第4話

澄んだ肌、つぶらな瞳。水に揺れる艶のある黒い髪。そして目を引くのは尾ヒレのある下半身。


「僕の名はブルー。よろしく。さしあたっては君のペ○スを見せて欲しい。これは要望なんだ。いや、要望というか欲望なんだけど」


「……ペ○ス」


「うん。ち○ち○の事だよ○ん○ん。分かる?ち○ち○」


「出会って5秒で即下ネタかよ!!なんだお前!?痴女なのか痴女なのか!?」


「痴女なのかな?」


「いや、俺に聞くなよ!!」


なんだよ、なんで僕っ子が痴女なんだよ。痴女っ子かよ。いや痴女っ子ってなんなんだよ。というか。でかいな。うん、でかい。巨乳過ぎる。


「コホン、わかった。俺のち○ち○を見せてやってもいいぞ」


「え!本当!?やった!」


「しかし、タダとはいうのは古今東西、取引の場ではあり得ないよな?!」


「確かに!」


「そ、そこでだ。その。えーっと。お、お」


「うん?」


「いや、だから…」


「聞こえないよ?」


「胸をもませろ!」


自分で言うのもあれだが。お父さんお母さん。俺は異世界でもこんな感じで、絶好調です。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る