ばーちゃんの息子

 親戚の家に遊びに行った友達のお話。


 小さいころの話なんだけど、ばーちゃん家に行ったときに「上に息子がいるから騒がないで」って言われたんだけど、その言いつけを守らずに見に行ったことがあったんだよね。そうしたら、息子は確かにいたんだけど…それって本当の子供何なのだろうかなって。年齢はまだ十くらいで子供なんだよね。大人らならまだしも孫というぐらい幼いというか子供なんだよね。だから思わずばーちゃんに聞いちゃって、そんときにこう言われたんだ。

「息子は息子だよ」って意味が分からないよね。私も意味が分からない。そうして月日がってばーちゃんと合うこともなくなって、結局あの子は誰なんだろうなーってわからないまま。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る