最終回

最悪の悲劇は、2月23日の夜9時頃に発生した。


場所は、徳島市沖浜町にあるやくざ組織の家にて…


この家に、陽介が隠れていたようだ。


陽介をかくまっているやくざ組織は、数年前から彼らと血みどろの抗争を繰り返していた組であった。


(キーーーーーーーーーッ!!バタン!!ドカドカドカドカ…)


500人のやくざの男たちは、100台の車から一斉に降りた。


その後、グループの先頭にいる巨大ハンマーを持っている男たちが一斉に家の大きな門を叩き壊した。


(ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!ドカッ!!バターン!!)


「ワーーーーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーーーーッ!!」


やくざの男たちは、一斉に家の中に突入した。


その後、中にいたやくざの男たちをトカレフで次々と撃ち殺した。


「テンチュウ!!」

「テンチュウ!!」

「オドレウエニシ!!」


(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)


開始から40分後であった。


陽介は、突入してきたやくざの男たちに発見された後、サバイバルナイフでズタズタに刺されて殺された。


そしてまた時は流れて…


3月6日頃のことであった。


この日は、公立高校の入試の日であった。


奈美子は、願書を出さなかったので受験することができなかった。


奈美子は、それを苦に家出した。


奈美子は、白のブラウスと赤色のスカート姿でプイと出ていった。


まゆみは、大急ぎでケーサツに捜索願いを出した。


どうしよう…


奈美子ちゃんが家からいなくなった…


大パニックにおちいったまゆみは、必死になって神にいのった。


それから4日後であった。


家出をした奈美子は、善通寺市上吉田町にあります一方通行路の道をフラフラと歩いていた。


アタシは今、どの辺りにいるのか?


今日は何月何日?…


その時であった。


奈美子の後ろにヨダレをたらしていて薄気味悪い表情をしている変質者の男がいた。


変質者の男は、不気味な声で奈美子に近づいた。


「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」


変質者の男は、奈美子が着ている白のブラウスから透けてみえているパステルピンクのブラジャーをみたので、激しくコーフンした。


男は、きわめて危険な状態におかれていた。


変質者の男をみた奈美子は、強烈な叫び声をあげた後、その場から逃げ出した。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


奈美子は、強烈な叫び声をあげながら逃げていた。


しかし、変質者の男は奈美子をしつように追いかけた。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」

「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


それから数分後のことであった。


奈美子は下吉田町にある古びた神社の敷地内の雑木林に逃げ込んだ。


「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」


奈美子は必死になって変質者から逃げていた。


しかし、途中で道に迷って出られなくなった。


その途中で、奈美子は崖下に転落した。


「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」


奈美子は足を滑らせて崖下に転落した後、頭を激しく打ち付けたと同時に呼吸が止まった。


そこへ、変質者の男が奈美子のもとへやって来た。


奈美子が着ている白のブラウスは、泥でグチョグチョに汚れた上に大量の汗でベトベトになっていた。


ブラウスからパステルピンクのブラジャーが透けてみえていた。


下に着ている赤いスカートは、泥でグチョグチョに汚れていた。


変質者の男は、奈美子が着ている赤いスカートを破いた後、下に着けていたパステルピンクのショーツを脱がした。


「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちちがほしい。」


続いて、変質者の男は泥でグチョグチョに汚れている白のブラウスを破いた。


(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)


「おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち、おちち…」


(ブチッ)


変質者の男は、下に着けていたパステルピンクのブラジャーをちぎった。


ブラジャーから、199のMカップのふくよか過ぎる乳房があらわになった。


変質者の男は、泣きながら抱きついて、ニップを吸っていた。


こんなことになるのだったら、しあわせな家の子供に生まれて来た方がよかったわ…


くやしい…


くやしい…


【汚辱】

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

【最恐ホラー】憐の難破船(あいのなんぱせん) 佐伯達男 @cfzf5698xp

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