ほな、ぼちぼち、いこか!
第11話 では、そろそろ参ります。
さて、そろそろ、映画の批評、参りましょう。
この映画「太陽の子」の特質は、何と申しましても、1945年という、日本という国にとってはあまりにも「非日常」な状況下にあった時代の、しかし、日常の状況をうまく描きとっていることにあると言えましょう。
この作品の肝はそれに連動しておりますが、「色」ですな。
これにこだわって、制作されたようであります。
よく見ていくほどに、非日常な、あるいは極限状態な、大向こうを張ったと言いましょうか、そういう場面を極力排除し、あくまでも、今の私たちの生活と変わらぬ日常を、描き切っているのです。
これは私の個人的な印象です。
東寺の五重塔ですか、そのシーンが何度か出て参るのですが、これね、映像の色合いが、何とも言えんのですよ。
そんなわけで、次話より、裏話のようなことではなく、あくまでも作品に関して、述べて参る所存であります。
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