この作品、私は、他サイトで知っていまして、結構な人気作である事も知っていまして、カクヨムでも「もっと」読まれるべきだと思いまして、レビューを書かせてもらいます。
話としては、とある「勇者」がとある「事情」で魔王になるわけですが、まぁ、そういう所は、この物語の魅力ではないです。なんというか、この物語は「戦記」ものです。少なくとも私はそう思っています。
前半は、なんというか、普通の話が続くのですが、徐々に「戦記」ものとしての性格が明確になってきて、とくにですね、46話の攻城戦の迫力といったら、もう、しびれちゃいます。
髄所に作者のこだわりがみえる「戦記」もの。とみる事ができれば、最高の一冊だと私は思います。「戦記もの」が好きな人は、序盤でブラバしないこと!先生との約束ですよ!これ。