25. 回転寿司にて
結局茶番に終わったテスト対決を経て、俺達4人は駅前のプチ高級回転寿司にやってきた。
夕飯時にはまだ早い時間帯なので客足はまばら。待ち時間もなくスムーズにテーブル席に座れた。
席の並び順は俺の右隣に
キラキラ回るお寿司達にすっかりキラキラな星乃は、テンション高く柏木と話している。
彼女達に悟られないよう、小声でこの座席順に誘導した張本人に問う。
「なんでこの並びなんだ?」
「そりゃあお前、女子に皿取ってもらった方が美味しさ増すだろ」
広樹はニヤリと笑う。
そうなのか……?誰が取っても一緒な気がするけど。
幸いこの下心しかない誘導に対して女子達はなんの疑問を抱くこともなく、柏木は「やった〜レーン側!」と新幹線の窓側に座ったみたいな喜び方をし、星乃の方はもう全てにキラキラでそれどころじゃなかった。
彼女達の興奮を尻目に、広樹は意気揚々と注文用のタブレットを操作し始めた。
「じゃ!早速食べて行くかぁ!」
「お前は揚げ物からな」
「うっ、しっかり覚えてやがって……漢字の回答は忘れるくせに……」
俺が出費を抑えるための条件を改めて忠告すると恨み節を返された。
別にあれは忘れたわけじゃないんだけどな。
「あっヒロキくん、アタシも見るー」
「
「いらなーい」
「ぐっ……」
「ズルするな」
隣の女子に援軍を求めた広樹だったが、あっさり拒否された。
広樹と柏木はギャイギャイ言いながらタブレットを眺めている。
「すごーい……」
一方星乃は、未だレーンを回る寿司達に目を奪われていた。
「回転寿司とか家族であんまり来ないのか?」
「うん。ウチ、お母さんが生魚ダメなんだよね……」
「まじか」
よくそんな家庭でハイパー魚好き少女が形成されたもんだ。いや、逆に抑圧されてたからか?
おそらく父親の方が相当な魚好きなのだろう。
そうじゃなければもはや星乃の前世が人魚だった線しかない。
「見てるだけじゃないで、星乃も注文したら?」
「え?回転寿司って回ってるのを取るものじゃないの?」
「まぁ……本来はそうだけど」
たしかに星乃の言う通り、回ってる寿司を取るから回転寿司だ。
でも近頃はできるだけ新鮮なネタを食べたいからかタブレットで注文する派も増えてきて、回転寿司なのに寿司が回ってない『無回転寿司』のスタイルを取る店もある。
その最近の変遷を知らないぐらい、星乃は久しく回転寿司に来てなかったようだ。
「わっ」
「おー!はえーな!」
星乃に最近の回転寿司の変化を説明していると、広樹と柏木が注文したらしい品が注文専用レーンを滑ってやってきた。
新幹線のようなフォルムのお届け便に星乃が驚く。
「す、すごいね、シュバって来てピタッと止まったよ?」
「広樹に埋め込まれたICチップに反応して止まってるんだ」
「ほんと……?」
「あぁ、実はそうなんだ星乃さん。ここに来る前に闇医者にやられた」
すっかりキラキラで思考が鈍ってる星乃は、俺達の悪ノリを処理しきれないでいる。
「何くだらないこと言ってんの~。嘘に決まってるでしょナギ」
「あっ、そ、そうだよね」
柏木は割り箸をパキっとしながらベキっと男子達の冗談をぶった切った。
「ねぇシンドーくん、もう食べて良い?」
「あぁ、お好きにどうぞ」
「わーい、いただきまーす!」
そう言って柏木は注文した寿司を食べ始めた。
あれはなんだろう、サーモンの上になんか色々乗ってるけど。とりあえず派手さで高そうなの選んだなあいつ。
柏木はデラックスなサーモンを頬張った数秒後、美味しさを確信したのか俺に向けて無言でサムズアップしてきたので、とりあえず「よかったな」と返しておいた。
「
「いらねえよ」
広樹の方を見てみると、ちゃんと約束どおり揚げ物の品を注文したようだ。
あれは鶏の唐揚げだろうか、外から見ただけでは中身は分からない。
ていうかそれよりも──
「量すげえな。もう揚げ物それだけでいいぞ」
「まじ!?さすがフレキシブル蓮だぜ!」
「売れなさそうな芸名やめろ」
広樹の前に置かれた揚げ物は、1皿の量が思ってたより遥かにボリュームがあった。
これを何枚も食わせるというのはさすがに可哀想だ。広樹も別に大食いってわけじゃない。
「はい、
「ん?」
慈悲深い心で揚げ物ルールの緩和をしたら、星乃がコトンと俺の前に1枚の皿を置いた。
皿の上には俺の好きな赤貝の寿司が並んでいる。
