第12話 世界崩壊の夢想曲(トロイメライ)後編
前回の装狂演譜クリエールは!!!
「玩具で世界征服する系の敵が出てきて
なんか10時間後に世界がヤヴァイって感じでござる」
「あの怪文書2行でまとめるとか流石キキョウね」
蒼転寺さん 「さあ、ステージの開園よ!!」
ディソナンス 「ねぇ、たしかに私は世界の敵だよ?
それでも全員で来ることはないんじゃないかな?
しかも最初から合体したソウテンクリエールだし」
蒼転寺さん 「だってあなた部外者だもの。きちんと
参加登録すれば別だけど、悪としての矜持が
許せるかしら。参加登録書に記入して、印鑑押して
顔写真乗っけて封筒に切手貼って提出するラスボス
見たことないし」
リエ 「いやだよ、証明写真機に小銭入れて
写真撮るラスボスなんて!!」
ディソナンス 「ぐぬぬ」
クローバーさん「なあ、これが博士なのか。前回から
キャラ崩壊しておらぬか?」
リエ 「蒼転寺さんのDNAが悪さしてるね。絶対」
蒼転寺さん 「リエちゃんパッチテストを!!」
リエ 「うーん、こんなの効くのかなぁ?」ミサイルウチ―
ディソナンス 「残念、大きさが違いすぎるのよ。リエちゃんの
攻撃なんかで私の不協和音神は倒せない!!」
蒼転寺さん 「私の口調をまねるのは構わないけど、
あなたは本物ではないわ。
だって今送ったウイルスプログラムは
私では絶対に解けない問題よ?」
ディソナンス 「”道の側溝が外れています。このままでは
おばあさんが進むとケガをしてしまいます”ねぇ。
答えは何も見なかったことにする!!」
リエ 「ちなみに正解しないと不協和音神動かないから」
ディソナンス 「舐めないで頂戴、こんなのネットで調べれば
一発よ」ドヤァ!!
蒼転寺さん 「ワイトもそう思います」
クローバーさん「博士ェ」
アンノウン 「クラッキングのスピードが緩んだ?
今の内だ。切り返せ!!!」
ディソナンス 「なるほど、”声をかけておばあさんを誘導し
安全な道に進ませる”か!!
どう?こんなの楽勝じゃない?」
会長さん 「彼女を世に放ったら妹に悪影響が出てしまうな」
リエ 「その発言、蒼転寺さんにもダメージ与えてますからね」
蒼転寺さん 「私たちの文化祭を滅茶苦茶にした罪は重いわよ?」
ディソナンス 「だけど自由は取り戻せたわ。蒼転寺式武装召喚!」
15m級の素体の背中にライフルが無尽蔵に取り付く
そう、まるでヤマアラシのように
ディソナンス 「オーホッホッホ、時間がたてばたつほど
このライフルは増えていきますわ!!」
蒼転寺さん 「こんな笑い方してったっけ?私!!!」
リエ 「ディソナンスお嬢様の暴走を止めますわよ!!」
クローバーさん「ええ、よくってよ」
会長さん 「君たちもノリノリザマスね」
蒼転寺さん 「ふう。クラッキングで数が増えるなら
ファイアウォールで防衛すればいいだけの事
最終防衛プログラム委員長。スロットイン!!」
ディソナンス 「な、なんだこれは。プログラムコード上に
道徳の問題が!!!」
蒼転寺さん 「私のスパゲティコードを解読できるのは、
リエちゃんと私のみ!あなたがコピーすべきは
リエちゃんの方だったのよ!!!!」
SOLA派 「解析結果出ました。どうやら道徳の問題に
苦しんでるようです。」
アンノウン 「敵はまるで蒼転寺君みたいではないか。
まてよ?サーバー防衛第4班はビジネスマナーを
テキストデータとして表示させろ!!テスト終了次第
全員にも協力させる可能性があるから
今から考えておけ!!!」
蒼転寺派 「ラン様を合法的に攻めることができる
チャンスか」じゅるり
なんだ?不協和音神の様子がおかしい
蒼転寺さん 「パワハラクソ上司も気が付いたようね。
そう、私はビジネスマナーも赤点なのよ!」ドヤァ
リエ 「自慢する事じゃないわ!!でも時間が稼げた。
プランB発動」ぽちっとな
装狂演譜公式ホームページからの生配信である。
リエ 「あー、あーマイクテスト。本日は晴天也。
みなさま、こちらの映像をご覧いただいているでしょうか
放っておけば10時間後に世界が滅びてしまうのです
装狂演譜が始まって以来の危機です。
スポンサーである惑星防衛機構すら今回の件は
お手上げです。でもまだ希望はある!!!
