第9話

「転生者ならお役目がある。って聞いたことがある」


「お役目?」


「詳しくは知らないけど、転生者って定期的に世界に供給される仕組みなの」


「へえ」


「というか、大体みんな目的というか、使命を持ってるんだけど。それに結構強いんだけどね。大体特殊能力持ってたし。カズトはそうじゃないっぽいね」


「なんでだよ」


「それは、ちょっと分からないけど」


なんか、俺だけ不当に扱われてるのは前世の行いですかね。


「今の俺は、能力なしで、目的もなくて、チ◯コもねえ。ねえねえずくしだな」


「ちょっと可愛そうかもね。同情する。笑えるけど」


一瞬すごく心優しい奴と思ったが。やっぱりなしで。


「そんじゃまあ、ありがとな。色々教えてくれて助かったわ。ち○こ見せられなくて悪かったな」


異世界初交流で、初めは色々あったがまあ、悪くはなかったな。


「いや、まだ話終わってないし。なんならこれから本題なんだけど」


「え?そうなん?」


「君のち○ち○の場所に心当たりがある」


「はあ?」

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