「あっ、もしかして神道くんも注文したい派だった?」
「いや大丈夫、俺はどっちでもいいから。それより、よく覚えてたなって」
「だってさっき聞いたばっかだもん。覚えてるよ」
「まぁ、それもそうか。さんきゅ」
「うん!」
お礼を言うと、星乃は嬉しそうに再びレーンの方を物色し始めた。
たしかに女子に皿を取ってもらうのは……なんかいいな……。
「ていうか、星乃は結局回ってるの選ぶんだな」
「うん、だって取らなかったら廃棄になっちゃうんでしょ?」
「たぶんな」
「そんなの可哀想だもん。できることなら全部食べてあげたい」
「どこの大食い女王だ」
俺のハリボテの慈悲よりもずっと純粋な慈しみの心を星乃は持っていたらしい。
「それに、鮮度の違いとかあんまりよくわかんないもん。全部美味しい」
「それは分かる。ていうか星乃も食べたら?迷うのは分かるけど」
「うん、そうだね。じゃあ最初はやっぱり………これ!」
意を決した星乃は、ちょうど流れてきたマグロの赤身を手に取った。
そして割り箸をペキっと均等に割り、俺の方を見る。
「それじゃあ……神道くん、いただきます」
「おう」
俺が作ったわけじゃないが、きっと星乃はご馳走してくれる人への感謝の意を込めて言ったのだろう。
行儀よく食の挨拶を済ませた星乃は、どこか緊張した面持ちで一度姿勢を正した。
そして、きらびやかに赤く光る好物を丁寧な所作で口の中に放り込むと──
「ん~~……♪」
目を細めて味覚の幸せを最大限に享受し、周囲のキラキラを煌々と輝かせた。
唐揚げの時も思ったけど、星乃ってめちゃくちゃ美味そうに食うよな。
「柏木、邪魔するんじゃない」
「ちぇー」
幸せに浸る星乃の頬めがけて両手を構えた柏木に警告する。
以前の様にほっぺたが落ちないようムニムニする悪ふざけを実行するつもりだったのだろうが、いま目をほとんど瞑ってる星乃にそれをやったら、口からマグロが出る可能性があった。
ていうかそろそろ俺も食うか。
隣のキラキラオーラを半身に感じながら、キラキラさんの取ってくれた赤貝の寿司を食す。
……っ!これは……!?
「やば……うま……」
「貝ってそんなに変わるのか?」
「あぁ、なんか……旨味がちげえ。今まで俺が食ってたのは赤貝じゃなくて、ただの赤っぽい貝だったのかもしれない」
マッハで唐揚げを全部倒したらしい広樹の問いかけに対して、過去の赤貝を否定するかのような答えを返す。
美味すぎる……100円じゃないだけでこんなに変わるんだな。
俺が美味のピークに到達すると、感動を落ち着かせた星乃がつぶやいた。
「神道くん、マグロもすっごい美味しいよ……」
「まじ?俺も食おうかな」
「俺もマグロ行くぜ。無論大トロだぁ!」
「なぜ油を倒した後に脂に行くんだ……」
「ヒロキくん、私中トロ食べるー」
全員が1つ食べたことで晩餐の場は進み始め、それぞれが思い思いに食事しながら賑やかさを増していった。
俺が赤貝に感動してからだいたい20分後。
広樹の揚げ物制限は1皿に緩和したが、それでも冒頭に食べた唐揚げと大トロがボディブローのように効いたらしく、早々に倦怠感に襲われていた。
調子に乗って注文した寿司達をなんとかやっつけた広樹は、アブラの攻撃を振り払うために店の外にあった大量のガチャガチャに気分転換しに行った。
8皿食べた柏木もかなり満腹だったようで「アタシも見るー」と付いていった。
俺は現在まだ3皿。
別に寿司が嫌いというわけではない。隣であまりにも感動して食べる星乃に皿を取ってもらうのはなんとなく気が引けただけだ。
美味そうに食べる星乃を眺めるのもなんか楽しいし。
そんな星乃は柏木と同じペースで8皿食べてひとまず落ち着いたのか、キラキラを仕舞っていつもの感じに戻っていた。
普段の様子に近い星乃からふと尋ねられる。
「ねぇ神道くん」
「ん?どした?」
「現代文の解答用紙、わざと私に見せたでしょ」
「んー?」
お茶を飲みながらとぼける。
美味いなこのお茶。粉茶が入った容器を手で回して観察する。
「……もぉ。他の教科のは全然見せてくれないのに、あれだけガード緩かったんだもん。なんか変だと思った」
正直今回の作戦の一番の課題は、俺があからさまに解答用紙をオープンして席を立っても、もしかしたら究極に律儀な星乃は全く俺の解答用紙を見ない可能性もあった。
だが、どうやら俺の意識とは違うところで違和感を持ってくれたらしく、それも杞憂なようだった。