私どもの調整ミスで機体が破損するダメージこそ
ありますが世界を救える唯一の方法です。
この惑星を救えるのは君の装狂演譜かもしれない。
ここに緊急レイドミッション。
”VS不協和音神”を開催いたします」ボタンポチ―
配信を閉じる。真実だと知られたらマズイからね
ディソナンス 「何の真似なの?混乱を招くようなことして?
世界崩壊が10時間と知ったら民衆は
慌てるわ!!」
蒼転寺さん 「あら、リエちゃんの演説テロップに
”この内容はフィクションです”と
書いておいたの♪真実だけど嘘として流すことで
大衆の思想をコントロールしたのよ!!!」
会長さん 「まさか、ロボットホビーで世界が滅ぶなんて思わないさ」
リエ 「クローバーさん。あなたの出番はここです。
説得の成功を願ってます」
クローバーさん「うむ。感謝する。現代の若者達!!」
ディソナンス 「クローバー・セッション君か?どうした?
今更笑いに来たか」
クローバーさん「いや、お主を止めに来たのじゃ
我はお主によってつくられた原初のAI。
そしてあなたの娘といっても過言ではないのじゃ
人類を労働から解放するのはどんな高性能AIすら
不可能じゃったからな。遺伝子工学もそう。
たとえ倫理観などなくとも病気に負けない
遺伝子があれば人類は永久に繁栄ができる。
子供じみてるだろう?と笑って夢物語を話してた
お主が好きじゃった。
博士。いやディソナンス・セッション!!!
母親なら娘の願いを聞いてくれぬか?」
ディソナンス 「今更どうしろというのだ。私に復讐を諦めろというのか
希望の意味を込めてクローバーと名付けたのは私だ
だが心のどこかで女神に復讐をする機会を窺っていた。
万が一なら君が何とかしてくれると。
だが君は何もせず、ただ静観していた。
いや、女神に敵うことはないが、せめて私を
庇ってほしかった。」
クローバーさん「目の前で母親が倒れてどうにかできるほど
我は強くない。いや、強くなかった。
じゃが今は違う。一度裏切ったにも関わらず
更生の機会を与えてくれた仲間たちがおるのじゃ」
ディソナンス 「ならば、仲間たちを引き込もう。
どうだ?クリエリエ君。世界を君の好きなロボットの
楽園にしてやろう。
蒼転寺ラン君、全人類をロリ化して君だけの
ハーレムを作ろうか。
クフェア・ロマネスク君、妹をトップに据えてこの世界を
やり直そうではないか」
リエ 「残念だけど歪なこの世界のほうが好きよ」ヨダレダラー
蒼転寺さん 「みんなと一緒のほうが楽しいもの」ハナジジョバー
会長さん 「妹は誰にも頼らずトップになるさ」超エキサイティン!!
クローバーさん「やっぱこの学園変なのしかおらぬ!!」
キランと空が光った気がした
委員長さん 「カトレア・リゾルート。
キキョウ 「キキョウリゾルート。
ケルベロス†シスター†ハイ†プリーステス。狩りつくす!!」
それだけではない15cm級の装狂演譜が、
名前の知らない装狂演譜がこの戦いに乱入してきた!
1千や2千の騒ぎではない。
蒼転寺ランが愛した装狂演譜達が
次々に集まってくる。
ん、ちょっとまて!!確かに装狂演譜のパーツを
使っているが、どう見ても他社メーカのロボもいる!
