第18話 MPが続く限り魔法使いくん

pm5:02


剣崎との密会を終え、魔法を手にした小阪は帰宅した。


とうとう魔法の謎が解けたし、上手く使えば欲しいものが全部手に入るな!

カードが失くなるのは痛いけど...

カード以外にも使えるのかな?

今日は手当たり次第チャレンジしてみよう。


さっそく、部屋にある古いブラウン管の大型テレビを左手で触り願う。


これはもうゲーム専用テレビだけど3000円位には、なるはず!

出てきてくれ!

ブラウン管テレビが消え、指が発光する。


右手から冷えたペットボトルが現れた。


「おおー!これは間違いない!今朝飲んでいたカレンちゃんの飲みかけの水!」


この期に及んで、小阪はカレンの私物を魔法で召還しまくる気だ。


ペットボトルを部屋にある小さな冷蔵庫に入れ、次は使わなくなったゲームとソフトを段ボールにまとめる。


カレンちゃんの歯ブラシ出てこーい!

小阪は段ボールを左手で触り願う。

またまた指が発光し歯ブラシが出てくる。


段ボールの中に数本のソフトが残る。


ん?これは等価交換だから必要なかった分かぁ!残るソフトで何かないかなぁ?

何でもいいや!カレンちゃんが使用したもの出てこーい!


左手で残るソフトを掴み、願う。

指が発光した!


ガタッ


何だこれは?


ピンクの色をした丸い楕円のプラスチックに線が繋がっていてリモコンの用なものが着いている。小阪はボリュームの用なスイッチを回して見る。


ブーブーブーブー


凄い振動だ!なんだこの小さなマッサージ機みたいなものは!


小阪は女性経験が無さすぎて、ピンクローターといった大人のオモチャを知らなかった。

スマホで検索する小阪。


あっ!えっ!こっこれは!!!

大人のオモチャってやつか!

カレンちゃんはこれを使っているって事かぁ!

何々、女性の敏感な場所にあてたり中に入れたりするって!

わぁぁぁぁぁ!!!

なんて、凄いアイテムが来たんだ!


とりあえず匂いを嗅いでみる小阪。


無臭だ。

でも、女の子はこんなものを使っているんだぁ....

小阪はローターの電源を入れ股間にあててみる。


ブーブーブーブー


今まで感じた事のない刺激が小阪を襲う。


「カレン...ちゃ..ん..うっ!」


小阪は数秒で果ててしまった。


すっ凄い!めちゃくちゃ気持ちいい!

また、パンツの中に出してしまった...


先ほどまで、カレンの私物を自宅にあるものを使い召還していた。部屋に残ったのは大事なフィギアと大事なカード!言わば小阪のMP(マジックポイント)である。しかし今は、感じた事のない刺激に酔しれている。


また続けざまに、ローターを股間にあてる。


ブーブーブーブー


「あぁぁぁぁっ!いくっ!」


また数秒で小阪は果てる。

肩で息をしながら、その快感の余韻に浸る。

しかし数分すると先ほどの快感が頭を支配する。

そしてまた、股間にローターをあてる。

そしてまた果てる。

自分自身のMPを使いきるまで永遠に、


小阪は七回ほどの射精を繰り返し、膝は震え腰はくだけそうになりベッドに倒れこんで眠った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る