「いや、解答用紙って人に見られるのなんか恥ずかしくないか」
「じゃあなんで現代文だけ私に見せたの?」
「そのエンガワ食べたい」
話は流すがエンガワは流したくない俺は、星乃にちょうど流れてきたエンガワを取って貰う。
「……はい」
「あざす」
エンガワも良いよな、よくあの部分を寿司ネタにしようと思ったものだ。
赤貝にエンガワに、もしかしたら俺は食感が良い寿司が好きなのかもしれない。
「ていうか星乃はもっと食べなくて良いのか?」
「そ、それは……」
話をすり変えるように未だ8皿に留まっている星乃に尋ねる。
一般的な女の子なら柏木みたいに8皿ぐらいで満足するが、前に聞いた話ではお魚ラブの星乃は通常20皿食べるらしく、まだまだ満足の域ではないはずだ。
しかもその20皿の記録もおそらくだいぶ前の物なので、今ならもっと食べられるのかもしれない。
「今日はそんなにお腹空いてなかったかなーって」
「ほんとに?」
「……うん」
星乃は弱々しく首肯する。
どう見ても遠慮してるなこれは。
「会計のことなら全然気にしなくていいんだぞ?ぶっちゃけもっと高いのかと思ってたわ」
「それは……前に大丈夫って言ってくれたから」
遠慮しがちな星乃はまだ値段のことで引っかかってるのかと思ったが違ったようだ。
様子を見るに遠慮というより、躊躇の方が近いかもしれない。
ここでふと、20皿食べると言われた時のことを思い出す。
たしかあの時、俺にだけ聞こえるように言ってきたよな……。
ってことは、たくさん食べるのを知られるのが恥ずかしいってことか?
「あー……」
「?」
俺が思考の声を漏らすと星乃は不思議そうに小首をかしげる。
なんとなく星乃の躊躇いの理由が分かってきた気がする。
もしここで彼女が食欲のままに皿を重ねて行ったら、広樹と柏木が戻ってきた時に『この女の子めっちゃ食べてます!』っていうのが一目瞭然で分かる。
別にそれは全然悪いことじゃないのだが、それを恥ずかしいと思う気持ちもなんとなく理解できる。
星乃からしたら憂慮すべきことかもしれないけど、でもせっかくのキラキラチャンスを逃してほしくないな。
前にチラシを作った時は星乃が居なければもっと苦戦してただろうから、その時のお礼はちゃんとしたいし。
「星乃、ちょっと」
「うん?」
俺は星乃に一言添えて、彼女の右側にあった皿の山を自分の方にすーっと持ってくる。
「さぁ星乃、何から食べる?」
「え?」
どうせ会計は全部俺が払うんだから、誰のところに皿を持ってきても変わらんだろう。
「星乃、俺もめっちゃ食う時あるからさ、俺のとこに皿がたくさんあっても別に不思議じゃないぞ?」
「……!」
星乃は図星を突かれたみたいにハッと目を大きくする。
どうやら正解だったようだ。
「食欲湧いてきたか?」
「……うん!!」
嬉しそうに星乃は答えた。
ここでちょっと思い出したことがあったので、さっきまで広樹と柏木が占有してたタブレットを手に取る。
「あ、やっぱりある」
「どうしたの?」
「ほらこれ、シャリ少なめ。おぉ、シャリ無しとかもあんのかよ、ただの刺身じゃん」
「そんなのもできるんだ……」
俺が向けたタブレットを覗き込んで星乃は驚く。
以前広樹と他の回転寿司に行った時に見つけたシステムで、おそらく糖質制限とかカロリーを気にしてる人向けのオプションだが、今回はちょっと違う目的で活用させてもらおう。
星乃はきっと米よりも魚重視で食べたいはずだ。
「これにするか?レーンの寿司も少なくなってきたし、魚いっぱい食べれた方がいいだろ?」
「うん!……でも、それだとすっごいお皿行っちゃうと思うけど」
「気にするなって、めったに来れないんだからたくさん食べなよ。というか星乃が何皿まで行くのか見てみたい」
寿司の大食いをテレビで見たことあるが、実際に生で寿司の皿が積み上がる迫力を見てみたかった。
可憐な女子高校生がお寿司タワーを積み上げる様はなかなか見れるもんじゃない気がする。
シャリ少なめっていうちょっとしたズルはあるけど。
俺の提案に星乃はおおよそ賛成な雰囲気だったが、まだ最後に1つ引っかかってたことがあるようだった。
「……神道くんはまだあんまり食べてないけど、いいの?」
「んー、じゃあ星乃が美味しいと思ったやつ食べようかな。選んでくれ」
「うん、分かった!」
