おばりよん 後

 「じゃあ、詩歌さんは八尋をお願いします」


 「任された。お前は精々、押し潰されねぇように気をつけるんだな」


 「私も応援しております! 頑張ってくださいね!」


 今回、八尋の役目は既に終わっている。おばりよんという情報を出してくれたおかげで、明確に廃村へこいつを背負ったまま行くという、仮説が立てられたのだ。今日のMVPは文句なしで八尋だろう。


 僕の傍にウエン、その後方に詩歌さんと八尋という形を取る。これから先は、僕とウエンの仕事である。


 「じゃあ、始めるわよ? 準備は良い?」


 「頼んだ」


 ウエンが後方に下がる。目測で、おおよそ30メートルほど離れたところで、背中におばりよんが現れた。やはり、こいつは一定の規則に従って背中に乗る対象を決めている。そこに、僕は勝機を見いだした。


 両足で踏ん張りながら、少しづつ歩を進める。詩歌さんの話によれば、この竹藪を抜け、5分ほど歩いた場所に廃村はあるらしい。走って行けばすぐの距離だが、おばりよんがいる状態ではそうも行かない。亀のような足取りで、歯を食いしばりながら進むしか無い。


 そして、その瞬間は来た。足がプルプルと震え、組み体操の土台役のように両膝に手を置いて耐えるしか出来なくなった。その間にも、おばりよんは重量をどんどん増していく。もう、一歩も動けない。


 「っ! ウエン!」


 「ギブアップが早いの、よ!」


 ウエンが一秒とかからずに僕の後ろに飛んでくると、ナイフを振るった。おばりよんはたちまち消え、後には酷い疲労感だけが残るだけだった。


 「すまん。次も頼んだぞ」


 「良いわ。おばりよんが私を標的にしない以上、こうするしかないのだから。死ぬ気で頑張んなさい」


 僕が考えた作戦はこうだ。おばりよんは初期の状態でも、かなりの重量を誇っている。さらに時間経過で重さを増していくが、一度引き剥がしてしまえば元の状態に戻るのだ。


 ならば、何度もおばりよんを剥がしながら運べば良い。伝承ではそのまま運ぶようだが、僕たちはおばりよんに豪胆さを認めて欲しい訳では無く、あくまで依り代を持った幽霊の回収が目的なのだ。この方法なら、合間合間に休憩を挟むことも出来る。おばりよんを背負って廃村に向かうというのが、大分現実的になるのだ。


 「っぅ! それでもっ……! きっつい!」


 骨にバコンッ、と響くような重さが再び舞い戻る。おばりよんの伝承がいつ頃のものかは知らないが、こちとら生粋の現代人。数十キロの鎧を着て合戦をしていた時代と違い、肉体労働が当たり前では無いのだ。


 正直、おばりよんの気持ちが分からないでも無い。ただでさえ重いうえ、時間経過でさらに重くなると言うのに、それを苦ともせず家に帰られたら、確かに報酬の一つも払いたくなるだろう。


 そんなことを考えていると、また足が進まなくなってきた。まだまだ道は長く、この苦しみは続く。汗が噴き出して、足はガクガクだ。秋花トンネルに徒歩で行ったときだって、こんなにキツくは無かった。もう、辞めてしまたい。


 「う、えん……!」


 「まだまだ、踏ん張りなさい!」


 僅かな休息、重責からの解放。それらは僕の精神を誑かしてくる。ウエンがどうにも出来ない依り代持ちを、僕がどうにか出来るはずも無い。そもそも、こいつがおばりよんである確証は無いのだ。状況証拠だけの、八尋の仮説だ。


 だから……だから、辞めてしまえ。あれから数十メートルしか歩いていないのに、体はもう悲鳴を上げていた。足は震え、腰は痛み、脳は体の異常を訴え続けている。これだけの労力を支払って、廃村に行くのが間違えだったらどうするのだ? こんな方法じゃなくて、もっと良い方法があるのでは無いか?


 もう諦めよう。今回は運が悪かった。相性が良くなかった。詩歌さんという新たな協力者が出来ただけでも、素晴らしい成果じゃないか。今日はこれでおしまい。また次に頑張ればいい。そうだろ?


