第10話 確率10分の1で創作関連者? それも「御縁」!

 今から述べるネタというのは、実に「恣意的」とか何とか、そんなのを通り越したレベルの話ですが、まあそもそも、統計上有意なんかになるわけもないお話ね。


 同じ小学校の同じクラスにいた男子20人のうち、1人が映画監督、1人が小説家になっている。

 よって、その小学校に通う男子からは、20分の2、すなわち10分の1の確率をもって、創作関連の仕事に就く可能性がある。


 それは、いくらなんでも、なかろうなって思うでしょう。

 天下の灘中や灘高あたりなら、ひょっと、それに近い(あるいはそれを上回る)事象が起きているクラスが、過去をたどればどこかにあるかもしれんわな(苦笑)。

 だけど、岡山の公立の小学校、いくら「文教地区」と言われている地域の小学校とはいえ、これがどの地域のどの学校にも通用するなんて、さすがにあり得ない。

 まあ、一言で言って、こんなものは「誤差の範囲」でしかなかろう。


 とはいえ、この偶然というのも、発生してしまえば、必然ってことになる。

 あくまでも、この事例に限って、の話だけどね。

 事実は何より重いってこっちゃ。

 発生してしもうたものは、しょうがなかろう、ってね(苦笑)。


 しかし、これも、御縁なのでしょう。

 実に、ありがたい御縁だと思います。

 こういう御縁は、大切にしなきゃね。

 そうしていれば、また道も開けよう。


 そんなわけで、割に周辺のあちこちから述べまくってきましたが、そろそろ、私の同級生の黒崎博君が云々よりも、黒崎博氏が監督を務めた映画そのものにスポットを当てて、論じて参る所存であります。

 あまり期待しないで、待っていてください。

 では。

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