分がしなくてはならないことだ。
「僕」は震える右手を左手で掴み、ナイフを喉に突き立て……。
「待て! 『リーダー』!」
その声に、振り向いてしまう。
建物から飛び出してきたバンドメンバーの二人が迫り来る。
必死の形相で。「僕」の行為を止めようと。
決心が、揺らぐ。
その一瞬で距離を詰められ、腕を捕まれ二人がかりで屋上に引き倒される。
右手のナイフは手放さなかったが、その上から体重をかけて押さえつけられる。
左手と胴体も抑え込まれ、身動きがとれない。
「『リーダー』、薬飲んでねーだろ。だから自殺なんて馬鹿なことしようとしたんだろ」
左側から震えた声がかかる。その震えは怒りにも悲しみにも聞こえる。
首を回して表情を確かめようとしたが、それは叶わなかった。
「昼間に、『俺』に薬を飲ませろ、ってメッセージが来た時は意味わかんなかったけど、こういうことだったんだな。飲まなきゃやってらんねーんだろ。『リーダー』は真面目だからさ」
「なんで、わかった? 『僕』が薬を飲んでないって」
「そりゃあわかるよ、あんな歌聴いたら。あんな売れない青臭い歌詞、前の『リーダー』しか書かねーもん。全然イケてねえ」
「『リーダー』はどこかで、薬の力を借りて成功してるのが嫌になってたんでしょ。でも、そんなの気にしたってしょうがないよ」
「薬のおかげだろうがなんだろうが、『おれたち』の曲がウケて売れてんだからそれでいいじゃねーか」
「そんなの……本当の実力でもなんでもないだろ……」
「違うよ。だって『ぼく』も薬を飲んでベースのスキルは上がったけど、あんな曲を作れるようにはならなかった。『リーダー』だからここまでやってこれたんだよ」
「『おれ』のドラムもそうだ。ここまで成り上がれたのは薬のおかげだけじゃない。『リーダー』がいたからだ」
「だから、負い目なんか感じる必要ないんだよ。『ぼくたち』は今のままでいいんだよ」
「『お前ら』……」
体の上でごそごそとなにかを探る音がした。
やがて顎を手でこじ開けられ、そこから指を突っ込まれる。
舌の上には人の体温と、ざらついた錠剤の感触がある。
「ほら、これ飲んでよ『リーダー』。それで全部元通りだ。これからもきっとうまくいく。『ぼくたち』はこれからもずっと一緒だ」
――ばきっ。顎に硬いものを噛み砕いた感触が広がる。
「つっ、ああああ!?」
次いで口の中に広がる血の味。
指が反射的に引き抜かれる。
大切な友人の指を噛み砕いた余韻と共に、口の中にねじ込まれた薬を吐き出す。
血に塗れた錠剤はすでに砕けている。少し飲み込んでしまったかもしれない。
「お、おい『リーダー』……! なにやってんだよ!」
動揺で右手を抑えていた力も緩む。
「僕」は全身をひねって右手を自由にすると、ナイフをもう一人の友人の太ももに突き立てた。
「ああああっ!」
立ち上がり、激痛に耐える友人たちを見下ろす。
しばらくはベースは弾けないだろうし、ドラムのペダルも踏めないだろう。
でも、二人にはまだやり直せる時間がある。
「いい加減にしろ! 目を覚ませ『お前ら』! こんな薬に頼って、たくさんの人の人生を無茶苦茶にして得るものが成功なわけないだろう! そんなものを、成功と呼んでいいわけないだろう!」
コンクリートの上に血溜まりが広がっていく。灰色と緋色のコントラストがじわり、と歪む。
「最初に間違えたのは『僕』だ。すまない。『お前ら』を巻き込んだ。そのけじめはここでつける。でも、そこから先は『お前ら』の問題だ。『僕』が言えた義理じゃないけど、逃げるなよ。そして乗り越えろ。……もう一度、この街に音楽を響かせてくれ」
「おい……待てよ、『リーダー』……」
「それは、ダメだよ……」
止めようとする友人たちに背を向けて、屋上を囲う鉄柵へと足を進める。
視界にはちらちらと極彩色のノイズがかかっている。
さっき少し飲み込んでしまった薬の効果が出始めている。もう時間がない。
鉄柵を乗り越える。ビルの縁に立ち、下を見る。
遠い地面。今からあそこに落ちていく。恐れはない。
これで「彼女」に会えるだろうか、なんてことを考えながら、体の重心を一歩前に出した。
体が、宙吊りになる。何かが「僕」の体を屋上に留めようとしている。
振り返ると、極彩色に歪み始めた視界の中で、「俺」の右手が、針金が歪むほど固く鉄柵を握りしめていた。
「……生き汚いにもほどがあるだろ」
視界の歪みはますます強くなっていく。このままではまた同じことの繰り返しになる。
「そんなこと、させるか」
手足はもう思い通りに動かない。けれど、口はまだ動く。
それで十分。友人の指を噛み砕いた今なら、この程度なんてことない!
「づっ!? かあっ!?」
体を取り戻した「俺」を襲ったのは、激痛と血の匂い。
この体の飛び降り自殺を止めようと、腕と意識を伸ばした「俺」は混乱のるつぼに叩き込まれた。
鉄柵の向こうにはバンドメンバーが転がっている。あいつらに体を引き上げさせなければ。
「……ぉぇ! かか、く……!」
叫ぼうとして、舌が無いことに気づく。
この野郎、てめえの舌を噛み切りやがった!
使えないバンドメンバーは数メートル向こうでうずくまったまま。
千切れた舌が喉に詰まり呼吸がままならない。
視界が明滅する。
足元がふらつく。
指先から力が抜けていく。
そして、世界が半回転する。
高速で流れていくビルの窓。
遠い天井が、瞬きのうちに近づいてくる。
なんの色味もないコンクリートが視界と意識を埋め尽くしていく。
「ごの、ぐぞがあああああああああ!」
――ぐしゃっ。
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