 「……っぁ! そんな訳ないだろっ……!」


 頭の中の妄言を振り払う。甘い言葉で堕落を誘う弱い自分に打ち勝って、足を前に進める。まだ、足は動く。体は痛むけど、怪我と言うほどでは無い。止まる理由なんて、僕の弱い意志によるものだけなのだ。


 重くて足が止まる、ウエンを呼んでおばりよんを消す、少し休んでまた歩く。何度も何度も、足が痛みを通り越して痺れてきても、ゴリゴリと骨が軋んでも、それでも進む。


 辛かったのは最初だけで、後はあまり良く覚えていない。脳が信号をシャットアウトしたのだろう。真っ白になった頭が覚えているのはたった二つ。足を前に進めて、止まったらウエンを呼ぶ。たったこれだけだった。


 滝のように流れる汗が体を冷やしていく。眼に汗が入って視界がぼやけてきた。それでも前に行く。ここまで来たら、もはや意地に近かった。絶対におばりよんを負かしてやる。魂の回収なんて関係ない。僕はただ、ニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべるこいつに一泡吹かせたいのだ。


 「真尋ーっ! もうすぐ廃村よ!」


 「……ぁ」


 俯いた顔を上げる。薄暗くても、僕にはそれが民家の残骸であることがすぐに分かった。後数十歩、普段なら数秒で踏破することが出来る道のりが、残されているだけだ。僕はついに、このおばりよんを背負って廃村まで来ることが出来たのだ!


 「ぅ……こ、んな……時に……!」


 ガクッと体が傾くと、もう足は動かなかった。進みたくても、前に体が進まない。時間経過による重量の増加だ。声に出さずともそれを察したウエンは、すぐに僕の後ろをナイフで切り裂いた。


 「な……! こいつ、後少しで到着するからって、抵抗して!?」


 しかし、おばりよんは消えなかった。変わらず、押し潰されるような重さを発揮しながら、僕の背中から退こうとはしない。クソ、自分が追い詰められていると分かって、最後の抵抗を始めたのか。


 「これだから低級の祓い道具は……! 待ってて、今神道詩歌を呼んでく―」


 「い、やっ……この、ままで……いい」


 「何馬鹿なこと言ってんの! このままじゃ、おばりよんに潰されるわよ!」


 僕の身を案じて、ウエンが叫ぶ。多分、詩歌さんの力なら僕の背中から離れまいとするおばりよんを、有無を言わせずに退去させられるだろう。だが、それでおばりよんがもう背中に負ぶさってこなくなったら?


 おばりよんはこれまで機械的に、襲える人物の背中に乗ってきていたのだ。例え僕たちの魂胆が丸わかりだとしても、こいつは今までそれを崩さなかった。だというのに、今になってその前提は敗れ去った。


 今のおばりよんには、これまでの前例は通用しない。もう一度負ぶさったら廃村にたどり着くことが、こいつにも分かったのだろう。そんな状況で、強制的に消し去ってしまえば、次におばりよんが負ぶさることは無いと思う。


 何故ならこいつは今、初めて生に執着した。敗北を目の前にして、自らの存在が惜しくなったのだ。だから、抵抗を続けている。今のおばりよんは、廃村にたどり着かせないためになら、何でもやるに違いない。この機会を逃せば、二度とおばりよんは僕たちの前に現れないのだ。


 「ぐぉおおおぉ……!!!」


 地面に肘をついて、四つん這いの格好で前に進む。もう、廃村は目と鼻の先だ。立てなくても、おばりよんをそこまで運べばそれまでだ。体制や見栄えなど、そんなものはゴミ箱に捨ててしまえ。僕が今すべきことは、ニヤニヤ笑うおばりよんに引導を渡すことだけだ。


 地面に擦れて、肌が裂ける。今にも折れてしまいそうな体は、ゆっくりと地面に沈んでいく。だが、着実に前へ、前へと進んでいた。


 「……………………!!!」


 その時、声になっていない、呂律の一切が欠損した音が聞こえた。僕はそれを、直感的におばりよんの声だと思った。さらに言えば、僕にはおばりよんの姿さえもが容易に想像できた。


 その顔は困惑と恐怖に滲んでいて、余裕なんて毛ほども感じない。最後の最後で起死回生の一手を打ったというのに、止まらない僕を見て焦っているのだろう。ざまぁみろ。お前はここで終わりだ。


 「こ、れで……! 終わりだ……!」


 全身を地面になげて、肩で息をする。もう、背中には重さを感じない。チラリと横を見れば、見るも無惨な家だった何かがあった。真尋の推測は正しかったのだ。やってやった。僕は、おばりよんに勝ったのだ。


 「っ! 真尋、避けてっ!?」


 「えっ?」


 疲弊しきった脳は、ウエンの言葉をすぐに飲み込むことが出来なかった。しかし、無理矢理に言葉の意味を理解させられた。


 横に、口だけの小人が居た。それがおばりよんだとはすぐに分かったが、様子が先ほどとは全く違う。口からだらだらと、汚らしく唾液を吐き出しているのはそのままだが、その口は全然笑っていなかった。


 ギリギリ、と歯ぎしりの音を鳴らしながら、僕に手を伸ばしていた。その手はゴツゴツしていて、爪が整えられること無く伸びっぱなしだ。これは人を殺せると、直感的に分かった。そんな手が、僕の喉元目掛けて伸ばされていた。


 駄目だ、避けられない。脳では何度も体を動かそうとするのに、体がそれに追いついてこないのだ。もう、僕の命を奪おうとする手は数センチのところまで迫っている。その様子だけが、やけにゆっくりと見えた。畜生……! 最後の最後でっ……!


