第103節 目標の先にあるもの

こんにちは、メンタルコーチのLilyです。今週もよろしくお願いします!


目標ってゴールという言葉だって柑那かんなが言ってましたね。

ですが、ゴール=終わり、ではないんですよね。


ゴールが終わりとなってしまうと、その先に行けなくなってしまうんですよね。


例えば、プロになること、テストや試験に合格することだけが目標になってしまうと、プロになった時点で満足してしまう。資格を取って満足してしまう。プロになってもそこで活躍する方法が分からないし、せっかく資格を取ってもそれで何をするかのイメージができない、ってことになってしまう。


なんでこんなことを言うかというと、プロになることが目標で、その先のことを考えていなかった選手に会ったことがあるからなんです。本人に聞いたわけではないから、本当にそうなのかはわかりません。私の憶測おくそくです。けど、インタビューとか言動を見ているとそんな気がしてきた、のです。正確に言うと、その選手がほとんど試合に出ることもなく引退した時に、「この選手はプロになることがゴール(=終着点)になってしまっていて、プロになってから何をするかをイメージできていなかったのではないのかな」って思ったんですよね。

だから、ただ目標を立てるだけではなくて、目標をゴールとしたとしても、その場所で自分がどうなっていきたいのか、そこからどんなことをしたいのかという、ゴールのその先までを考えておかないとね、ってことなんです。逆にそういうゴールの先が見えている選手は、しっかり活躍していると感じます。


例えば、私もメンタルについて勉強したり、メンタルコーチという資格をとったりしていますが、それは資格を取ることが目的だったのではなくて、その知識や経験をかして、アスリートの支えになったり、アスリートがもっと輝くためにサポートしたいって思ったからなんだよね。そのいろいろ講習を受けたり勉強したりしたことの結果として、資格を頂いたけど、それはあくまで形の問題。変な話、資格なんかなくても選手にたよられるコーチになれるなら、それでもいいと思うんだ。

私自身が、この人に相談すればなんとかなるような気がする、安心できる、もっと活躍できるようになれる! って思っていただけるようなコーチになりたいなーなんて、そんなことを考えています!

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メンタルコーチな彼女 ー 彼女と、僕と、サッカー部 Lily-ゆりっぺ @lily_mentalcoach

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