第07話.成人儀式【萌々華SIDE】
日々
パパはね、
でも害魔も、そんなには狩らないそうよ。最低限、日々の食肉に足る分だけ。
そしてママは朝一斉に飛び立つパパ達の帰りを待ちながら、子供と一緒に里の皆で協力して留守を守るのよ。
そんな或る日、
里の中央でばたり、行き倒れてしまったの。
そんな旅人を見たママ達は怖がって、
レドナ族って、決して
でも私、その時何故か気持ちより身体の方が先に動いちゃって。里民の中で、私だけが倒れてる旅人に
あうー、あう? ……ぺちぺち、ペチペチ。
皆、その様子を窓越しに隠れながら
あ。倒れてた旅人、目を
旅人は周りきょろきょろ見回して。
この旅人、私達にぺこぺこ頭を下げてるわ。どうやら、感謝されてるみたいよ。でも、気軽に頭なでなでされるのはちょっと……
細胞レベルで触れられるの、
私と旅人が打ち解けてるのを見て、安心だ、危険は無いって判断したのかしら? 気付くと、皆そろ……そろ……と住居から出て来たのよ。
でも、ぼやっとした忘却の彼方で……
それはそうと、今朝から身体が重たくて。何か、調子が悪いのかしら? 近頃、目に見えて分かる身体の変化が増えたの。
以前から感じてた心の
この異界ならでは
いいえ、違うと思うわ。子供の時ドラゴンに姿を似せるの、そう云
力が抜けて……は? 頭上にタイマー、見える
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