「なんか面白そう。あたしも参加する!!」
「私の機体が世界を救うなんて夢みたい!!」
「俺はこの機体で行く!!!」レイノポーズ
SOLA派 「いいんですか?参加しなくて?」
蒼転寺派 「ここで見ているよりラン様の手助けしてきなさい」
アンノウン 「すまない。蒼転寺君は私が守る」エントリー
リエ 「みんなありがとう」
ディソナンス 「何故だ、世界が滅びるのだぞ!!
こんなところで遊んでいて何になるというのだ!」
蒼転寺さん 「あら、私でもこのバカ騒ぎに参加するわよ?
人生の最後でみんなと気持ちを一つにできるって
素晴らしいことじゃない!!」
ディソナンス 「ならばその希望を無に返すまで!!」
背中を向けてヤマアラシのようなライフルたちで
ビームを放つ
委員長さん 「その前に!!うおおおおお」ドオオオオン
キキョウ 「解説しよう!姉上の攻撃に合わせ攻撃エネルギーを
地面に向け放出することにより従来より200%の
火力向上に成功。
もはやマップ兵器並みの火力でござる
委員長さん 「ぼさっとしない。合体よ!!
ホントは蒼転寺さんとの戦いで使いたかったけど」
キキョウ 「こんなこともあろうかとケルベロスを正面アーマーとして
合体し、二機の演算能力で
電子制御戦も可能なスペシャル機になるで候」
蒼転寺さん 「どう?あなたの悪意とやらより、
私たちの理解不能さが勝ったわ!!
SNSもいい方向で盛り上がってるしね♪
あなたの負けよ!!」
ディソナンス 「だが、ここを凌げばもう誰も止められなくなる。
さらにライフルを増やすまで。チャージ開始!!」
蒼転寺さん 「あなただけがシステムの裏を付けるとは思わないで。
リエちゃん。おもいっっっきりワイヤーを!!」
リエ 「ええ、みんなの思いを一つに束ねる!!」
開発者権限コードによりクリエールから
膨大な量のワイヤーが出る。色は金だ。
無尽蔵に伸びたワイヤーが仲間の機体を包み込む
そして・・・・。
リエ 「
演じ狂うが人の業。
武装ロボ超合体機」
全員 「装狂演譜クリエール!!!!!!!!!!!!!」
リエ 「私たちは、最善の未来を創造する!!!!」
装狂演譜クリエール。全長15mの金色ワイヤー集合体
人々の思いの具現化
人種、思想、宗教、学歴、年齢、派閥、領土、エネルギー
みなそれぞれ考え方の違いはある
だけど!!!!この瞬間だけは!!!!
全員が一つとなって正義を貫ける!!!
ディソナンス 「終わりだ。女神!!!この世界は滅ぶ!!」
リエ 「女神なんて関係ない!!
私の知ってる親友なら、たとえ敵に回ったとしても
誰かを救う!!!そしてあなたも!!」
全員 「SPスキル。フルオーケストラ!!開園!!!」
不協和音神とクリエールのビーム同士が激突する
背中のライフルと取り込んだ各種機体のビーム兵器達が
織り成す意地と意地のケンカだ!!
だがクリエールの左腕が不可に耐え切れず
ワイヤーが切断。続いて頭部も同じく。
ディソナンス 「むぅ、ライフルが!!」
リエ 「人の思いを変えるため!!
委員長さん 歩みを止めるな、修羅の道!!!
キキョウ 我らの前に敵あれど
会長さん 我らの後に敵はなし!!!」
不協和音神のライフルをワイヤーで捕捉し
自分の武器とする
蒼転寺さん仕込みのプログラム改変
不協和音神の機体をビームが貫き始めた。
こちらもそろそろ限界と思った矢先
クリエールがワイヤーで私たちのコックピット部分を
取り除き始めた。そういえば装狂演譜には意志が
あるとか言ってたっけ?ならその後の挙動は!!!
リエ 「クリエール、ダメだ!!」
相手の攻撃を相殺しつつ最後に敵の背中を殴り
私たちの金色の巨人は沈黙した
ディソナンス 「惜しかったな。動力炉は見えているのに
届かなかった。所詮人の希望を集めても一瞬の輝き!
人類のエゴを超えることなど!!!」
蒼転寺さん 「リエちゃんだけが人の希望って誰が言ったかしら?」
リエ 「自分が絶対正義と疑わないから油断ができる」にやり
ディソナンス 「いつの間に!!!いや、合体してなかったのか!
装狂演譜クリエールに!!!違う。
最初からソウテンクリエールにすら!!!」
蒼転寺さん 「ご名答♪最後の最後でどんでん返しがサーカス!
あれマジックショーだっけ?まあ、いいや。
蒼転寺式電気火縄銃。イグニッション!!」
ソウテンマルフラットが火を噴き勝負は決した
SOLA派 「敵機体沈黙、惑星防衛機構サーバー
浸食度35%で沈黙」
蒼転寺派 「じゃあ!!!」
歓声に沸きあがる大人たちを一喝したのは
15センチほどの英雄をもった女性だった
アンノウン 「まだ終わりじゃない!!システム復旧までが
我々の仕事だ。食事は経費で落とす!!!働けぇ!!!」
蒼転寺さん 「さあ、大会を再開するわよ!!!」
リエ 「この空気でよく言えるわね」
蒼転寺さん 「私たちの機体を修理したら委員長。
あなたたちと戦いたいの♪」
委員長さん 「なんで私たちと?」
蒼転寺さん 「あら、委員長さんがいなかったら
私たちここまで仲良くなかったもの。
いつでもきっかけを作ってくれたあなた達と
戦いたい。戦わせて?」
委員長さん 「しょうがないから待っててあげる」
蒼転寺さん 「私たちの文化祭は、まだ終わらないわ!!」
キキョウ 「拙者も手伝うでござるよ?」
リエ 「ホントは対戦相手にメンテさせたくないけど
今日だけは甘えちゃおうかな」
キキョウ 「リエ殿も丸くなったでござるなぁ」しみじみ
あの後いろんなことがありました
結局あの事件はフィクションと扱われて。
幸い誰もケガ人はなく、クローバーさん、
ディソナンス博士も惑星保護機構観察のもと
作業に従事しているとか。
蒼転寺派もSOLA派も一時休戦し
大規模プロジェクトをしているそうな。
一方でダメージにより破損した装狂演譜達は
メーカー交換がなされ、神社で供養された。
その場には、蒼転寺さんの上司もいたという
説もあるが真実は不明である。
委員長さん 「結局蒼転寺さん今日も来なかったわね」
リエ 「しょうがないでしょ?あの事件の火消しから
何まで全部自分でやってるんでしょ?
私たちでは手伝えることもないし」
そう、全てが終わったのだ。
正直蒼転寺さんが学園にとどまる理由もないし
私たちと会うメリットもない。
ドローンで幼児退行した先輩を運ぶことはもう。
委員長さん 「蒼転寺さんって大人よね。こんな時まで
仕事で。泣いて立ち止まったっていいのに」
リエ 「原初のAIに異世界からの科学者が敵なんて
大抵の大人は考えないですよ」
キキョウ 「大変でござるよ!!蒼転寺殿が!!」
委員長さん 「キキョウ!!廊下は走らない!!」
キキョウ 「それどころではないでござる!!!
スマホを見るでござる!!」
リエ 「蒼転寺ラン氏が一週間後に惑星探査に?」
委員長さん 「これって!!!」
キキョウ 「あと一週間で蒼転寺殿と会えなくなるでござるよ!!」
リエ 「委員長さん。持病の中二病が疼きだしたので
早退します!!!」
委員長さん 「ちょっと!!もう、あの子まで何やってるのよ」ドン
キキョウ 「姉上、放課後私たちも蒼転寺殿の家に。」
委員長さん 「蒼転寺さん、みんなを置いてくつもり?」
リエ 「コーダ先生!!!蒼転寺さんは!!!」
コーダ先生 「落ち付きたまえ、私も口止めされていたのだ」
リエ 「ごめんなさい。でも私たちに何も言わずに
去るだなんて」
コーダ先生 「それがやさしさって奴だろう。なにも
未来永劫会えないというものでもない。
オンラインでいつでも」
リエ 「そんなんじゃない!!!私たちはいつでも
一緒に戦ってきた。それなのに!!!」
蒼転寺さん 「私がどうしたの?リエさん?」
リエ 「リエ”さん”?なんで他人行儀なの?
