第09話.プロポーズ【萌々華SIDE】
記憶の
気を失った私は、精神世界を力無
青白い光、
全て霧散する迄、残り10分。カチ、カチ。
その時、はっと気付いたの。そう、
心が
全て霧散する迄、残り5分。カチ、カチ。
私が意識
今なら、お触りし放題よ♪ 旅人は、一度手のひらで
抱き締めるこの“
カチ、カチンッ! ……。
秒針が0を指す直前、音が止まったの。
思わず、ぶるるっ!と
まさか、輝く原因はこの光の欠片? いえ
癖と匂いで全て思い出せたの! 旅人……いえ、
旅人の正体が判明すると同時に、ちびドラゴンの身体にも変化が起きたの! ドラゴンの背中が割れ、そこから
私が人間……「
儀式で逆に魔力が無くなるのは当然よね? だってレドナ族での私の大人の姿、魔力の無い
記憶の靄が
でも柚人くんは、それでも良いって言ってくれたわ。私を全て受け入れてくれた柚人くんから、夜月を見上げながらのプロポーズ。
私が人間だった時ね、将来の夢は
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