 「往生際が!!! 悪いのよ!!!」


 遠くで、声が聞こえた。いつもは騒々しいのに、こういう時ばかりは誰よりも頼りになるあいつの声だ。空気を切り裂く音が聞こえるのと、銀色の何かがおばりよんの眉間に突き刺さるのほぼ同時だった。


 「……………………!!!???」


 おばりよんは醜い声をあげながら、ゆっくりと地面に倒れ伏した。だが、すぐさまその姿は煙のように消えてしまった。幽霊の魂など、どこにも存在していなかった。まだ、おばりよんは死んでいない……!


 「真尋さんっ! 大丈夫ですかっ!?」


 「ぅ……す、まん。起き上がる体力も無いんだ……」


 「そうか。とにかく、今は休んどけ」


 僕の体より、おばりよんを依り代としている幽霊の魂を回収しないと。そう言おうとして、ウエンの方を見た。……どうやら、それを一番理解しているのはウエンの様だ。彼女は少しだけ後ろを振り向くと、詩歌さんに向けて言葉を放った。


 「二人をお願い。貴女が触れていれば、彼らも手出し出来ないはずだから」


 「……分かった」


 詩歌さんが言い淀むのも分かる。だって、今のウエンは雰囲気が違った。その姿は死神らしく冷血で、冷淡で、冷酷だった。他の追随を許さず、誰の指図も受けない。ただひたすらに、命を刈り取るだけだ。


 「依り代持ちの癖に、みっともなく足掻くんじゃ無いわよ。貴方たちは負けた。おばりよんの史実通りとは行かなくても、それは事実よ。大人しく消えなさい」


 それは、そこら中に居た。廃屋の屋根の上や草木の中。大体20人ほどの小人が、ウエンを害そうと口元を歪めていた。


 「……はぁ。大人しくしてるなら、優しく導いてあげたのに。まぁ、そんな殊勝な心がけを持っているのなら、最初っから幽霊になんてならないのかもね」


 言い終わると同時に、おばりよんの集団はウエンに殺到し始めた。まずい、流石のウエンでもあの数を相手取るのは分が悪すぎる。さらに言えば、ウエンの手にはナイフが握られていない。今の彼女には幽霊に対抗する手段が無いのだ。


 けれども、僕はすぐに大丈夫だと思った。その姿はいつも以上に頼もしく、確実に魂を回収するという思いが感じられた。きっと、ウエンならなんとかしてくれる。


 一人のおばりよんが、ウエンの方に飛び込んだ。彼らは他人を殺傷する手段にだけは狡猾で、知能を感じる動きをしていた。後ろからは、ウエンの死角から強襲する複数のおばりよんが見えていたからだ。


 全員が鋭利な歯と爪を持って、口元をだらしなく緩めていた。もはや、自分たちの勝ちを疑ってなどいなかった。自分たちが何を襲っているのかも、知らずに。


 「ふんっ!」


 ウエンは目前に迫っていたおばりよんを掴むと、その体に手を突っ込んだ。その姿には見覚えがある。あれは、ウエンと初めて会った時に使われたもの。それは―


 「悪いけど、力尽くで貴方たちの魂、貰うわね」


 魂抜き、だ。見れば一人のおばりよんだけで無く、その場にいる全てのおばりよんが悶え苦しんでいた。


 「いくら魂の分だけ分身しようと、幽霊である以上根っこの部分では繋がっている。も、う無駄な抵抗は辞めなさい。その間、苦しいだけよ」


 「……………………!?!?!?」


 「……そう。その根性を、生きている時に活かせたら良かったのにね」


 グッと力んだと思うと、ウエンの手はおばりよんから抜き出された。周りのおばりよんも同様に、ばたばたと倒れていく。すかさず人形をばらまき、魂の回収を行い始めた。


 「やっぱり、あいつは凄い、な……」


 「あ、ちょっ!? 気失っちゃったんですけど、大丈夫なんですかこれ!?」


 「いいから、今は休ませとけ。もう限界みたいだ」


 薄れゆく意識の中で、二人の声が響いた。全く、柔な体で困る。でもまぁ、不思議と嫌な感じはしない、かな。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「……なぁ、お前」


 「ひゃ、ひゃい! にゃんでしょうか!?」


 この状況、とても気まずいです。私達は今、気絶した真尋さんを背負って(私は後ろで少し支えているだけ、ほぼ詩歌さんが持っている)彼の家に向かっているのですが……どうしてか、詩歌さんと二人っきりになってしまったんです!