俺が頼むと星乃は目を輝かせてタブレットのお寿司達と向き合った。
その後、ふと思いついたので、星乃がパクパクモグモグしている横で広樹のところに数枚皿を上乗せしてみた。
「さすがに気づくよー」と星乃はクスクス笑っていたが、「いや絶対分からんな」と親友の間抜けさに自信を持って答えた。
ガチャガチャをガチャガチャしに行ったはずの広樹達は、なんか駅前でやってるイベントを見つけたようで、柏木と一緒にそれを見に行ってるらしい。『そっち終わったら教えてくれ~』とチャットが来ていた。
広樹からの連絡を星乃に教えたら、「陽花はイベント好きだからね~」と穏やかに笑っていた。
どうやら彼らが戻ってくることはなさそうなので、4人の皿を一つにまとめる。
こうすれば他のお客さんの目線から、パクパクナギさんのお皿タワーをより隠せるだろう。
そんな星乃は一旦休憩なのか、一度食べる手を止めてお茶を飲んでまったりしている。
「ふぁわ~……」
実に幸せそうだ。
入店時に出てたキラキラが、今はホワホワな花みたいのになってる気がする。
なんとなく満腹になった小動物を見ているかのように、穏やかな気持ちで星乃の様子を眺めていると──
「ん~……」
「えっ」
言葉にならない声を発しながら、まったり星乃がコテンとこちらにもたれかかってきた。
星乃の黒みがかったセミロングの茶髪が、俺の右肩によって少し形を崩す。
(電車か?ここは)
どうやら二人でタブレットを覗きながら注文するのを繰り返していたら、いつのまにか電車の隣同士ぐらいの距離になってしまっていたらしい。
荷物も席に置いてるので、元々そんなに離れてるわけでもなかった。
「えっ……?あっ!ご、ごめんね!?」
電車的接触に気づいた星乃は、慌てて体を離した。
「いや、別にいいけど……」
「え?そ、そうなの?じゃあ……」
一度体を離したはずの星乃は再び俺の肩口にくっつき、まったりを再開した。
いや、接触の事故を許容しただけで接触自体を許したわけじゃないんだが……。
まぁこれが消化にいいなら別にいいけど……。
さっきは突然の事で気づかなかったが、俺の肩に触れている髪からどことなくいい匂いがする。
慣れない嗅覚への刺激から気を逸らすように店内の様子を眺めていると、ふと右肩から不安そうに尋ねる声が聞こえた。
「……これ、大丈夫かな。神道くんの彼女さんに怒られそうだけど」
「そんなものはいないから大丈夫」
「………そっか」
「逆にそっちはいいのか」
「私も大丈夫」
落ち着いた声で星乃は答えた。
それは星乃も彼氏がいないのか、それともこういう行為をしても許してくれる彼氏なのか、またはこんな行為では到底揺るぎない彼氏との絆があるのか。
正解はどれなんだろうと少し気になったが、星乃が大丈夫と言うなら大丈夫なんだろう。
星乃が一種の浮気的行為はしないとは思うが、しかし面倒があっては嫌なので、できる限りこの香りと感触はあんまり知覚しないよう努めた。
もう手遅れかもしれないけど。
あれから数分俺の肩でまったりしてた星乃はチャージが完了したのか、最後のスパートのごとく皿を重ねていった。
最後の方は一番感動したらしいマグロの赤身ばっかり食べていた。
マグロラッシュでテンションの上がっていた星乃は「神道くん、マグロは飲み物だよ!」と豪語していた。何言ってるんだ、マグロは魚だ。
その後、大大大満足したフィッシュイーター星乃さんと共に店を出て、イベント観覧ですっかり倦怠感をやっつけた広樹達と合流した。
「随分かかったな」
「茶碗蒸しがクソ熱かった」
広樹の問いかけに、合流するまでに考えたテキトーな嘘をぶつけとく。
柏木がそばで「ナギいっぱい食べれたー?」と聞いてて、フィッシュイーターさんは若干恥ずかしそうにしていた。
「ほーん、やっぱ高いとこのはアツアツなのか」
「あぁ、地獄釜のようだったな」
広樹は特に疑うこともなく俺の雑な嘘を信じたようだ。
まぁ、この横でもじもじしてる可憐な少女が最終的に35皿も食べたなんて言っても、どうせ信じないだろう。
久々のお寿司ってことでフィッシュイーターさんはエンジンをフル回転させたようだ。しかも店を出る時もまだまだ余裕がありそうだった。
星乃を海に放ったら、小さい湾なら1年で魚を食べ尽くせるかもしれない。
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