私の知ってる蒼転寺さんはもっと押しが
強かったはずよ!!」
蒼転寺さん 「ごめんなさい。私たちの道は違っている。
もう一生交わることはない」
リエ 「何言ってるの?宇宙なら私も連れてってよ」
蒼転寺さん 「そんな簡単なことじゃないのよ?
今回のクラッキングで脆弱性が見つかった。
つまり、他人を乗せる勇気が私にはないの」
リエ 「あなたは自分勝手だと思っていた。
けど我慢の限界よ!!」
蒼転寺さん 「明日は土曜日だし、良かったら私の家で
パーティでもしようかと。よかったらこれ
招待状。ドレスコードは気にしなくていいわ」
渡された招待状を破り、無造作に
ポケットへ突っ込む
蒼転寺さん 「リエさん。自分が何をやったか分かっているの?」
リエ 「ごめんなさい。ただ一人にさせて?」
気が付いたら走り出していた
もう思考が追い付かない。
何をやっているんだ私は。蒼転寺さんの目の前で
酷いことをしてしまって。本当はもっと話したかった。
今までの事やこれからの事。正直何でもよかったのに。
逃げてしまった。最低だ。今なら紅の双璧の気持ちもわかる
一人でいたほうが良かった。正直蒼転寺さんがいなくても
キキョウとペアを組んでいればこんなことにはならなかった
私は結局誰かに依存しないと生きれないの?
キキョウ 「やっぱりここだったでござるか、
落ち込むと川の見える橋にいるリエ殿?」
リエ 「今更何の用よ。私は保健室登校するから、
あなたには一生会わないよ?」
キキョウ 「招待状貰ったでござるか?」
リエ 「蒼転寺さんの目の前で破っちゃった」
ポケットでぐちゃぐちゃになった招待状を見せる
キキョウ 「大丈夫でござる、蒼転寺殿なら。
きっと笑って許してくれるでござるよ」
リエ 「でも!!!」
キキョウ 「いざとなったら私のを使えばいい。
別に貸し借りとかは気にしなくていい。
けれどここで逃げたら一生後悔する!!
そんな気がしたでござるよ」
リエ 「私もそんな事蒼転寺さんに言ったっけ?」
キキョウ 「まったく素直じゃないのはどちらも同じでござるな。
気づいているんでしょう?
あの人を振り向かせる方法なんて」
リエ 「私が一人になって喜ぶのはキキョウでしょ?」
キキョウ 「ある人物に頼まれてね。
”こんなことで一番になっても嬉しくない”って
床を何度も殴っていたでござるよ」
リエ 「委員長さん・・・。」
キキョウ 「要件はそれだけ。
スミレ殿のクッキーもあるとの極秘情報を
リエ殿にフラゲしておくでござる♪」
キキョウ 「これでよかったでござるか?姉上」
委員長さん 「私のクラスで保健室登校なんて許せないじゃない」
キキョウ 「正直拙者も宇宙へ行きたいでござるよ?
蒼転寺殿なら宇宙のよくわからない生物とも
肩組んで歩き回りそうでござるし」
委員長さん 「彼女らしいわね。でもそれも明日で最後か。
明日なんて来なければいいのに」
つづく
次回装狂演譜クリエール最終回?
「蒼転寺ランVSクリエリエ」
ーあとがきー
リエ 「ラスボスが15m級のロボットなんて思わなかったわ
まさかスパxボにでも参戦を目論んでたの?」
ディソナンス 「対戦ホビーのラスボスならともかく
現実で玩具に敵意むき出しなのって親だろう?
体格が違うことをいいことに、
殴ってくるし、ご飯の量減らしてくるし
ヒステリックにキレるし」ぐちぐち
リエ 「不協和音神のモチーフがおもちゃ捨てようとする
親ってことはわかったわ」げんなり
ディソナンス 「というか、蒼転寺君が全合体に参加してないって
ずるくない?熱血路線じゃんあの流れ!!」激おこ―
蒼転寺さん 「え?あそこって合体する流れだったの?」
リエ 「まあ、蒼転寺さんが全合体に参加してる
イメージが想像できなくてさぁ」
委員長さん 「一理ある」
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