話の端々に優しさが隠れた物語です。子どもに読み聞かせてあげたくなりました!
はじめまして。日常の隙間に隠されたファンタジーを引っ張り出すのが大好きな私です。「こんな出来事あったら素敵だな」「こんな人に出会いたいな」そんな想いで小説を書…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(276文字)
この角川武蔵野文学賞の読者賞を受賞した物語。 元々、海空さんの話はよく読んでいたんですが、なぜかこれだけ読んでおらず……とんだ失態でした。すごい、すごい面白い、令和の河童事情。 この話は柳瀬川…続きを読む
怖い印象のある河童もこの作者にかかれば愛くるしさ満点。河童と犬とおじいさんというシンプルな構成でありながら、伝えるべきこと、教えるべきことは、きちんと描かれている。幼児はもちろんのこと、ポイ捨…続きを読む
むかしむかし、じゃなかった、令和の今も今。人間の目から逃れるように、河童たちが暮らしていました…。人間たちへの憧れと恐れがないまぜになった、河童たちの教え。川のように澄み切った無垢な心が、読み手の人…続きを読む
もっと見る