 あの後、ウエンさんは人の形をした紙を回収すると、先に帰るように私たちに言いました。私としてはその人形が何か、問い詰めたいところではありますが、状況が状況です。私だって、空気の一つくらい読めるのです。


 その時は真尋さんを早く休ませてあげたくて、特にそんなことを考えていませんでした。ですがいざ、こうして二人の状況になると……心拍数が通常の1,5倍くらいに上昇している気がします!


 あぁそれより、早く詩歌さんのお話を聞かなければ! 折角、あちらから話題を振ってくれたのですから、そっちに意識を傾けないと……!


 「怖いならこいつの家の場所だけ教えてくれれば、それで良いぞ。つうか、お前歳はいくつだ? 親は大丈夫なのか?」


 「……へ?」


 私は少し脳がフリーズしたのですが、すぐに自分が恥ずかしくなってきました。そっか、真尋さんが言っていたことはこういうことだったんだ。


 「あ、あのっ!」


 「急にどうした……? 声量バグってんぞ?」


 「あ、すいませ……て、そうじゃなくて! あの、その……! 勝手に怖がって、ごめんなさい!」


 「…………!」


 確かに、詩歌さんの見た目は怖いです。その雰囲気も、話し方も、私の第六感のようなものが恐怖しています。


 ですが、それは私の勝手な思い込みです。だって、詩歌さんが何かした訳じゃありません。怒鳴った訳でも、手を出した訳でもありません。


 それよりも、詩歌さんは心配してくれているのです。さっきだって、彼女が居なければ私もおばりよんの標的にされていたのです。私は詩歌さんに守られたのに、彼女を怖がってばかりでした。それが、堪らなく恥ずかしい。泣きたくなるほど、情けない。


 「確かに詩歌さんは怖いけどっ……! それ以上に、優しい人だと思いました! あ、いやその……! 怖いって言うのは悪い意味じゃなくて、雰囲気が違うって意味で……あのそのっ……!」


 「分かったから、少し落ち着けって……!」


 「あ、ごめんなさい……」


 あぁもう……! 普段から人と話すことに慣れてないから、変に吃音ってしまう……! 自分の好きなことならペラペラ喋れるのに、自分の感情を表現するとなるとこうなるのです。本当に、そんな自分が嫌になる。


 「……お前、名前は?」


 「あ、八尋白雪、14歳です……」


 「はぁっ!? 中学生じゃねぇかよ! おまっ、ほんとこんな時間に何やってんだ! 親が心配すっぞ!」


 「い、良いんですよ! この時間だと親も家に居るだろうし、逆に今帰ると夜出歩いてるのがバレちゃうじゃないですか! 今日は真尋さん家に泊まるので、無問題なんです!」


 「そ、そうなのか……? いや、でも私が口を挟める身の上じゃねぇし……」


 咄嗟に真尋さん家に泊まるって言っちゃいましたが、良いですよね? 幽霊の正体を突き止めたのも私ですし、一人暮らしだったし……うん、おっけーです! 詩歌さんは私の発言で頭を悩ましている様でしたが、少ししてまた話始めました。


 「それは追々ってことで……それより、ありがとな」


 「……何が、ですか?」


 「面と向かって怖いって言ってくれて、だよ。変に隠されるよりそうやって吐き出してくれた方が、あたしとしても良いからな。最近ははっきりと、怖いって明言する奴なんていなかったからな」


 ……あぁ、本当に。私は愚かです。こんな優しい人を、色眼鏡で見てしまった。また自虐ばかりが溢れますが、今は忘れます。私がすべきことは、そんな一人反省会じゃなくて―


 「ふふっ……なら、また一緒に心霊スポットに来てくれますか? 私のこと、また守ってくれますか?」


 「フッ……心配しなくても、いくらでも付き合ってやるよ。こいつも、お前も、あの死神も、酔狂でやってないって分かったからな」


 そうです。こんなチャンス、もう二度とやってこない。真尋さんを、ウエンさんを、詩歌さんを逃してはいけないのです。私が幸せになるためには、この人達の力が必要なんです。そのためになら、例え幽霊が見えなくても、知っているだけでも、私は幽霊に立ち向かいます。


 それが、私が見つけた道標だから。


 「……それより、真尋さんの家まで後20分くらいあるんですけど、行けますか?」


 「そろそろ、足が限界だ……! 重ぇんだよ、こいつ……!」


 「あ、もうちょっとでコンビニがあります。一度そこで休みましょうよ」


 さっきまでの気まずさはどこへやら、私たちは談笑しながら歩き続きました。まだちょっとだけ距離はあるけど、私と詩歌さんは少しだけ仲良くなれた様な気がします。


 それと! コンビニでポカリを奢ってくれました! やっぱり、この人はいい人です!

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