第106節 誠実に生きる

こんにちは、メンタルコーチのLilyです。今週もよろしくお願いします!


この「メンタルコーチな彼女」というお話がサッカー部のお話でしたので、私はサッカー選手のことを中心に話しているのですが、アスリートというくくりで見たら、他の競技の方も同じですし、もっと言えば「生き方」という面ではどんな人にでもメンタルの考え方というのは当てはまるではないかなと思っています。


成功しているサッカー選手は、サッカー選手としてはもちろんですが、アスリートとしても一流だなと思いますし、人としても尊敬できます。

サッカー選手だからサッカーだけできればいいでしょと思う人もいると思います。確かに、サッカーがとてもうまければ、多くの人に注目されます。いいクラブに声をかけてもらえるかもしれません。

ですが、せっかくいいクラブに行っても周りの人から「この選手と一緒にやりたい」と思ってもらえなければパスが来ないのです。「この人のためにいいアドバイスをしたい」「この人のためにサポートしたい」そう思ってもらわなければ、いい支援は受けられません。やはりいい選手というのはサッカー選手としても、人としても魅力がある、ということではないでしょうか。


自分が目指す超一流の選手、そこに既に到達している選手はいったいどんな人だろう。それを想像してみることが、自分がその超一流に近づくための近道ではないかなと最近思っています。


どんな練習をしているんだろう?

どんな生活をしているんだろう?

どんな考え方をしているんだろう?

どんな活動をしているんだろう?

どんなメンタルを持っているんだろう?


例えば、プロ選手は何かしらの社会貢献こうけん活動をしていることが多く、それらがメディアにもよく取り上げられていますし、最近は選手自身からもそういった発信が見られます。

病気の子どもたちを訪問したり、経済的理由から十分な教育を受けられない子供たちのサポートをする団体を立ち上げたり、学校に備品びひん寄付きふしたり。

もちろん、それは「プロだから」「お金があるから」ということもあるでしょう。そこまでの金銭的余裕がない、時間的余裕がない、子どもだから力がない、コネもない。そう思うかもしれません。全く同じことはできないかもしれません。それでも、そこに近づきたいと思って、行動することはできます。

電車の中で体の不自由な方を見かけたら席をゆずる。困っている人に声をかける。ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に入れる。自分のできる範囲のことでいいのです。そのあこがれの人に少し近づきたいと思って行動することで、あなたの中で何かが変わるかも。


自分のあこがれの選手、目標とする選手がどんな人間かを想像したり、インタビュー記事などから推測すいそくすることで、自分がどう生きていくかを考えるきっかけになるかもしれませんね!

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