第14話ITO派経済学14 ~現代経済学(Modern Economics ME)、歴史工学~
日本の埋蔵金の正体は年寄りの蓄財ではなく、日銀の当座預金、マネタリーベースです。これが全く市中に出回らない=マネーストックが増えないのが問題な訳です(´・ω・`)。
マネーストックを増やすための政策が積極財政である。誰が発見したか知らないが本当にノーベル経済学賞ものてある。わたしはこの経済学を「現代経済学(Modern Economics ME)」と名づけようと思う(´・ω・`)。
円安を日本売りと曲解する人間がいるが本当に日本売りなら日本株が売られるはずである。単なる金利差が正解であろう(´・ω・`)。欧米の例を見ると利上げをすると一時的にリセッション入りするが数年で持ち直す。日本も為替対策なら利上げが手っ取り早いだろう。
金融緩和、積極財政を継続しながら政策為替対策として金利だけ上げるのはアリだと思う(´・ω・`)。政策金利上げは預金金利上昇を促し家計にプラスに働く効果が期待できる。昭和の庶民は銀行預金の利息で飯食ってたんですから。
https://t.co/rsfYOPKecU
「ITO派経済学」は株価や景況感をかなり重視します。インフレ率に左右される実質賃金実質GDPなどよりもよほど経済の実体を表すと考えるからです(´・ω・`)。
12月に34000円の抵抗線をブレイクするようだと、年末年始にかけて35000円を試す可能性がある(´・ω・`)。
アメリカ株が高値を更新していますが、日本株は円高を嫌気して下げています(´・ω・`)。
やはり円安は国益に叶う。為替が安くなっても積極財政でそれ以上に賃金インフレが起これば問題ない訳です。でも株安はどうしようもない(´・ω・`)。
為替は金利差で決まる。国際金融論の大原則です。2022年~2023年の円安も世界的なインフレに伴って各国が政策金利を大幅に引き上げゼロ金利を続ける日本との金利差が意識されたのが本質。決して日本売りなどというものではない(´・ω・`)。
なので、インフレがピークアウトし各国の政策金利の引き下げが始まれば、いずれまた円高トレンドに戻る(´・ω・`)。
日銀の氷見野副総裁が来年以降の大幅利上げ計画をぶち上げたことで円高株安となっています。各国が利下げに舵を切ろうという中で、相変わらず空気が読めない、政治センスの欠片もない暴挙です(´・ω・`)
氷見野副総裁からは竹中平蔵二世の匂いがプンプンする。嫌な予感しかない(´・ω・`)
20年ほど前であったろうか。当時の経済学者の森永卓郎先生が格差拡大を憂いて。「このままでは日本もアメリカのように、1%のお金持ちと99%の庶民が住居も学校も職場もまったく接点のない、違う世界で生きるという超格差社会になるであろう」という指摘をしていた。
事実、現代の日本でも港区という聖域が生まれつつある。彼らはセキュリティーを完璧にし、外界との接触によるダメージを最小限に抑えながら暮らす。SDG'Sであるとか多様性社会であるとか綺麗事だけは一人前で。高級車を乗り回し六本木ヒルズから垂れ流すリベラリズムほど空疎な正義はない。
政界だけではない。官界、財界、ショービジネスの世界にまで世襲が蔓延り、特権身分を形成し、富と権力を集中させ、社会の硬直化を招いている。アンシャンレジーム(旧体制)が長期化すると腐敗と汚職を招き人類の進歩を停滞させる。
これは歴史の必然であり、人類は安定と停滞、進歩と革新を繰り返してきた。イギリス革命、フランス革命、アメリカ独立革命、明治維新。百年スパンで見ると必ずこういうサイクルを繰り返す。養老孟司先生のいう「ガラガラポンがときには必要」ということ。
ただ、フランス革命も明治維新も結果的にはあまり良い影響を後世にもたらさなかった。旧体制の支配層から新体制の支配層へ特権身分が移譲しただけ。徳川幕府から薩長藩閥政治へと身分の入れ替えが行われただけだったのだから(´・ω・`)。
坂本竜馬らは決して特権身分には固執しなかったし、しなくても十分楽しく生きてゆける才覚の持ち主たちであった。こう考えると、現代に革命が、それが武力革命でなく平和的な禅譲であったとしても、本当に必要なのか少し悩んでしまう(´・ω・`)。
ただ、大きな流れを俯瞰すると、中嶋先生の仰るように人類は間違いなくリベラルな方向へ進んでいる。ハッキリそれが長期トレンドであると言える。では、現代の停滞期、今後予想される後退期は単なる押し目なのか。それともトレンドの転換点であるのか(´・ω・`)。
わたしは、人類の自由度、幸福度、リベラル化の度合いといったものを指数化して、金融工学的にというかテクニカル的に分析し、数学的側面から人類の未来を予測する提案をしてみたい。「人類テクニカル分析計画」である(´・ω・`)。誰か協力してくれる研究者はいまいか?
東大生たち「gokiくん大好き」(笑)
人類の歴史を数学的に分析する。「歴史数学」の発明である(´・ω・`)。
やっぱり「歴史工学」に改名します(´・ω・`)。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます